妊娠中のデグーとの生活:安心安全なインテリアと飼育環境の整え方

デグーについて 現在♂2匹のデグーを飼っています。つい最近ですが、自分自身の妊娠が発覚しました。現在2か月です。 そこで質問なんですが、今後テグーと一緒に生活するために、妊婦として気をつけることはありますか? 今はなるべく掃除、エサやりなどはお任せしています。部屋は同じですが・・ やはり接触、掃除、エサやりなどは避けたほうがよろしいでしょうか? 妊娠発覚前は普通に掃除、エサやりなどしていました。 何かアドバイスあればおねがいします。 カテどちらがいいかわからなかったのでこちらで質問させていただきました。

妊娠中のデグーとの安全な暮らし方:リスクと対策

妊娠中は、免疫力の低下やホルモンバランスの変化によって、普段は問題ないことでも健康に影響を与える可能性があります。デグーとの生活においても、細心の注意が必要です。特に、トキソプラズマ症のリスクに注意しましょう。

トキソプラズマ症への対策:徹底した衛生管理

トキソプラズマ症は、猫の糞便などに含まれる寄生虫が原因で起こる感染症です。デグー自身は感染しても症状が出にくい場合が多いですが、妊娠中の女性が感染すると、胎児に先天性感染症を引き起こす可能性があります。そのため、以下の対策が重要です。

  • デグーのケージの掃除は、必ず手袋をして行いましょう。掃除後には、石鹸と流水で手を十分に洗い、消毒液で消毒することもおすすめです。
  • デグーのエサやりや水替えの後も、必ず手洗いと消毒を徹底しましょう。
  • デグーの糞や尿に触れた可能性のある場所(ケージ周辺など)も、こまめに清掃しましょう。
  • デグーに触れた後、食べ物や飲み物を口にする前に、必ず手を洗いましょう。
  • 妊娠中は、デグーの砂浴び用の砂に触らないようにしましょう。砂浴び砂は、寄生虫の卵が付着している可能性があります。

これらの対策を徹底することで、トキソプラズマ症のリスクを大幅に減らすことができます。

ストレス軽減のためのインテリアと環境整備

妊娠中は、精神的なストレスも避けたいものです。デグーとの生活がストレスになるようであれば、一時的に飼育環境を見直すことも検討しましょう。

  • デグーのケージを寝室から離す:デグーの鳴き声や動きが気になる場合は、寝室とは別の部屋にケージを移動しましょう。ケージの設置場所には、直射日光や冷暖房の風が直接当たらない場所を選びましょう。
  • 騒音対策:デグーのケージの近くに、騒音を吸収する素材のインテリアを配置するのも効果的です。例えば、厚手のカーテンやカーペット、観葉植物などがおすすめです。これらのアイテムは、同時に室内の空気を浄化し、リラックス効果も期待できます。
  • アロマの活用:ラベンダーなどのリラックス効果のあるアロマオイルを使用するのも良いでしょう。ただし、デグーに影響がないことを確認し、使用量に注意が必要です。アロマは、デグーのケージから離れた場所で使用するようにしましょう。
  • 家族への協力を得る:デグーの世話は、家族に協力してもらいましょう。妊娠中は無理をせず、休息を優先することが大切です。

インテリア選びのポイント:安全と快適さを両立

妊娠中は、より安全で快適な空間を意識したインテリア選びが重要です。

床材:滑りにくい素材を選ぶ

妊娠中は、バランス感覚が変化し、転倒しやすくなります。床材は、滑りにくい素材のものを選びましょう。カーペットや絨毯、天然木を使用するなど、足元が安定する工夫をしましょう。

照明:目に優しい光を選ぶ

妊娠中は、ホルモンバランスの変化によって、視力や目の疲れを感じやすくなります。照明は、目に優しい暖色系の光を選ぶのがおすすめです。また、明るすぎず暗すぎない、適度な明るさを保つことが大切です。

家具:安定感のあるものを選ぶ

妊娠中は、お腹が大きくなり、体勢が変化します。家具は、安定感のあるものを選び、転倒の危険性を減らすようにしましょう。また、角が丸みを帯びている家具を選ぶことで、万が一ぶつかった場合の怪我のリスクを軽減できます。

空気清浄機:空気の質を改善

空気清浄機を使用することで、室内の空気の質を改善し、快適な環境を作ることができます。特に、ペットを飼っている家庭では、空気中のホコリや花粉、ペットの毛などを除去する効果があります。

専門家への相談

不安なことがあれば、獣医さんや助産師さんなどに相談しましょう。

まとめ

妊娠中のデグーとの生活は、細心の注意が必要です。トキソプラズマ症への対策を徹底し、ストレスを軽減するための環境整備を行い、安全で快適な空間を心がけましょう。そして、何よりも大切なのは、不安なことがあれば、すぐに専門家に相談することです。

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