夫の母との同居と仏壇の置き場所問題:インテリアと心の落ち着きを両立させる方法

最近夫の母親と同居することになり我が家で生活することになりました。 実はこの家は私の母と同居するつもりでかなりの援助をしてもらい新築をし、母の部屋もつくりしばらく同居していたのですが、夫との折り合いが悪く母は出て行き、最近再婚いたしました。 我が家は二階部分が道路に面しており、玄関やキッチンリビング、和室、トイレがあり、階下にお風呂、一階のトイレ、私の母の部屋、息子の部屋、寝室があり、私の父の仏壇が一階の母の部屋にあります。 転居してきた義母は二階部分の和室に仏壇などを置き自分の部屋にしてしまいました。 このうちを建てた時、二階和室に仏壇をおきたいという私の母に夫は二階はそんなものはおきたくない、リビングの一部だからと言い、母は仕方なく階下の自分の部屋におきました。しかし自分の親の仏壇は何のためらいもなく二階和室に置いたのです。 私は階下にある父の仏壇がかわいそうでなりません・・ 一家にふたつの仏壇があると いうこともよくないと聞いたこともありますし今のままでもよいものなのか悩んでいます。 私はひとりっこですし、ましてや母の嫁ぎ先にも仏壇はもっていけません 今のような状態で仏壇を置いていても差障りはないのでしょうか?

同居と仏壇:複雑な感情とインテリアの調和

ご自身の複雑な心情、そしてインテリアにおける仏壇の配置問題、よく分かります。新築されたお家、そしてご両親との関係性、義母との同居…様々な要素が絡み合い、悩ましい状況ですね。まずは、ご自身の感情を大切にして、解決策を探っていきましょう。 仏壇は単なるインテリアではなく、ご先祖様への供養の場であり、家族の心の拠り所でもあります。その配置には、宗教的な側面だけでなく、家族の感情や心理的なバランスも考慮する必要があります。

仏壇の配置:風水とインテリアの観点から

風水では、仏壇の配置は非常に重要視されます。一般的には、静かで落ち着いた場所に、北向きか東向きに置くのが良いとされています。しかし、ご自宅の間取りや家族構成、そして何よりご自身の気持ちが一番大切です。 現状では、一階に父の仏壇、二階に義母の仏壇と、二箇所に分かれている状態です。これは、風水的に必ずしも良くないとは言い切れませんが、ご自身が「父の仏壇がかわいそう」と感じていることが問題です。インテリアの観点からも、二階と一階に仏壇が分かれていることで、家の雰囲気が分散してしまう可能性があります。

解決策を探る:3つのアプローチ

現状を打開するためには、以下の3つのアプローチを考えてみましょう。

1. 話し合いによる解決:家族の合意形成

まずは、ご主人と義母とじっくり話し合うことが重要です。それぞれの考えや気持ちを丁寧に伝え、互いの理解を深めることが大切です。 例えば、義母に父の仏壇への配慮を伝え、配置場所について話し合ってみましょう。「父の仏壇も大切にしたい」というあなたの気持ちを理解してもらうことが第一歩です。 話し合いの際には、感情的にならず、冷静に事実を伝え、具体的な提案をすることが重要です。例えば、「二階は義母が生活する空間として、一階は私たち家族の空間として、それぞれに仏壇を置くのはどうでしょうか?」といった具体的な提案をすることで、より建設的な話し合いを進めることができます。

2. 仏壇の配置変更:インテリアの再考

話し合いの結果、仏壇の配置変更が必要になった場合は、インテリアの観点からも再考が必要です。例えば、一階の父の仏壇を、より落ち着いた雰囲気の場所に移動させる、もしくは、二階の和室に、両方の仏壇を祀るためのスペースを確保するなど、様々な方法が考えられます。 この際、仏壇のサイズやデザイン、周囲のインテリアとの調和を考慮することが大切です。 落ち着いた色合いの家具や、間接照明などを活用することで、より静かで神聖な雰囲気を演出できます。 例えば、ブラウン系の家具や、落ち着いたトーンの壁紙を使用することで、仏壇がより自然に溶け込む空間を作り出すことができます。

3. 専門家の相談:僧侶やインテリアコーディネーター

話し合いが難航したり、具体的な解決策が見つからない場合は、専門家の力を借りるのも一つの方法です。 僧侶に相談することで、仏壇の配置に関する宗教的な観点からのアドバイスを得ることができます。また、インテリアコーディネーターに相談することで、限られた空間の中で、仏壇とインテリアを調和させるための具体的な提案を得ることができます。 専門家の客観的な意見を聞くことで、より良い解決策を見つけることができるでしょう。

具体的なアドバイス:インテリアと心の安らぎを両立させるために

* 落ち着いた色合いのインテリアを選ぶ:ブラウン、ベージュ、アイボリーなどの落ち着いた色合いの家具やインテリア小物を選ぶことで、空間全体に穏やかな雰囲気を演出できます。特に、仏壇の周囲には、落ち着いた色合いのカーテンや照明などを配置することで、より神聖な空間を作り出すことができます。
* 間接照明を活用する:間接照明は、空間を柔らかく照らし、リラックス効果を高めます。仏壇の周囲に間接照明を配置することで、より落ち着いた雰囲気を演出できます。
* 自然素材を取り入れる:木や竹などの自然素材を取り入れることで、空間全体に温かみと安らぎを与えます。自然素材の家具や小物を選ぶことで、より心地よい空間を作り出すことができます。
* 空気清浄機やアロマディフューザーを使用する:空気清浄機やアロマディフューザーを使用することで、空間の空気を浄化し、リラックス効果を高めることができます。特に、柑橘系の香りや森林浴をイメージさせる香りは、心身を落ち着かせ、安らぎを与えてくれます。
* 定期的な掃除と整理整頓:仏壇の周囲を常に清潔に保つことで、心も清らかになります。定期的に掃除を行い、整理整頓することで、より落ち着きのある空間を保つことができます。

まとめ:心を込めて、そして丁寧に

仏壇の配置問題は、単なるインテリアの問題ではありません。ご家族の思いやりと、ご先祖様への敬意が込められた、大切な問題です。 ご自身の気持ちを大切にしながら、ご主人や義母とじっくり話し合い、最適な解決策を見つけてください。 インテリアの工夫も、心の安らぎにつながる大切な要素です。 落ち着きのある空間づくりを通して、穏やかな家庭生活を送ることができるよう願っています。

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