姉の部屋との間仕切りに!防音性の高い壁・パネル選びと後付け防音化の完全ガイド

いい防音の壁だかパネルだかは無いでしょうか?私の部屋は姉の部屋と繋がっています。(ドアは二つ。12畳部屋を6畳と6畳で分けています。)着替えるとかそういうのは気にしていないのですが、人も呼びますし楽器もやりますので防音の壁を立てられたらなと思っています。そこで防音性の高い壁やパネルで仕切れば、気にならないのではと思いました。ちょっと調べてみたところ、枠や柱を立ててそこに板や防音素材をはめるというのは見ました。ですがもう少ししっかりした、据付の壁はないかと思っています。割と安くて、部屋の仕切りになるようなものはないでしょうか。色などはあまり気にしていません。壁紙かなにかやらポスターやらで繕う予定です。それと、後付の防音化で何かアドバイスを教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。

1. 6畳間の仕切りに最適な防音壁・パネルの種類

姉の部屋との間仕切りに、防音効果の高い壁やパネルを設置したいとのことですね。12畳の部屋を6畳ずつに仕切る場合、既存のドアに加えて新たな防音壁を設置することで、より効果的な防音対策が期待できます。 いくつかの選択肢とそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

1-1. 既製品の防音パネル

手軽に設置できる既製品の防音パネルも選択肢の一つです。ホームセンターや通販サイトで様々な種類が販売されています。

  • メリット:手軽に購入・設置できる、比較的安価なものが多い
  • デメリット:防音性能は設置方法やパネルの種類によって大きく異なる、完全に音を遮断するのは難しい、デザインが限られる場合がある

厚さや素材、構造によって遮音性能が大きく変わるため、購入前に遮音等級(dB)を確認することが重要です。 厚みのあるパネルほど、一般的に防音効果は高くなります。

1-2. オーダーメイドの防音壁

より高い防音性能を求めるなら、専門業者に依頼してオーダーメイドの防音壁を作成するのがおすすめです。

  • メリット:高い防音性能を実現できる、部屋のサイズやデザインに合わせた製作が可能、遮音等級を指定できる
  • デメリット:費用が高額になる、製作期間が必要になる

専門業者に相談することで、楽器の種類や演奏レベル、必要な遮音性能などを考慮した最適な設計・施工が可能になります。

1-3. DIYによる防音壁

DIYで防音壁を作ることも可能です。しかし、防音性能を確保するためには専門的な知識と技術が必要になります。

  • メリット:費用を抑えられる可能性がある
  • デメリット:防音性能が不十分になる可能性がある、専門知識・技術が必要、施工に時間がかかる

DIYに挑戦する場合は、事前に十分な情報収集を行い、適切な材料を選び、丁寧な施工を行うことが重要です。失敗すると防音効果が期待できないだけでなく、構造上の問題を引き起こす可能性もあります。

2. 防音壁の選び方のポイント

防音壁を選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。

2-1. 遮音等級(dB)を確認する

防音性能を示す指標として、遮音等級(dB)があります。数値が高いほど防音性能が高くなります。 楽器演奏など、高い防音性能を求める場合は、40dB以上の遮音等級のパネルを選ぶことをおすすめします。

2-2. 素材を確認する

防音パネルには、石膏ボード、グラスウール、吸音材など様々な素材が使われています。それぞれの素材には特性があり、防音効果や価格、耐久性などが異なります。 例えば、グラスウールは吸音性に優れていますが、断熱性も高く、防音効果を高めるために重要な役割を果たします。

2-3. 設置方法を確認する

パネルの設置方法も防音性能に影響します。 しっかりとした枠組みを作り、パネルを隙間なく設置することが重要です。 専門業者に依頼する場合は、施工方法についても確認しておきましょう。

2-4. デザインと予算

防音性能だけでなく、デザインや予算も考慮する必要があります。 既製品のパネルはデザインが限られる場合がありますが、オーダーメイドなら自由にデザインできます。予算に合わせて、最適な選択肢を選びましょう。

3. 後付け防音化のアドバイス

防音壁の設置以外にも、後付けで防音性を高める方法があります。

3-1. 窓の防音対策

窓は音が伝わりやすい部分です。防音カーテンや防音窓フィルムなどを活用することで、防音性を高めることができます。

3-2. ドアの防音対策

ドアの隙間から音が漏れるのを防ぐために、ドアのすき間を埋めるテープや、防音シールなどを活用しましょう。

3-3. 床の防音対策

床からの音漏れを防ぐために、防音マットやカーペットなどを敷くのも効果的です。

3-4. 吸音材の活用

壁や天井に吸音材を取り付けることで、室内の反響音を減らし、防音効果を高めることができます。 吸音材は様々な種類があり、デザイン性も高いものも存在します。

4. 専門家の意見

防音工事は専門知識が必要なため、DIYで完璧な防音効果を得るのは難しい場合があります。特に楽器演奏など、高い防音性能が必要な場合は、専門業者に相談することをお勧めします。専門業者は、部屋の構造や音源、必要な遮音性能などを考慮し、最適な防音対策を提案してくれます。

5. まとめ

姉の部屋との間仕切りに防音壁を設置する際には、遮音等級、素材、設置方法、デザイン、予算などを考慮して、最適な製品を選びましょう。 DIYも可能ですが、専門業者に依頼することでより高い防音性能と安心を得られます。後付けの防音対策も併用することで、より効果的な防音環境を実現できます。 まずは、ホームセンターや専門業者に相談し、具体的なプランを立ててみましょう。

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