夫の断捨離を促して、快適な赤ちゃんとの生活を始めよう！

夫が物を捨てられない性分です。今度子どもが生まれるので家の整理整頓をしたいのですがどのように夫を説得したらよいでしょうか。 3ＬＫのアパートに夫婦で住んでいます。転勤族なので荷物をコンパクトにしておきたいのですが、前回の引越時は二人暮らしなのに10tトラック使用という有様！ご近所さんにチクリと言われたことが功を奏して、夫の衣類や雑貨の管理は任せてもらえるようになりました。 (夫から見ると私は捨てすぎですが、黙ってくれています) ただ一番の大荷物になっているのは夫の楽器類と書籍・書類なんです。 4.5畳の部屋を独り占めしています。 1000枚越えのＣＤや壊れた高価なキーボード、ベース、アンプ、楽譜、新入社員の時のメモ紙や10年前に受けた資格試験のテキストなどなど。それらを使っているのならばいいのですが、5年以上一度も使っていない物ばかりです。衣類ならば私が判断できますが、これらを「必要」と言われてしまうと私はどうこうできなくて今まで放置してきました。一生懸命働いてくれて目一杯私を大事にしてくれる、私には勿体ないくらいのいい夫です。夫の思い出の品を大切にしてあげたいのですが、置き場がないから私は結婚時に私物をほとんど捨てたのに・・・という恨みがましい気持ちがちらっと頭をかすめます。夫の荷物を当時の半分にしてもらったので、正直今のままでも「収納が足りなくて暮らせない」なんてことはありません。ただ来年・再来年には確実に来る転勤に備えておきたいんです。赤ん坊とこの大荷物を抱えての引越を想像すると「無理！」という気持ちです。今のままでもいけるという事実があるため私自身夫に強く言うことに気が引けている状態です。どのように夫を説得したらよいでしょうか。

Contents

1 共感と協調から始める断捨離：夫の気持ちと未来像を共有する
2 専門家の力を借りる：整理収納アドバイザーの活用
3 具体的な手順：断捨離を成功させるためのステップ
4 夫を説得する際のポイント
5 まとめ：赤ちゃんとの新しい生活に向けて

共感と協調から始める断捨離：夫の気持ちと未来像を共有する

これから赤ちゃんが生まれるという大きな変化を前に、ご主人の断捨離に悩む気持ち、よく分かります。ご主人は物を大切にする優しい方であり、その気持ちに寄り添いながら、整理整頓を進めていくことが重要です。いきなり「捨てろ！」と言うのではなく、まずご主人の気持ちに寄り添い、共感することから始めましょう。

1. 夫の趣味への理解と尊重

ご主人の楽器や書籍、書類は、単なる「物」ではなく、彼の人生や思い出が詰まった大切なものです。それらを「ゴミ」と片付けるのではなく、彼の趣味や過去への愛情を理解し、尊重する姿勢を示すことが大切です。「あの頃の頑張りが詰まっているんだね」「大切な思い出が詰まっているんだね」など、共感の言葉を積極的に使いましょう。

2. 未来の生活を一緒に描く

赤ちゃんが生まれた後の生活を具体的に想像し、一緒に語り合う時間を取りましょう。 3LDKのアパートに、赤ちゃん用品、ご主人の趣味の品、そして夫婦の生活に必要なものが全て収まるのか、具体的なイメージを共有することが重要です。例えば、赤ちゃんがハイハイするスペース、おむつ替えスペース、ベビーベッドなどを配置した際の部屋のレイアウトを図に描いてみたり、赤ちゃんとの生活を想像した写真や動画を見せたりするのも効果的です。そして、その中でご主人の趣味の品がどのように配置されるのか、そして転勤の際にどれだけの荷物を運ぶことになるのかを具体的に示すことで、現状の荷物の多さが問題であることを自然と理解してもらえるように導きましょう。

3. 具体的な解決策を提案する

「捨てろ」ではなく、「どうしたら整理できるか」を一緒に考えましょう。例えば、以下の提案が考えられます。

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デジタル化： CDは音楽配信サービスに移行、書類はスキャナーでデジタル化し、クラウドストレージに保存する。
レンタルサービスの活用： 使用頻度の低い楽器は、レンタルサービスを利用する。必要な時に借りれば、保管場所の悩みも解消できます。
保管場所の確保： トランクルームを借りる、または、実家に保管してもらうなどの選択肢も提示する。
思い出の整理： 写真や動画で思い出を記録し、物理的な物を減らす。大切な思い出は、形にとらわれず、心の中に残すこともできることを伝えましょう。
段階的な整理： 一度に全てを整理しようとせず、まずは不要な物から少しずつ整理していく。例えば、1ヶ月に1箱ずつ捨てる、など、具体的な目標を設定する。

専門家の力を借りる：整理収納アドバイザーの活用

どうしてもご主人と話し合いで解決できない場合は、整理収納アドバイザーに相談してみるのも良い方法です。専門家の客観的な視点と具体的なアドバイスは、ご主人にも理解しやすいでしょう。アドバイザーは、ご主人の趣味や思い出を尊重しながら、効率的な収納方法や断捨離の方法を提案してくれます。また、アドバイザーと一緒に整理整頓を進めることで、ご主人もモチベーションを維持しやすくなります。

具体的な手順：断捨離を成功させるためのステップ

1. **目標設定:** まずは、転勤までに荷物をどの程度減らすか、具体的な目標を設定しましょう。例えば、「荷物を現在の半分にする」「10tトラックではなく、5tトラックで済むようにする」など、数値目標を立てることが重要です。

2. **分類と選別:** ご主人の所有物をカテゴリー別に分類し、それぞれについて「必要か不要か」「いつ最後に使ったか」などを確認します。 5年以上使っていないもの、壊れていて修理する予定のないものは、思い切って処分を検討しましょう。

3. **デジタル化と保管:** CDや書類などは、デジタル化できるものはデジタル化し、クラウドストレージなどに保存しましょう。大切な書類は、スキャナーでデジタル化し、原本はシュレッダーで処分するのも一つの方法です。

4. **保管場所の確保:** どうしても捨てられないものについては、トランクルームを借りたり、実家に保管してもらうなどの方法を検討しましょう。保管場所を確保することで、自宅のスペースを有効活用できます。

5. **定期的な見直し:** 整理整頓が終わった後も、定期的に見直しを行い、不要になったものを処分していく習慣を身につけましょう。そうすることで、常にスッキリとした状態を保つことができます。

夫を説得する際のポイント

* **共感と理解:** ご主人の気持ちに寄り添い、共感する姿勢を示すことが大切です。
* **具体的な提案:** 「捨てろ」ではなく、「どうしたら整理できるか」を一緒に考え、具体的な提案をする。
* **段階的なアプローチ:** 一気に全てを整理しようとせず、少しずつ進めていく。
* **褒めて励ます:** 小さな成功体験を積み重ね、ご主人を褒めて励ます。
* **感謝の気持ち:** ご主人の協力に感謝の気持ちを伝える。

まとめ：赤ちゃんとの新しい生活に向けて

転勤を控えた状況で、赤ちゃんも生まれるという大きな変化は、ご夫婦にとって大きなチャレンジです。しかし、今回の整理整頓は、単なる「片付け」ではなく、赤ちゃんとの新しい生活をより快適に送るための準備でもあります。ご主人との良好な関係を維持しながら、段階的に進めていくことで、きっと素敵な新生活が待っているはずです。焦らず、一歩ずつ、一緒に頑張りましょう。