夫の火災による死亡と火災保険金の請求に関するご相談

主人が事務所での火災で他界しました。捜査で自殺とされました。この1年心療内科に通院していましたが、保険会社からは「精神的な錯乱状態によるものとは考えられない。」と、火災保険支払い拒否されました。 事務所の全焼により主人が他界しました。消防と警察の捜査で灯油をまいたあとがあり、自殺とされました。実はその2ヶ月前には部屋で七輪を炊き、救急車を呼んだりしました。その事自体あとで主人に聞いても「覚えがない」と言っていました。自宅では仕事も休んで私もしばらくは目を離さないようにして、それでも心配で遠くに住む主人の父にしばらく来てもらいました。だいぶ良くなってきた矢先のことでした。子供も3人いるし、自営業の仕事も順調で、借金もありません。私達をおいてそんなコトするなんて、精神的におかしかったとしか思えません。心療内科ではうつ病とは診断されませんでしたが、個人病院で1ヶ月に一度、ずっと同じ薬をもらっていました。保険会社からは「受診していた病院で話を聞いたが、精神的に自分のしていることがわからなくなっていたとは思えない。こちらで弁護士とも相談した結果、保険金は支払えない。」と言われましたが、納得できません。こちらでも弁護士に相談したほうがいいでしょうか。ちなみにその建物共済には15年ほど加入しています。保険額は火災時で1000万で家財の特約が500万ついています。誰に相談していいのかわかりません。よろしくお願いいたします。補足 子供3人まだ学生です。主人のぶんまで頑張っていこうと思ってやっと立ち直り、いろいろな手続を開始したところです。本当に何からしなければいけないのか無我夢中です。真剣に悩んでいます。誹謗中傷はご遠慮願います。

ご主人様のご冥福をお祈りいたします

まずは、ご主人様のご逝去に心よりお悔やみ申し上げます。突然の出来事、そして保険金請求の拒否という辛い状況の中、お子様3人を抱えながら、ご自身も大変なご苦労をされていることと思います。この状況下で、冷静に判断し、行動することは非常に困難です。しかし、ご自身とご家族の未来のために、一つずつ問題を解決していく必要があります。

火災保険金請求拒否の理由と対応策

保険会社は、ご主人の死亡原因を自殺と断定し、精神的な錯乱状態によるものではないと判断したため、保険金の支払いを拒否したとのことです。しかし、ご主人が2ヶ月前に七輪を炊いたことや、心療内科に通院していた事実など、精神状態に不安があった可能性を示唆する情報があります。保険会社は、ご主人の主治医への聞き取り調査を行ったと述べていますが、その内容や、弁護士との相談内容については詳細が不明です。

重要なポイント:証拠集めが不可欠です

この状況では、ご自身で弁護士に相談することが最善の策です。弁護士は、保険会社との交渉、必要な証拠の収集、そして法的措置の検討を支援します。

具体的には、以下の証拠を集めることが重要です。

  • ご主人の通院記録(診断書、処方箋など):精神状態に関する客観的な証拠となります。
  • ご主人と主治医との会話記録(あれば):ご主人の精神状態に関する主治医の証言を得るための重要な証拠です。
  • ご主人の行動記録(日記、メモなど):ご主人の精神状態の変化や、事件に至るまでの経緯を把握するのに役立ちます。
  • ご近所の方や知人からの証言:ご主人の普段の様子や、事件前後の様子に関する証言は、精神状態を推測する上で重要です。
  • 火災現場の写真や動画:火災状況や、自殺を示唆する証拠の信憑性を検証するのに役立ちます。
  • 警察の捜査報告書:自殺と断定された根拠を確認する必要があります。

これらの証拠を基に、弁護士は保険会社と交渉し、保険金の支払いを求めます。交渉が不調に終わった場合は、裁判による解決も視野に入れる必要があります。

弁護士選びのポイント

弁護士を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 保険金請求の専門知識:保険金請求に関する豊富な経験を持つ弁護士を選びましょう。
  • 対応の丁寧さ:ご自身の状況を丁寧に聞いてくれ、分かりやすく説明してくれる弁護士を選びましょう。特に、ご自身の精神状態も考慮し、寄り添ってくれる弁護士を選ぶことが重要です。
  • 費用:弁護士費用は、成功報酬型と時間制の2種類があります。それぞれのメリット・デメリットをよく理解し、ご自身の状況に合った料金体系の弁護士を選びましょう。

弁護士会などのホームページで、弁護士を検索することができます。複数の弁護士に相談し、信頼できる弁護士を選びましょう。

その他、必要な手続き

保険金請求以外にも、様々な手続きが必要となるでしょう。

  • 死亡届の提出:お住まいの市区町村役場へ提出します。
  • 相続手続き:ご主人の遺産の相続手続きが必要です。相続人は、配偶者と子供たちです。
  • 年金の手続き:遺族年金などの手続きが必要です。
  • 事業の整理:ご主人の事業を引き継ぐか、整理するかの判断が必要です。

これらの手続きは、行政書士や税理士などの専門家の協力を得るのも良いでしょう。

心のケアも大切です

このような辛い状況では、ご自身の心のケアも非常に大切です。

  • 信頼できる友人や家族に相談する:一人で抱え込まず、周りの人に話を聞いてもらうことが重要です。
  • 専門機関に相談する:カウンセラーや精神科医に相談することで、心の負担を軽減することができます。
  • お子さんのケア:お子さんたちの心のケアも忘れずに行いましょう。学校や専門機関に相談するのも良いでしょう。

まとめ

ご主人の火災による死亡と保険金請求の拒否という大変な状況ですが、弁護士に相談し、適切な証拠を集めることで、解決への糸口を見つけることができる可能性があります。一人で抱え込まず、専門家や周りの人に相談し、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

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