子供部屋の照明選び:6.4畳の北側部屋に最適なワット数と明るさ

子供部屋の照明のワット数をアドバイスください。北側の6.4畳の部屋を子供部屋として使用しています。先日、それまでの照明が壊れたので、オーソドックスなシーリングライトを設置しました。30W+32Wです。初めての設置のときに、そんなに明るくないなという印象を持ちました。そこで、このライトをもう一つの部屋に移設し、この部屋用に32W+40Wのライトを買おうかと考えています。10W明るくなるのですが、この違いは、お明るいなと感じますでしょうか?というか、そもそも子供部屋がそんなに明るい必要、明るければいいという問題でしょうか?大は小を兼ねるので、計72Wを明るすぎれば、弱めれば(?)いいはなしかなとも思います。どんなもんですかねねえ。

子供部屋の照明:明るさに関するよくある疑問と解決策

北側の6.4畳の子供部屋に最適な照明のワット数について、ご心配ですね。30W+32Wのシーリングライトでは暗いと感じられたとのこと、そして72Wへのアップグレードを検討されているとのことですが、ワット数だけで明るさを判断するのは少し難しいです。 明るさだけでなく、光の色温度照明器具の種類部屋の明るさなども重要な要素となります。

ワット数と明るさの関係:LED照明の時代

まず、重要なのは、現在の照明器具がLEDなのか白熱灯なのかということです。白熱灯と比較してLEDは消費電力が少なく、同じワット数でもLEDの方がはるかに明るいです。 質問文からはLEDであることが推測されますが、念のため確認しておきましょう。もし白熱灯であれば、LEDへの交換を強くお勧めします。省電力で長寿命、そして明るさも確保できます。

明るさの単位:ルーメン(lm)で考えよう

ワット数よりも、ルーメン(lm)という明るさの単位で照明を選ぶことをお勧めします。ルーメンは光の明るさを表す単位で、ワット数よりも正確に明るさを比較できます。 シーリングライトを選ぶ際には、パッケージに記載されているルーメン値を確認しましょう。一般的に、6.4畳の部屋には約3200ルーメンが目安と言われています。

光の色温度:子供部屋に適した色温度とは?

明るさだけでなく、色温度も重要な要素です。色温度はケルビン(K)で表され、数値が低いほど暖色系、高いほど寒色系になります。

* 2700K~3000K:暖色系の温かみのある光。リラックス効果が高く、寝室やリビングに適しています。子供部屋にも落ち着きを与え、安らかな眠りを誘う効果が期待できます。
* 3000K~5000K:中間色系の自然光に近い光。勉強や作業に適しており、子供部屋にも広く使われています。集中力を高める効果も期待できます。
* 5000K以上:寒色系の明るい光。作業効率を高める効果がありますが、長時間使用すると目が疲れる可能性があります。子供部屋にはあまり適していません。

子供部屋には、3000K~4000Kの中間色系がおすすめです。勉強や遊び、睡眠など、様々な用途に対応できます。

北側の部屋の明るさ対策:窓からの採光を最大限に

北側の部屋は、南側の部屋と比べて日照時間が短く、どうしても暗くなりがちです。そのため、照明選びだけでなく、窓からの採光を最大限に活かす工夫も重要です。

* カーテンやブラインド:明るい色のカーテンやブラインドを選び、日中の光を遮らないようにしましょう。レースカーテンなどを併用して、プライバシーを守りつつ光を取り込むのも効果的です。
* 鏡の活用:鏡を壁に設置することで、光を反射させ、部屋全体を明るく見せることができます。特に、窓の近くに設置すると効果的です。
* 家具の配置:家具の配置にも気を配り、窓からの光を遮らないようにしましょう。

照明器具の種類:シーリングライト以外の選択肢も検討してみよう

シーリングライト以外にも、間接照明スタンドライトなどを組み合わせることで、より快適な空間を作ることができます。

* 間接照明:壁や天井に光を当てることで、柔らかな光を作り出せます。リラックス効果が高く、子供部屋にもおすすめです。
* スタンドライト:机の上などに置くことができるので、読書灯や勉強灯として活用できます。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、72Wというワット数は、6.4畳の子供部屋としてはやや明るすぎる可能性があります。 明るすぎる環境は、かえって子供の集中力を妨げたり、睡眠の質を低下させる可能性があります。 まずは、3200ルーメン程度の明るさを目指し、色温度は3000K~4000Kのものを選ぶことをお勧めします。 必要に応じて、間接照明などを加えることで、より快適な空間を演出できます。

まとめ:子供部屋の照明選びのポイント

子供部屋の照明選びは、明るさだけでなく、色温度や照明器具の種類、部屋の構造なども考慮する必要があります。 ワット数にこだわるよりも、ルーメン値を確認し、色温度を適切に選び、窓からの採光を最大限に活かすことを心がけましょう。 必要に応じて、間接照明などを組み合わせることで、より快適で、子供にとって最適な空間を作り上げることができます。

  • ルーメン(lm)を基準に照明を選ぶ
  • 色温度(K)は3000K~4000Kがおすすめ
  • 窓からの採光を最大限に活かす
  • 間接照明などを活用して、明るさを調整する
  • 必要に応じて専門家(インテリアコーディネーターなど)に相談する

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