子供の上京と賃貸トラブル…社長と不動産会社への対応策

お聞かせください。先月末に、子供が都内で就職が決まり上京致しました。その際、私どもは末の子のアパートに同居することを望みましたが、入社する会社の社長の方から、24時間体制のため会社のある場所の近くに部屋を借りて欲しい。と言われ納得し、では、引っ越しも大変だろうと、電化製品完備みたいな部屋はないですか?とご相談したところ、”そんなところはお金が高いから、仕事上つながりのある不動産屋を紹介するから、条件を話してさがしてもらえ!”とのことでした。ありがたく思い、お言葉に甘え何件か候補物件を見て回り、その中の一件に決め契約完了させお金も支払(社長の紹介ということで、不動産屋の紹介手数料¥15000ほど安くしてくれた)、生活に必要なものも送りどうにか生活できる状態までこぎつけ、ホッとしたのもつかの間、仕事に行きだした子供が”辞めたい。”と言うようになりまして(辞める理由は今は相談に関係ないので省きます)、社長にも理由を説明したのですが(確かに社長の言うことは筋が通っているところもあり)脅しのような言葉、”100万円返してもらわないといけない!(技術を教えてもらう。と言う名目で100万円実費で納めるか、給料からの天引き)とか、辞めるのなら、紹介した部屋も引き払ってさっさと帰れ!と迫るらしいのです。ただ、100万云々のことはもちろん了承はしていましたし、子供も返済しながら仕事をしていくつもりでした。でも、まだ契約書も出しておらず、採用は1か月適性を見てから決める。となっているので講習も始まってはいないです。だから、それに対しては脅し(意地くそ)で言い方も少しづつ変化してきてるようなのですが、部屋の口利きをしたのはこちらだから、さっさとでてけ!と言われても契約は2年に近いものが残っているのです。不動産屋が引いてくれた手数料を返せ!と不動産屋が言ってくるのなら返しますが、部屋についての契約は大家さんとになると思うのですが、たちの悪い人たちらしく、さっさと帰れ!の一点張りです。子供もいづれはこちらに帰るのかもしれませんが、今は部屋の契約期間満了近くまで社員の口がないか、探しながらバイトでもする。と言っています。私は、仕事を辞めたら部屋のことまでの干渉はおかしいとおもうのですが、アドバイスや、ご意見お願いします。

問題点の整理:社長・不動産会社・賃貸契約

今回の問題は、大きく分けて3つの問題が絡み合っています。

1. **社長との雇用契約に関する問題:** 100万円の返還請求、一方的な解雇通告など、雇用契約に関するトラブルが発生しています。契約書がない状態での雇用関係は不安定です。
2. **不動産会社との契約に関する問題:** 紹介手数料の返還請求の可能性、社長からの圧力による退去強要など、不動産会社との間にも問題が生じる可能性があります。
3. **賃貸契約に関する問題:** 2年近い賃貸契約が残っているにも関わらず、社長から退去を迫られている状況です。

各問題への対応策

1. 社長との雇用契約問題

* **契約書を確認する:** まず、雇用契約に関する書面(契約書、労働条件通知書など)が存在するかどうかを確認しましょう。もし存在しない場合は、労働基準監督署に相談することをお勧めします。
* **労働条件を確認する:** 契約書があれば、労働条件(給与、労働時間、解雇条件など)を確認し、社長の主張が労働基準法に違反していないか確認します。
* **証拠を収集する:** 社長とのやり取り(メール、LINE、録音など)を証拠として残しておきましょう。
* **労働基準監督署への相談:** 社長の行為が違法であると判断される場合は、労働基準監督署に相談し、適切な対応を検討しましょう。脅迫的な発言があれば、警察への相談も検討してください。
* **弁護士への相談:** 問題が複雑な場合や、法的措置を検討する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。

2. 不動産会社との契約問題

* **契約内容を確認する:** 不動産会社との契約内容を確認し、紹介手数料の返還義務があるかどうかを確認しましょう。通常、紹介手数料は契約成立時に支払われるものであり、契約解除後に返還を求められることは少ないです。
* **社長からの圧力について伝える:** 不動産会社に、社長からの退去強要について伝え、状況を説明しましょう。不動産会社も、このような状況を望んでいない可能性があります。
* **書面でのやり取りを心がける:** 不動産会社とのやり取りは、できる限り書面で行い、記録を残しておきましょう。

3. 賃貸契約問題

* **賃貸契約書を確認する:** 賃貸契約書をよく確認し、解約条件、違約金などを確認しましょう。
* **大家さんへの相談:** 社長からの圧力について、大家さんに相談しましょう。大家さんも、このような状況を望んでいない可能性があります。
* **弁護士への相談:** 契約期間中に退去を迫られた場合、違約金が発生する可能性があります。弁護士に相談し、適切な対応を検討しましょう。

具体的なアドバイス

* **冷静に対応する:** 感情的に対応せず、冷静に状況を判断し、対応しましょう。
* **証拠をしっかり残す:** メール、LINE、録音など、証拠となるものをしっかり残しておきましょう。
* **専門家に相談する:** 問題が複雑な場合は、弁護士や労働基準監督署などに相談することをお勧めします。
* **親身になって相談できる人に話す:** 状況を客観的に見てくれる友人や家族などに相談し、気持ちを整理しましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、社長の行為にはいくつかの法的問題が含まれる可能性があります。

* **不当解雇:** 契約書がない状態での解雇は、不当解雇に該当する可能性があります。
* **脅迫:** 100万円の返還請求や退去強要は、脅迫罪に該当する可能性があります。
* **損害賠償請求:** 社長の行為によって、経済的損害が発生した場合は、損害賠償請求を行うことができます。

これらの問題を解決するためには、弁護士に相談し、適切な法的措置を検討することが重要です。

まとめ

今回のケースは、雇用契約、不動産契約、賃貸契約が複雑に絡み合った問題です。冷静に状況を判断し、証拠を収集しながら、弁護士や労働基準監督署などに相談し、適切な対応を取ることをお勧めします。 焦らず、一つずつ問題を解決していくことが重要です。

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