子供のアレルギーとフローリングカーペット:和室のダニ対策と改善策

アレルギーが悪化してしまっています 新しいアパートに引っ越してから、子供のアレルギー性鼻炎がひどくなりました。 原因を色々調べてみたところ、畳敷きの和室を子供部屋にしなければならなかったこともあり、子供の汚し防止の為にフローリングカーペットを敷いたことが原因ではないかといわれました。 以前は完全フローリングでアレルギーもおちついていたので、数万円だして新しく購入したのでショックです。 主人にも話したのですが、主人がどうしても気になるのは、フローリングカーペットを敷くと畳とカーペットの間にダニが繁殖するのはわかるが、そのフローリング(シートに木材が接着されているタイプのもので、ビニールタイプのフローリング風の模様のものではありません)で完全にたたみを覆っているのに、そこを通過してダニが舞い上がるのか、ということだそうです。私もそこが疑問です。 カビ、ダニにアレルギーのある子供が夜寝る前になるとくしゃみを連発し、鼻が通らなくなります。 しかし、なぜか日中その部屋で遊んでいてもそこまで酷い症状はでません。 もしフローリング材さえも通過してくるのであればこれが原因の可能性は高そうですが・・・。 布団は、以前つかっていたものと同じで、ダニを通過させない布団と布団カバーを使っています。 他に特に使っているものを変えていません。あとは押入れが広くなったくらいですが、それも原因かと気になって掃除機もこまめにかけています。 ダニは畳の上に敷いたフローリングも通過して空中に舞い上がるものなのでしょうか? 北海道なので、畳の上に何も敷かないというのはこれからの季節とても寒いです・・・ フローリングの部屋はあるのですが、暖房が届きにくくリビングから見えない部屋なので子供部屋向きではなくて。 家具を全部入れ替えてでも、子供部屋をそちらのフローリングの部屋に変えたほうが症状がでないならそうしようと思っているんですが・・・できればこちらの和室を子供部屋にしておきたいので、このままの状態で打開できる何かいい方法はないかと思っています。 布団乾燥機をフローリングカーペットの上で暖め、掃除機をしても意味がないでしょうか? もしくはアレルギー物質に特化した空気清浄機を買えば効果が期待できますか? いっそ畳にして、丸洗いできる大きさの絨毯ラグに変えてしまったほうがいいのか・・ ちなみにカーペットを頻繁に剥がして乾燥させたりというのは物理的に難しくてできそうもありません。

フローリングカーペットとダニ・アレルギーの関係

新しいアパートへの引っ越しとフローリングカーペットの設置をきっかけに、お子さんのアレルギー性鼻炎が悪化したとのこと、大変心配ですね。ご主人のご指摘の通り、フローリングカーペットの下にダニが繁殖することは十分考えられます。しかし、フローリング材自体をダニが通過して舞い上がるということは、通常は考えにくいです。

ダニは、畳やカーペットの繊維の間に生息し、その死骸やフンがアレルゲンとなります。フローリングカーペットを敷いたことで、畳とカーペットの間にダニが繁殖し、夜間、活動が活発になる時間帯に、空気中にアレルゲンが舞い上がり、症状が悪化している可能性が高いと考えられます。日中は活動が比較的少ないため、症状が軽いかもしれません。

原因究明と具体的な対策

まずは、原因を特定するために以下の点を確認してみましょう。

1. ダニの有無の確認

* 専門業者によるダニ検査:最も確実な方法は、専門業者に依頼してダニの検査を行うことです。ダニの種類や密度を調べてもらうことで、対策を立てる上で重要な情報となります。
* 目視による確認:フローリングカーペットを剥がして、畳の表面やカーペットの裏側を注意深く観察してみましょう。ダニの死骸やフンが見られるかもしれません。

2. その他のアレルゲン

ダニ以外にも、カビやハウスダストなどもアレルギー症状を引き起こす可能性があります。

* カビの有無の確認:畳や壁、押入れなどにカビが生えていないか確認しましょう。湿気対策が重要です。
* ハウスダスト対策:こまめな掃除、布団の乾燥、空気清浄機の活用など、ハウスダスト対策を徹底しましょう。

3. 対策

ダニ対策として、以下の方法が有効です。

* フローリングカーペットの交換:ダニが繁殖しやすい素材のカーペットは、アレルギー症状の悪化につながります。ダニの侵入を防ぐ効果のある、防ダニ加工が施されたカーペットへの交換を検討しましょう。
* 畳の掃除と乾燥:畳は、掃除機や専用の畳クリーナーで定期的に清掃し、天日干しや除湿機で乾燥させましょう。
* 空気清浄機:高性能な空気清浄機は、ダニの死骸やフン、カビ胞子などを除去するのに効果的です。特に、HEPAフィルターと活性炭フィルターを搭載した機種を選びましょう。アレルギー物質に特化した機種を選ぶのも良いでしょう。
* 布団乾燥機:布団乾燥機は、布団だけでなく、カーペットの乾燥にも有効です。ただし、完全にダニを除去できるわけではありません。
* 定期的な清掃:和室全体を定期的に掃除機で清掃し、湿気を溜めないようにしましょう。

和室を子供部屋として使用する際の工夫

北海道という寒冷な地域では、畳の上に何も敷かないのは現実的ではありません。しかし、フローリングカーペットを敷くことでダニの問題が発生している可能性が高いので、他の解決策を検討する必要があります。

1. 防ダニ・抗菌加工のカーペット

ダニやカビの繁殖を抑える効果のある、防ダニ・抗菌加工が施されたカーペットを選ぶことが重要です。素材は、通気性の良い天然素材や、ダニが繁殖しにくい化学繊維を選ぶと良いでしょう。

2. 絨毯ラグの活用

丸洗いできる絨毯ラグを敷くのも一つの方法です。ただし、ラグの下にダニが繁殖する可能性もあるため、定期的な清掃と乾燥が必要です。

3. その他の工夫

* 除湿対策:除湿機や換気を活用し、部屋の湿度を常に低く保つことが重要です。
* 定期的な清掃:掃除機やダニ取りシートなどを活用し、こまめな清掃を行いましょう。
* 布団の乾燥:布団乾燥機で定期的に布団を乾燥させ、ダニの繁殖を防ぎましょう。

専門家の意見

アレルギー専門医に相談することで、より的確なアドバイスを受けることができます。お子さんの症状や生活環境を詳しく説明し、適切な治療法や生活改善策を提案してもらいましょう。

まとめ

お子さんのアレルギー症状の改善のためには、ダニ対策を徹底することが重要です。フローリングカーペットの交換、畳の清掃・乾燥、空気清浄機の活用、そして定期的な清掃など、複数の対策を組み合わせることで効果を高めることができます。それでも症状が改善しない場合は、専門医への相談をおすすめします。 状況に応じて、子供部屋を変えることも検討しましょう。

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