妊娠中から始める小鳥との生活:文鳥、小桜インコ、オカメインコを比較

文鳥か小桜インコかオカメインコを飼いたいと思っています。現在妊娠六ヶ月の妊婦です。今月一杯で仕事を辞める予定で、昼間一人で家に居ても淋しいので、手乗りの小鳥を育ててみたいと思っています。因みに猫やハムスターは経験がありますが、小鳥は初心者なので勉強中です。教えて頂きたいのは、①「手乗りにするならヒナから」と聞きますが、初心者が冬にヒナをお迎えするのは無謀だと思いますか?保温対策をしっかりすれば大丈夫ですか?②どの子が一番飼いやすいですか?初心者であること、夫が色々アレルギーを持っていることを考えると、体の小さい文鳥さんが良いでしょうか…鳴き声や噛み癖はどうですか?(赤ちゃんにヤキモチを妬いて荒れたりしますか?)③乳幼児がいる環境での飼育経験者の方、経験上のアドバイス等あればお願いします。こまめな掃除や手洗い、赤ちゃんが産まれたら部屋を分ける等、衛生面は気をつけて飼おうと思っています。よろしくお願いします。

妊娠中と乳幼児期における小鳥飼育のポイント

これから小鳥を迎え入れようと考えている妊婦さん、そして赤ちゃんが生まれることを控えている皆さんにとって、小鳥との生活は心温まるものとなるでしょう。しかし、同時に責任と準備も必要です。この記事では、文鳥、小桜インコ、オカメインコそれぞれの特徴を比較し、妊娠中や乳幼児がいる環境での飼育について、具体的なアドバイスを提供します。

① 冬のヒナ迎え入れと保温対策:初心者は大丈夫?

「手乗りにするならヒナから」というのは、確かに鳥と強い絆を築く上で有効な方法です。しかし、冬にヒナを迎えることは、初心者にとって難易度が高いと言えるでしょう。特に保温対策は非常に重要です。

ヒナに必要な保温環境

* 適切な温度:ヒナは体温調節機能が未発達です。室温は25~30℃を目安に、ヒーターや保温電球などを用いて、常に適切な温度を保つ必要があります。温度計は必須です。
* 寒さ対策:ケージ全体を覆う保温カバーを使う、ケージを風の当たらない場所に置く、など寒さから守る工夫が必要です。
* 乾燥対策:ヒーターを使用すると空気が乾燥しやすいため、加湿器を使用したり、ケージ内に水入れを置くなどして、湿度を保ちましょう。

初心者が冬にヒナを迎える際の注意点

* 経験者のサポート:初めてヒナの飼育をする場合は、経験者からアドバイスを受けることが重要です。
* 24時間体制:ヒナは夜間も保温が必要です。24時間体制で様子を見れる体制を整えましょう。
* 緊急時の対応:病気やケガに対応できるよう、近隣の動物病院を事前に調べておきましょう。

結論として、冬にヒナを迎えることは、保温対策を万全にしてもリスクが伴います。経験者や専門家のサポートを受けながら、十分な準備をしてから迎え入れることをおすすめします。

② 文鳥、小桜インコ、オカメインコ:飼いやすさを比較

文鳥、小桜インコ、オカメインコ、それぞれに個性があり、飼いやすさにも違いがあります。

文鳥

* サイズ:小型で、ケージもコンパクトにできます。
* 性格:比較的おとなしく、人懐っこい個体が多いです。しかし、警戒心が強い面もあります。
* 鳴き声:さえずりは比較的静かです。
* アレルギー:羽毛やフンによるアレルギーの可能性は他の種類と変わりません。
* 飼いやすさ:初心者にも比較的飼いやすい種類です。

小桜インコ

* サイズ:文鳥よりやや大きめ。
* 性格:活発で好奇心旺盛。人懐っこい個体も多いですが、気が強い面もあります。
* 鳴き声:比較的大きな声で鳴くことがあります。
* アレルギー:文鳥と同様、アレルギーの可能性はあります。
* 飼いやすさ:文鳥と比べると、少し世話が大変かもしれません。

オカメインコ

* サイズ:小桜インコよりさらに大きめ。
* 性格:人懐っこく、愛情表現も豊かです。比較的おとなしい種類ですが、甘噛みをすることがあります。
* 鳴き声:比較的大きな声で鳴くことがあります。
* アレルギー:文鳥や小桜インコと同様、アレルギーの可能性はあります。
* 飼いやすさ:比較的飼いやすい種類ですが、ケージも大きめが必要です。

夫のアレルギーを考慮すると、体の小さい文鳥が最も良い選択肢かもしれません。しかし、アレルギー反応は個体差がありますので、実際に触れ合う機会があれば、アレルギーテストを行うことをお勧めします。

③ 乳幼児がいる環境での飼育:衛生面と安全面

乳幼児がいる環境での小鳥飼育は、衛生面と安全面に細心の注意が必要です。

衛生面

* こまめな掃除:ケージの掃除は毎日行い、糞や食べ残しをこまめに取り除きましょう。
* 手洗い:小鳥に触れた後は必ず手を洗いましょう。
* 部屋の換気:こまめな換気を行い、空気を清潔に保ちましょう。
* 鳥かごの設置場所:赤ちゃんの手の届かない場所に設置しましょう。
* 定期的な消毒:ケージや周辺の環境を定期的に消毒しましょう。

安全面

* ケージの安全:ケージが倒れたり、赤ちゃんがケージに近づいたりしないように、安全な場所に設置しましょう。
* 鳥の安全:赤ちゃんが鳥を触ったり、驚かせたりしないように注意しましょう。
* 部屋の分離:赤ちゃんが生まれてからは、鳥と赤ちゃんを別の部屋で飼育することを検討しましょう。
* 噛みつき対策:小鳥が噛みつく可能性があるので、注意が必要です。特に赤ちゃんが近づかないように注意しましょう。

専門家のアドバイス

獣医や鳥類飼育の専門家に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることが可能です。

まとめ:準備と覚悟を持って、小鳥との生活を始めましょう

妊娠中や乳幼児がいる環境での小鳥飼育は、大変な面もありますが、大きな喜びも与えてくれます。 今回のQ&Aが、皆さんの小鳥との幸せな生活のスタートに役立つことを願っています。 十分な準備と覚悟を持って、小鳥との生活を始めてください。

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