妊娠した野良猫を保護!夜泣きと不安への対処法

夜分遅くに申し訳ありません。 明後日の台風が過ぎるまで匿おうと今日拾った猫が今になってなきやまなくてどうしていいかわからないのです。 擦り寄ってきてくわーくわーと鳴くのですが 何をしてあげればいいかわかりません。 猫はメス 妊娠しているようでお腹がとても大きく食欲旺盛です。 しかし今晩は手の平サイズの缶詰2缶食べているのでこれ以上与えていいのかわかりません。 また部屋の扉の前や窓の前でないたり戸に爪を立てたりします。 出してあげたいのですが親に内緒で拾ったのでベランダくらいなら大丈夫ですが部屋からは出してあげられません。 また彼女は妊娠中でかなりお腹も大きい為普通より何か特別しなきゃいけないことなどあるのでしょうか? 詳しい方、体験した方おりましたらぜひ教えてください。

妊娠猫の夜泣きと不安への対処法

台風で不安になっている妊娠猫ちゃんを保護してくださったんですね。猫は環境の変化に非常に敏感です。特に妊娠中はストレスを受けやすく、夜泣きや落ち着きのなさの原因になります。まずは、猫ちゃんが安心できる環境づくりを心がけましょう。

安心できる空間を作る

  • 静かな場所を用意する:人の往来が少ない、静かな部屋の一角に、猫専用のベッドやクッションなどを用意しましょう。 段ボール箱でも構いません。隠れ家のような空間が安心感を高めます。
  • 暖かく、安全な場所を確保する:猫は寒さに弱いため、特に妊娠中は体温維持が重要です。暖かいタオルやペット用ヒーターなどを用意し、寒さ対策を万全にしましょう。また、猫が安全だと感じる高い場所(キャットタワーなど)も用意すると安心します。
  • フェロモン製品を使う:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)は、猫を落ち着かせ、安心感を与える効果があります。スプレータイプやディフューザータイプがあり、状況に合わせて使い分けましょう。
  • 優しく語りかける:猫に優しく語りかけたり、撫でたりすることで、安心感を与えられます。ただし、猫が嫌がっている場合は無理強いしないようにしましょう。

食事について

手のひらサイズの缶詰2缶は、妊娠中の猫にとっては少なすぎる可能性があります。妊娠中は栄養価の高い食事が必要で、食欲も旺盛になります。 しかし、急にたくさん食べさせると消化不良を起こす可能性もあるため、少しずつ増やしていくのが大切です。

  • 高栄養価のフードを選ぶ:妊娠猫用のフードは、通常のフードよりも栄養価が高く、必要な栄養素がバランスよく含まれています。ペットショップなどで購入できます。
  • 少量ずつ、こまめに与える:一度に大量に与えるのではなく、少量ずつ、こまめに与えるようにしましょう。 猫の様子を見ながら、適切な量を調整してください。
  • 新鮮な水を用意する:常に新鮮な水を用意し、脱水症状を防ぎましょう。
  • 獣医への相談:猫の健康状態や食事量について不安な場合は、獣医に相談することをお勧めします。妊娠中の猫の適切な食事管理についてアドバイスをもらえます。

妊娠猫の特別なケア

妊娠中の猫は、通常の猫よりも多くの注意が必要です。

出産への準備

出産が近くなると、猫は落ち着きがなくなり、巣作り行動(安全な場所を探して隠れたり、何かを噛み砕いたりする行動)をすることがあります。

  • 出産箱を用意する:段ボール箱に柔らかい布などを敷いた出産箱を用意しましょう。猫が落ち着いて出産できる場所を提供することが大切です。
  • 清潔な環境を保つ:出産箱は清潔に保ち、定期的に清掃しましょう。衛生的な環境は、母猫と子猫の健康を守る上で非常に重要です。

出産後のケア

出産後も、母猫と子猫の健康管理が必要です。

  • 栄養価の高い食事:母猫は授乳のために多くの栄養を必要とします。高栄養価のフードを与えましょう。
  • 安静を確保する:母猫と子猫は安静を保てるように、静かな環境を確保しましょう。
  • 獣医への定期的な検診:出産後も、獣医への定期的な検診を受け、母猫と子猫の健康状態を確認しましょう。

親への相談と今後のこと

親御さんに内緒で保護しているとのことですが、猫の健康状態や今後のことを考えると、正直に相談することをお勧めします。 妊娠中の猫の世話は大変なため、家族の協力が必要となる場合もあります。

  • 状況を説明する:猫を保護した経緯や、妊娠していること、世話に困っていることを正直に説明しましょう。
  • 協力を求める:猫の世話に協力してもらえるようにお願いしましょう。
  • 里親探し:猫が無事に出産し、子猫が成長したら、適切な里親を探すことも検討しましょう。

インテリアとの関連性:猫が落ち着ける空間づくり

猫が落ち着いて過ごせる空間づくりは、インテリアにも大きく関わってきます。 例えば、猫が登れるキャットタワーを設置したり、猫がくつろげるベッドやクッションを用意したりすることで、猫にとって安全で快適な空間を作ることができます。 また、猫が落ち着ける色合いのインテリアを選ぶことも効果的です。 オレンジなどの暖色系は、猫をリラックスさせる効果があると言われています。 ただし、猫の性格や好みによって、最適な色は異なります。

専門家の意見

獣医や動物行動学の専門家によると、妊娠中の猫は特にストレスに弱く、安心できる環境と適切なケアが不可欠です。 不安な場合は、すぐに獣医に相談することが重要です。 早めの対応が、母猫と子猫の健康を守ることに繋がります。

まとめ

妊娠した猫の保護は、責任と覚悟が必要です。 しかし、適切なケアをすることで、母猫と子猫の健康を守ることができます。 不安なことがあれば、獣医や動物保護団体などに相談しましょう。 そして、家族にも協力をお願いし、猫たちが幸せに暮らせるようサポートしてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)