子供部屋の間仕切りにパネルドアは最適?費用対効果と選び方のポイント

部屋の間仕切り。 パネルドア(アコーディオンカーテン)どうでしょうか? フリースペースを仕切って、子供部屋(女の子)にしたいと考えています。 壁を作ってドアをつけると、金額もかかりますし、 パネルタイプのアコーディオンカーテンが安上がりでいいかな?と考えております。 取り付け箇所は、幅1800 高さ2300です。 下が空いているので、そこがちょっと気にはなりますが・・ ご助言ください。

パネルドア(アコーディオンカーテン)で子供部屋を作るメリット・デメリット

間仕切りとしてパネルドア(アコーディオンカーテン)を採用することは、費用を抑えつつ子供部屋を確保したいというご要望には有効な手段です。しかし、メリットとデメリットをしっかり理解した上で検討することが重要です。

メリット

  • 低価格: 壁やドアを設置するよりも圧倒的に安価です。DIYで設置できる製品も多いので、さらにコストを抑えることができます。
  • 手軽な設置: 専門業者に依頼する必要がなく、比較的簡単に設置できます。賃貸住宅でも、原状回復が容易な点がメリットです。
  • 省スペース: 開閉時に場所を取らないため、狭い部屋でも有効活用できます。閉じた状態でも圧迫感が少なく、開放的な空間を保ちやすいです。
  • デザインの豊富さ: 様々なデザイン、素材、カラーのパネルドアが販売されており、女の子の部屋に合う可愛らしいデザインを選ぶことができます。ピンクやパステルカラーなど、女の子が喜びそうなデザインも豊富です。
  • 光と空気の透過性: 完全に仕切られるわけではなく、ある程度の光と空気が通るため、閉鎖的な空間になりにくいのもメリットです。ただし、遮光性や防音性には期待できません。

デメリット

  • 防音性・遮光性の低さ: 壁とドアに比べて防音性や遮光性が低いため、隣室の音や光が気になる場合があります。特に、睡眠を妨げられる可能性がある場合は注意が必要です。
  • 下部が開いていることによる安全性: 小さなお子さんにとって、下部が開いている状態は危険が伴います。小さなおもちゃや物が下に落ちてしまう可能性や、子供が下に潜り込んでしまう可能性も考慮する必要があります。
  • 耐久性の低さ: 壁やドアと比べると耐久性が低く、頻繁な開閉や強い衝撃によって破損する可能性があります。特に、活発なお子さんを持つご家庭では注意が必要です。
  • 隙間からの冷暖房の漏れ: パネルとパネルの隙間から冷暖房が漏れるため、省エネ効果は期待できません。冬は寒く、夏は暑くなりやすいです。
  • デザインの限界: 壁やドアと比べるとデザインのバリエーションは限られます。完全に理想のデザインを実現するのは難しい場合があります。

幅1800mm、高さ2300mmのパネルドア選びと設置に関する注意点

幅1800mm、高さ2300mmというサイズは、一般的なパネルドアのサイズ範囲内です。しかし、設置場所の状況によっては、注意が必要な点があります。

サイズ確認と採寸

  • 正確な採寸: 設置場所の幅と高さを正確に測り、パネルドアのサイズと比較してください。多少の誤差は許容範囲内ですが、大きな誤差があると設置できません。
  • ドアの開閉スペース: パネルドアを開閉する際に必要なスペースを確保しているか確認してください。特に、壁際などに設置する場合は、十分なスペースが必要です。
  • 天井高: 天井高が2300mm以上あることを確認してください。不足している場合は、パネルドアが設置できません。

下部が開いていることへの対策

下部が開いていることが気になるという点については、いくつかの対策があります。

  • パネルドアの下部にマットやラグを敷く: 安全性を高め、防音効果も多少期待できます。デザイン性の高いマットを選ぶことで、お部屋の雰囲気もアップします。
  • パネルドアの下部にカーテンをつける: 既製品のパネルドアに合うカーテンを取り付けることで、下部の隙間を隠すことができます。遮光性や防音性を高める効果も期待できます。
  • DIYで下部を塞ぐ: DIYスキルがあれば、木材やアクリル板などを利用して下部を塞ぐことも可能です。ただし、専門知識が必要なため、自信がない場合は専門業者に依頼しましょう。

女の子の部屋に合うデザイン選び

女の子の部屋に合うデザインを選ぶことは、空間の雰囲気を大きく左右します。

  • カラー: ピンク、パステルカラー、ホワイトなど、女の子が好むカラーを選びましょう。ピンク系のパネルドアは、可愛らしさと落ち着きを両立できるためおすすめです。
  • 柄: 花柄、リボン柄、キャラクター柄など、女の子が好きな柄のパネルドアを選びましょう。ただし、柄が派手すぎると、部屋が狭く感じられる可能性があるため、注意が必要です。
  • 素材: 木目調、布製など、様々な素材のパネルドアがあります。木目調は自然な雰囲気、布製は柔らかな雰囲気を演出できます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、パネルドアは費用対効果の高い間仕切り方法ですが、長期的な視点で考えると、壁とドアを設置した方が良いケースもあります。特に、将来的に子供部屋の広さを変更したり、部屋の用途を変えたい場合は、壁とドアの方が柔軟に対応できます。

パネルドアは、あくまで一時的な間仕切りとして考えるのが良いでしょう。お子さんの成長に合わせて、将来的なリフォームも視野に入れて計画を立ててください。

まとめ

パネルドアは、子供部屋の間仕切りとして費用を抑え、手軽に設置できる魅力的な選択肢です。しかし、防音性や遮光性、安全性などのデメリットも理解した上で、ご家庭の状況に最適な選択をしてください。 女の子の部屋に合う可愛いデザインを選んで、お子さんが快適に過ごせる空間を演出しましょう。 下部の隙間が気になる場合は、マットやカーテンなどを活用して対策を講じることをお勧めします。

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