夫の実家同居、実家介護、そしてマイホーム…複雑な状況を整理して理想の住まいを見つけよう

どこに住んだらいいか迷っています。現在は賃貸アパートで、夫婦で暮らしています。夫の両親(特にお父さん)から同居しようと言われました。空いている部屋があるから使えばいい、家賃分は今後のために貯めておけということです。私自身、とてもありがたいお話だと思うのですが心配なことが三つあります。ひとつは、夫の家が専業農家で今も時々は手伝いに帰っているのですが一緒住めば、休みの度に手伝わなくてはいけなくなりそうです。私も夫も仕事を持っています。特に夫は時間が不規則な仕事なので体力的な負担が増えると、同居を渋っています。ふたつめは、夫の兄夫婦です。夫の実家は、兄夫婦が継ぐことになっているのですが兄夫婦は仕事の関係で県外に出ています。同居は、兄夫婦が帰ってくるまでの期間限定ですが私たちが住み着いてしまうと、兄夫婦がこのまま帰ってこなくなるのではないかと心配です。(夫の両親も、最終的には兄夫婦と同居するつもりです)みっつめは、私の実家のことです。実家には、母と祖母、母の妹(私の叔母)家族がいます。祖母の介護が必要になれば、介護するのは私の母になりそうです。できれば一緒に住んで母を支えたいのですが、叔母家族がこのまま住み続けるつもりなのかどうかもわかりません。(聞いても「考えていない」と言われます)私には上に二人の兄姉がいるのですが、どちらも家を建てて出てしまっていますし、母は私に面倒をみてほしいみたいです。期間限定とは言え、夫の実家に住むことになれば母が寂しがるのではないかと思うし、もしもそのまま夫の両親と同居することになれば祖母や母のことをどうしようかと不安です。かといって、お父さんの提案をむげに断るのも申し訳ないような気持ちです。期間限定と割り切って同居すべきでしょうか?もしも好きにしていいと言われるなら、夫の実家の近くに家を建てて、祖母や母と同居したいのですが祖母は自分の家で死にたいと言いますし、母も生家を離れるのは嫌そうです。補足長文にもかかわらず、ご意見くださった回答者の方本当にありがとうございます。夫の両親、自分の実家、夫との生活、どれも大切で心が定まらずにいます。子供を産んで育てる環境としては夫の実家の近くが理想なんです。実家同士は車で20分~30分、行き来できない距離ではなくどちらに住んでも今の仕事が続けられます。

複雑な状況を整理し、優先順位をつける

ご自身の状況、本当に複雑で悩ましいですね。夫の実家同居、実家の介護、マイホーム計画…どれも重要な問題が絡み合っています。まずは、これらの問題を一つずつ整理し、ご夫婦で話し合い、優先順位をつけることが大切です。

1. 夫の実家同居のメリット・デメリット

メリット:

* 家賃負担がなくなる
* 将来の貯蓄に繋がる
* 子供を産む・育てる環境として夫の実家近辺は理想的

デメリット:

* 夫の農家手伝いによる時間的・体力的な負担増加
* 兄夫婦との関係性、帰省のタイミング
* 期間限定のはずが、長期化してしまう可能性

2. 実家介護の問題点と解決策

祖母の介護、そして母の負担軽減は重要な課題です。

* 叔母家族の意向確認:叔母家族の今後の生活プランについて、改めて丁寧に話を聞くことが必要です。現状維持なのか、将来的な転居の可能性があるのか、明確にしておくことが重要です。
* 介護サービスの活用:在宅介護サービス(訪問介護、デイサービスなど)の利用を検討しましょう。介護負担を軽減し、母の負担を減らすことができます。
* 高齢者向け住宅の検討:将来的に、祖母が自宅で生活することが困難になった場合、高齢者向け住宅への入居も視野に入れておくべきです。

3. マイホーム計画と理想の住まい

夫の実家近くに家を建てるという選択肢は、子供を育てる環境、そして実家との距離のバランスが良い点で魅力的です。しかし、祖母と母の意向も尊重しなければなりません。

* 祖母と母の意向の尊重:祖母と母が現在の住まいを離れることに抵抗があるのは当然です。無理強いせず、彼らの気持ちを理解し、納得できる解決策を見つけることが大切です。
* 段階的な計画:すぐに家を建てる必要はありません。まずは、祖母の介護状況や叔母家族の意向などを確認し、数年後の状況を予測しながら、段階的に計画を進めていくことをおすすめします。
* 多世代住宅の検討:もし、全員が同じ敷地内に住むことができれば、お互いを助け合いながら生活できる可能性があります。ただし、プライバシーの確保なども考慮する必要があります。

具体的なステップとアドバイス

1. **ご夫婦で話し合う:**まず、ご夫婦でじっくりと話し合い、それぞれの考えや不安を共有しましょう。優先順位をつけることで、より明確な方向性が見えてきます。
2. **専門家の相談:**介護に関する相談は、市町村の介護支援センターなどに相談してみましょう。住宅に関する相談は、住宅相談窓口や建築士に相談することで、具体的なプランを立てることができます。
3. **家族会議を開く:**夫の実家、自分の実家と両方の家族と話し合う機会を持ちましょう。それぞれの状況や考えを共有し、互いに理解を深めることで、より良い解決策が見つかる可能性があります。
4. **時間をかけてじっくり検討する:**住まいに関する問題は、人生における大きな決断です。焦らず、時間をかけてじっくりと検討し、ご夫婦、そして家族にとって最適な選択をしてください。

専門家の視点:建築士の意見

建築士の視点から見ると、多世代住宅は、家族間のコミュニケーションを促進し、介護負担を軽減する上で有効な選択肢の一つです。しかし、プライバシーの確保や、それぞれの世代の生活スタイルの違いなどを考慮した設計が重要になります。また、将来的に介護が必要になった場合の動線設計なども考慮する必要があります。専門家と相談しながら、家族のニーズに合わせた最適なプランを検討しましょう。

まとめ

夫の実家同居、実家介護、マイホーム計画…複雑な問題が絡み合っていますが、一つずつ整理し、優先順位をつけることで、解決策が見えてきます。ご夫婦でよく話し合い、必要に応じて専門家の意見を聞きながら、時間をかけて最適な選択をしてください。焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

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