夫のアルコール依存症と向き合う、妻の苦悩と解決策

どうしても主人(56歳)に冷たくしてしまいます。主人はアルコール性の肝硬変で、先日食道静脈瘤からの吐血があり3週間ほど入院しました。現在子供二人と主人は、私のアルバイトの給料で扶養している状況で、建築関係の自営をしている主人にはほとんど仕事がありません。そういった状況と、私の冷たい態度に不満があるからか、アルコール依存になり肝硬変になりました。3ヶ月前もお酒が止められない状況から、朝から何日も飲み続け鼻血が止まらなくなるという事がありました。食道に破裂しそうな静脈瘤があると言うことで、結紮手術をしました。これ以上お酒を飲むと危険と言われているにも関わらず、またお酒を常習し、とうとう破裂し吐血してしまいすぐに結紮手術を行い、しばらく入院しました。今回はかなり病状が深刻だと主治医の先生からの話があり、その時は「あ~もっと優しくしておけば良かった」と涙が出てきたんです。この先短い命なら、これからは優しくしようと思いました。しかし病状が安定し退院してきたら、また前の感情が出て来てどうしても冷たい態度を取ってしまいます。正直死んでほしいとまでは思いませんが、一緒に居ることが苦痛です。どうしても、なんで私ばっかりこんなに働かなければいけないの?とか思ってしまい、口を開けば皮肉や嫌味を言ってしまいます。目に入らない所にいてくれれば不満を出さずに済むので気持ちが楽で、その方が家庭が円満(?)に思えます。私的にですが・・・いつもなるべく一緒にいないように別の部屋にいて、必要な時にしか口を聞きていません。子供達も働かない父親、お酒を飲んで飲んで酔いつぶれている姿を見ていたので、同じようにあまり口を聞きません。主人はきっと孤独感を感じ、お酒を飲んでしまうのかもしれません。私さえ気持ちを切り替えればいいのでしょうか・・・割りきって自分が稼いで面倒をみる気持ちになれればいいのでしょうか・・・今更離婚をしても、何の得もないので考えてはいません。何か気持ちを切り替えられるアドバイスがあればお願いします。補足離婚を考えないのは情もありますし、本当の所、家(土地)の事、生命保険(受け取り)の事とかもあります。アルコール依存症の病院には以前診察に行き、入院の手はずは済んでいます。しかし本人は行く気がなくなったようです。今度お酒を飲んだら必ず行くとは言っています。

夫のアルコール依存症と家族への影響

ご主人のアルコール依存症、そしてその深刻な健康状態、経済的な負担、そしてご自身の疲弊した心身…本当に辛い状況にあると思います。ご自身を責める必要はありません。これは、ご本人だけでなく、家族全体が抱える深刻な問題です。

まず、ご主人のアルコール依存症は、単なる「お酒が好き」というレベルを超えた、病気であることを理解することが大切です。 アルコール依存症は、脳の報酬系に影響を与え、アルコールへの渇望を抑えられなくなる病気です。ご主人の行動は、単なる怠惰や悪意ではなく、病気による症状である可能性が高いのです。この理解が、ご自身の感情をコントロールする第一歩となります。

また、お子さんたちもご主人の状態に影響を受けていることが心配です。アルコール依存症の家庭で育つ子供たちは、精神的な負担が大きく、将来にわたって影響を受ける可能性があります。

現状打破のための具体的なステップ

現状を変えるためには、段階的なアプローチが必要です。

1.ご自身の心のケアを優先する

あなたは、経済的な負担だけでなく、精神的な負担も抱えています。まず、ご自身の心のケアを優先しましょう。

* **専門機関への相談:** 精神科医やカウンセラーに相談することで、ご自身の感情を整理し、対処法を学ぶことができます。 地域の相談窓口や、アルコール依存症の家族のための支援団体なども利用できます。 一人で抱え込まず、専門家の力を借りることが重要です。
* **ストレス軽減策:** アルバイトと家事、育児で疲弊していると思います。少しでもストレスを軽減するために、趣味の時間を作ったり、友人と話をしたり、リラックスできる時間を作る努力をしましょう。 これは、あなた自身の心身の健康を守るためにも不可欠です。
* **自己肯定感を高める:** あなたは、家族を支えるために懸命に働いています。その努力を認めて、自分を褒めてあげましょう。 あなたは素晴らしい母親であり、妻です。

2.ご主人への対応を見直す

ご主人への対応は、現状では効果的ではありません。 冷たくするのではなく、病気と向き合っていることを理解した上で、適切な対応が必要です。

* **共依存からの脱却:** あなたは、ご主人の行動に責任を感じ、コントロールしようとしていませんか? これは「共依存」と呼ばれる状態です。 ご主人の行動は、あなたがコントロールできるものではありません。 まずは、ご自身を「犠牲者」としてではなく、「当事者」として捉え直すことが重要です。
* **冷静なコミュニケーション:** お酒を飲んでいない時を選び、穏やかなトーンで、あなたの気持ちを伝えましょう。「あなたの健康が心配」「家族として一緒にいたい」といった、具体的な言葉を使いましょう。 感情的に責めるのではなく、事実を伝え、あなたの気持ちを表すことが大切です。
* **アル中支援グループへの参加を促す:** ご主人がアルコール依存症を克服するためには、専門家のサポートが不可欠です。 AA(匿名アルコール中毒者会)などの自助グループに参加することを提案してみましょう。 仲間との交流は、大きな支えとなります。

3.経済的な問題への対策

経済的な不安は、あなたをさらに追い詰めている原因の一つです。

* **生活保護制度の活用:** 生活が困難な場合は、生活保護制度の利用を検討しましょう。 これは、恥ずかしいことではありません。 必要な支援を受けることで、生活の安定を図ることができます。
* **福祉事務所への相談:** 福祉事務所では、生活費の相談や、仕事探しに関するサポートを受けることができます。 相談することで、新たな解決策が見つかる可能性があります。
* **ご主人の再就職支援:** 建築関係の仕事が見つからないとのことですが、ハローワークや職業訓練校などを活用して、再就職を支援することも考えられます。 ただし、ご主人の体調とアルコール依存症の治療状況を考慮する必要があります。

4.家族としての時間を作る

家族としての時間を大切にすることは、関係修復の鍵となります。

* **家族でできる活動:** お酒を飲んでいない時、家族で散歩に行ったり、食事をしたり、一緒に映画を見たりする時間を作りましょう。 小さなことでも、家族の絆を深める効果があります。
* **お子さんへのサポート:** お子さんたちも、ご主人の状況に苦しんでいる可能性があります。 お子さんたちの気持ちを聞き、サポートすることが大切です。 必要であれば、学校カウンセラーや児童相談所などに相談しましょう。
* **家庭環境の改善:** 家庭環境を明るく、穏やかな雰囲気にする努力をしましょう。 インテリアの変更なども、気分転換になります。 例えば、明るい色のカーテンやクッションを取り入れることで、部屋の雰囲気を明るく変えることができます。

専門家の意見

アルコール依存症の専門家によると、家族のサポートは、回復への重要な要素です。 しかし、家族が疲弊してしまうと、かえって逆効果になることもあります。 ご自身を大切にし、専門家のサポートを受けながら、一歩ずつ進んでいくことが大切です。

インテリアで癒しの空間を

疲れた心を癒すために、インテリアにも気を配ってみましょう。 グレーは、落ち着きと安らぎを与えてくれる色です。 グレーの壁グレーの家具を取り入れることで、リラックスできる空間を作ることができます。 また、自然素材を取り入れることで、より温かみのある空間になります。 木製の家具グリーンなどを活用し、心地よい空間づくりを目指しましょう。 いろのくにのグレー特集も参考にしてみてください。

まとめ

ご主人のアルコール依存症と向き合うことは、大変な道のりですが、決して諦めないでください。 ご自身の心のケアを優先し、専門家のサポートを受けながら、一歩ずつ進んでいきましょう。 家族みんなで協力し、明るい未来を目指しましょう。

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