子供部屋の鉛筆落書き、消しゴムで広がった…どうすれば綺麗になる?効果的な掃除方法と予防策

子供部屋の鉛筆の落書きが落ちません。。。重曹スプレーでこすってみた所取れなかったので消しゴムで消そうと試みたのですが更に広がってしまい汚くなってしまいました。。。綺麗にする方法ご存知の方教えてください。お願いいたします。

お子さんのいるご家庭では、壁や家具への鉛筆の落書きはよくある悩みですよね。重曹スプレーを試されたとのことですが、残念ながら鉛筆の芯は油性成分を含んでいるため、重曹だけでは落ちにくい場合があります。さらに、消しゴムでこすってしまうと、芯が壁面に広がり、かえって汚れが目立ってしまうことも。今回は、鉛筆の落書きを綺麗に落とす方法と、再発防止策を詳しくご紹介します。

鉛筆の落書き除去:効果的な掃除方法

鉛筆の落書きは、素材によって最適な掃除方法が異なります。まずは、落書きの場所と素材を確認しましょう。壁がクロス、ペンキ、木材など、家具が木、プラスチック、金属など、素材によって適切な洗剤や道具が異なります。

クロス壁の場合

クロス壁はデリケートなため、強い洗剤を使うと変色や傷みの原因となります。まずは、以下の方法を試してみてください。

  • 消しゴム(練り消しゴム): 軽くこすり、広がらないように注意しながら少しずつ落とします。普通の消しゴムより練り消しゴムの方が、壁を傷めにくい傾向があります。
  • メラミンスポンジ: 水で濡らし、軽く絞ってから優しくこすり洗いします。研磨力が高いので、こすりすぎるとクロスを傷める可能性があります。目立たない場所で試してから使用しましょう。
  • マジックリンなどの油汚れ用洗剤: 少しだけ洗剤をつけた柔らかい布で、優しく拭き取ります。洗剤は直接クロスにつけず、布に少量つけてから使用しましょう。拭き取った後は、必ず乾いた布で拭いて水分を完全に取り除いてください。
  • 専門業者への依頼: 上記の方法で落ちない場合は、クロス張替えの専門業者に相談することをおすすめします。プロの技術で綺麗に修復してもらえます。

ペンキ壁の場合

ペンキ壁はクロス壁より頑丈ですが、それでも強い洗剤は避けるべきです。以下の方法を試してみましょう。

  • 中性洗剤:ぬるま湯で薄めた中性洗剤を柔らかい布につけ、優しく拭き取ります。その後、きれいな水で洗い流し、乾いた布で拭いてください。
  • 歯磨き粉: 研磨効果のある歯磨き粉を少量使い、優しくこすり洗いします。その後、水で洗い流し、乾いた布で拭いてください。
  • ペイントクリーナー: ペンキの種類によっては、専用のペイントクリーナーが効果的です。使用する前に、目立たない場所で試してから使用しましょう。

木製の家具の場合

木製の家具は、傷つきやすいので注意が必要です。

  • 消しゴム(練り消しゴム): クロス壁と同様、練り消しゴムで優しくこすります。
  • 木工用クリーナー: 家具の素材に合った木工用クリーナーを使用します。必ず使用前に目立たない場所で試してから使用しましょう。
  • サンドペーパー: 細かい目のサンドペーパーで軽く研磨します。研磨後は、ワックスなどで仕上げると綺麗になります。ただし、傷つきやすいので、慎重に作業する必要があります。

落書きの予防策:子供部屋のインテリアと工夫

落書きを完全に防ぐのは難しいですが、予防策を講じることで、発生頻度を減らすことができます。

落書きしやすい場所を特定し対策する

お子さんがよく落書きする場所を把握し、対策を立てることが重要です。例えば、壁の一角に黒板シートを貼ったり、専用の落書きボードを用意するのも有効です。また、家具の表面に保護シートを貼るのも良い方法です。

子供にも理解できるルールを作る

お子さんに、どこには落書きしてはいけないのかをきちんと伝え、ルールを理解させましょう。絵を描く時は、専用の場所を使うことを習慣づけることが大切です。褒めて伸ばすことも忘れずに。

インテリア選びのポイント

インテリアを選ぶ際にも、落書きへの対策を考慮しましょう。例えば、汚れが目立ちにくい色や素材を選ぶことが重要です。ベージュアイボリーなどの淡い色は、汚れが目立ちにくいためおすすめです。また、撥水加工が施された壁紙や家具を選ぶのも良いでしょう。さらに、拭き取りやすい素材の家具を選ぶことで、掃除の手間を軽減できます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「子供部屋のインテリアは、子どもの成長に合わせて変化していくものです。落書きは、子どもの成長の証でもあります。しかし、それが壁一面になってしまうと困りますよね。そこで、落書きしやすい場所を限定し、その場所をデザインの一部として捉えることも有効です。例えば、黒板塗料で壁の一部を塗装したり、大きなロール紙を貼って自由に描けるようにするのも良いでしょう。そうすることで、子どもは自由に表現でき、親も掃除の手間を軽減できます。」とのことです。

まとめ

鉛筆の落書きは、適切な方法で対処すれば綺麗に落とすことができます。しかし、何より大切なのは、予防策を講じることです。お子さんと一緒に落書き防止策を考えてみるのも良い思い出になります。今回ご紹介した方法を参考に、快適な子供部屋を実現してください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)