夫の失踪と借金問題、そして今後の生活:具体的な解決策とアドバイス

夫が会社のお金を使い込み、失踪してしまいました。私もそのときに初めて知ったのですが、取引先の方に借金をしたり、保証人になってもらって、マンションを借りたりしていたようです。家のローンもあるし、他にも以前夫が作った借金で、個人再生申し立てをしたばかりでした。家は、二世帯住宅で、土地は私の親名義、建物はローンや税金の関係で10分の6が私の親、10分の4が夫名義になっています。一年ほど前に、夫が不倫相手の車を飲酒運転して事故を起こし、その時に離婚話が出て、離婚届にサインをして、いつでもだせるようにはしてあります。借りていたマンションも住所がわかったので、行ってみたのですが、オートロックのため、部屋の様子をうかがうこともできず、保証人の方からは、勤務先を通して、滞納された家賃の請求書を私宛に送りたいという連絡がありました。一応、私は保証人ではないし、マンションを借りていたことも知らないのに、そんなことを言われても困りますと伝えましたが・・・もちろん、会社も解雇です。数日前がお給料日でしたが、使い込んでいるお金を相殺するためか、出勤した日までの分も入金はありませんでした。私はパートをしていますが、子供と二人、生活できるほどではありません。主人の飲酒運転の罰金や、それまでの借金のせいで、貯金はありません。社会保険の資格も、今月末でなくなってしまいますし、これからのことを考えると不安で仕方ありません。失踪する4日ほど前には、メールで次の休み(メールが来た日から一週間後)には、子供をプールに連れて行くという話になっていて、そんな気配もなかったので、あまりのことに、どうしていいのか、なにから手をつけていいのか、わからない状態です。まずお聞きしたいのは失踪前にサインをしていた離婚届を、失踪後に提出していいのか(提出可の場合、その前にやるべき事があるか)マンションの保証人でない私が家賃を払わなければいけないのか家や土地の名義などが複雑になっていますが、こういう場合、どうしたらいいのか(夫不在では、名義変更などはできないですよね)会社のお金は、主人が見つからない場合、誰が返済していくのか。(保証人は主人の父のようです)今、何をすべきなのか(漠然としていて申し訳ありません)個人再生の件に関しては、今のところは弁護士さんに現状を伝えてはいます。どうぞよろしくお願いいたします補足早々に御回答頂き、ありがとうございます。今日、保証人の方から、家賃の滞納分の請求書と、保証人が夫に貸したという、敷金等の請求が届きました。夫が借用書などを書いているのかは分かりませんが、離婚前なら、相手は私に請求できるのでしょうか?私からしてみれば、親切心とは言え、家族がいるのにマンションを借りたいと言う夫に、理由もしっかり聞かず、簡単に貸してやったり、保証人になったり、迷惑なのですが…

1.失踪前の離婚届の提出について

まず、失踪前に署名済みの離婚届についてですが、失踪後も提出可能です。ただし、いくつかの点に注意が必要です。

  • 失踪届の提出:夫の失踪届を警察署に提出しましょう。これは、夫の所在不明を公的に証明する重要な手続きです。失踪届は、今後の手続きを進める上で必要となる場合があります。
  • 弁護士への相談:離婚届の提出前に、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、あなたの権利を守り、今後の手続きをスムーズに進めるための適切なアドバイスをしてくれます。特に、財産分与や養育費などの問題については、専門家の助言が不可欠です。
  • 証拠の確保:夫の借金や不倫に関する証拠をしっかり確保しておきましょう。メール、通帳、借用書など、あらゆる証拠を保管し、弁護士に提出します。これらは、離婚協議や財産分与において有利に働く可能性があります。
  • 協議離婚か調停離婚か:失踪届を提出後、協議離婚が可能かどうか検討します。協議が難しければ、家庭裁判所での調停離婚を検討する必要があります。弁護士の助言を仰ぎながら、最適な方法を選択しましょう。

2.マンション家賃の支払義務について

あなたはマンションの保証人ではないため、家賃を支払う義務はありません。保証人の方には、その旨を改めて伝え、書面で回答してもらうことをお勧めします。請求書が届いた場合は、内容証明郵便で反論し、証拠として保管しておきましょう。

3.家と土地の名義変更について

家と土地の名義が複雑な状態ですが、夫の失踪という状況下では、すぐに名義変更を行うことは困難です

  • 相続放棄:夫の失踪が一定期間続いた場合、相続放棄の手続きを検討する必要があります。相続放棄は、夫の借金などの債務を相続しないための手続きです。弁護士に相談し、手続きを進めましょう。
  • 遺産分割協議:夫の失踪後、一定期間が経過すると、相続の手続きが始まります。その際、土地と建物の名義変更を行うためには、相続人(あなたと夫の親族)間で遺産分割協議を行う必要があります。協議がまとまらない場合は、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てることも可能です。
  • 成年後見制度:夫が認知症などの状態であれば、成年後見制度を利用して、財産管理を行うことも検討できます。弁護士に相談し、制度の利用について検討しましょう。

4.会社のお金の返済責任について

会社のお金の使い込みについては、夫の保証人である義父が責任を負う可能性が高いです。しかし、義父が返済能力に乏しい場合、会社側が民事訴訟を起こす可能性も考えられます。

  • 状況把握:まずは、会社からどのような連絡があるか、どのような対応を取るかを弁護士に相談しましょう。
  • 証拠の収集:夫の使い込みに関する証拠を可能な限り収集しておきましょう。これは、今後の対応において重要な役割を果たします。

5.今、あなたがすべきこと

現状では、精神的に非常に辛い状況にあると思われます。まずは、一人で抱え込まず、専門家に相談することが重要です

  • 弁護士への相談:離婚、財産分与、借金問題、相続など、多くの問題を抱えているため、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、あなたの権利を守り、適切なアドバイスをしてくれます。
  • 生活保護の申請:パート収入だけでは生活が困難な場合は、生活保護の申請を検討しましょう。生活保護は、最低限の生活を保障するための制度です。申請手続きは複雑なため、福祉事務所の職員に相談しながら進めましょう。
  • 社会保険:社会保険の資格喪失については、国民健康保険への加入手続きを行いましょう。国民健康保険は、国民皆保険制度の一環として、国民すべてが加入できる保険制度です。
  • 精神的なケア:信頼できる友人や家族、または専門機関に相談して、精神的なケアを受けることも重要です。一人で抱え込まず、周りの人に助けを求めましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで、あなたの状況を正確に把握し、最適な解決策を見つけることができます。弁護士は、法律的な知識に基づいて、あなたをサポートし、権利を守ります。特に、複雑な財産問題や借金問題については、専門家のアドバイスが不可欠です。

まとめ

夫の失踪と借金問題は、非常に複雑で困難な問題です。しかし、一人で抱え込まず、弁護士などの専門家に相談し、適切な対応を取ることで、状況を改善していくことができます。まずは、落ち着いて、一つずつ問題を解決していくことを心がけましょう。

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