子供の落書きから壁紙を守る!簡単除去法と予防策

子供が部屋の壁紙にボールペンで落書きしてしまいました。落とすのになにか良い方法はないでしょうか?アドバイスお願いします。

ボールペン汚れの応急処置と壁紙の種類の見分け方

お子さんのいたずらで壁紙にボールペンで落書き…そんな時は、まず落ち着いて対処しましょう。焦ってゴシゴシこすると、逆に汚れが広がったり、壁紙を傷めてしまう可能性があります。 まずは壁紙の種類を見極めることが大切です。壁紙の種類によって適切な対処法が異なります。

壁紙の種類を見分ける方法

大きく分けて、紙系の壁紙とビニール系の壁紙があります。

* 紙壁紙:比較的柔らかく、爪で軽く引っ掻くと跡が残ることがあります。吸水性が高いのが特徴です。古くから使われている一般的な壁紙です。
* ビニール壁紙:表面がツルツルしており、水に強く、汚れが付きにくいのが特徴です。比較的新しい住宅やマンションに多く使われています。爪で引っ掻いても跡が残りにくいのが特徴です。

見分け方は、壁紙の端を少し剥がして確認する方法もありますが、壁紙を傷めてしまう可能性があるので、まずは以下の方法を試してみましょう。

* 水滴を垂らしてみる:紙壁紙は水を吸収してシワになります。ビニール壁紙は水を弾きます。
* 爪で軽く押してみる:紙壁紙は跡が残りやすいです。ビニール壁紙は跡が残りづらいです。

応急処置:ボールペン汚れの初期対応

壁紙の種類が判明したら、適切な対処法を選びましょう。まずは、汚れを拡大させないための応急処置が重要です。

* すぐに拭き取らない:ボールペンのインクが乾く前に拭き取ろうとすると、逆にインクが広がる可能性があります。まずはインクを乾燥させてから対処しましょう。
* 触らない:インクをこすったり、触ったりしないようにしましょう。

紙壁紙へのボールペン汚れの除去方法

紙壁紙はデリケートなので、優しく丁寧に落とすことが重要です。

消しゴムを使う

消しゴムで優しくこすり落とす方法です。消しゴムは、プラスチック製の消しゴムよりも、練り消しゴムの方が壁紙を傷めにくいのでおすすめです。軽くこすり、インクが薄くなってきたら、新しい部分を使ってこすりましょう。強くこすりすぎると壁紙が傷む可能性があるので注意が必要です。

メラミンスポンジを使う

メラミンスポンジは、研磨力が高いので、インクを落とすのに効果的です。しかし、強くこすりすぎると壁紙が傷む可能性があるので、水で濡らし、軽くこする程度にしましょう。使用後は、必ず乾拭きをしてください。

家庭用洗剤を使う

中性洗剤を薄めた液を、綿棒や柔らかい布に含ませ、軽く叩くようにして汚れを落とします。強くこすると壁紙が傷むので注意が必要です。洗剤を使用する際は、目立たない場所で試してから使用しましょう。

専門業者に依頼する

上記の対処法を試しても落ちない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。専門業者であれば、適切な方法で汚れを落とすことができます。

ビニール壁紙へのボールペン汚れの除去方法

ビニール壁紙は比較的汚れが落ちやすいですが、それでも強くこすりすぎると傷んでしまう可能性があります。

マジックリンなどの研磨剤入りの洗剤を使う

マジックリンなどの研磨剤入りの洗剤を、柔らかい布に少量つけて、優しくこすり洗いします。研磨剤の粒子が大きすぎると壁紙を傷める可能性があるので、粒子が細かいものを選びましょう。使用後は、必ず水拭きをしてから乾拭きしてください。

アルコールを使う

無水エタノールなどのアルコールを、綿棒に少量つけて、優しく叩くようにして汚れを落とします。アルコールは揮発性が高いので、使用後は換気をしっかり行いましょう。

クリーナーを使う

市販の壁紙クリーナーを使用するのも有効です。壁紙の種類に合ったクリーナーを選び、使用方法をよく確認してから使用しましょう。

落書き防止策:予防が大切!

二度と落書きされないように、予防策も考えておきましょう。

子供専用の落書きスペースを作る

子供に専用の落書きスペースを用意してあげましょう。黒板やホワイトボード、大きな画用紙などを用意すれば、自由に落書きをすることができます。

落書きしやすい場所への対策

子供がよく落書きする場所に、保護シートを貼るのも有効です。透明な保護シートであれば、壁紙のデザインを損なうことなく、落書きから守ることができます。

子供とルールを決める

子供と落書きに関するルールを決めて、守らせるようにしましょう。ルールを決めるときは、子供にも参加させて、一緒に考えましょう。

まとめ:壁紙の汚れは早めの対処が重要

壁紙のボールペン汚れは、早めの対処が大切です。上記の方法を試しても落ちない場合は、専門業者に相談しましょう。また、予防策を講じることで、将来のトラブルを防ぐことができます。 お子さんの成長とともに、インテリアも変化していくものです。今回を教訓に、よりお子さんにも安全で、そして親御さんも安心できるインテリア空間を築いていきましょう。

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