夫のための書斎は必要?新築5LDKでの書斎計画と防音対策

夫のために書斎は必要ですか?前回はたくさんのご回答ありがとうございました。 色々とお聞きしたいことがたくさんあり、明日からまた忙しくなるので、この際たくさん質問しようと思いました。 また、よろしくお願いします。年末に新築が完成予定です。5LDKの鉄骨3階建てで間取りは大方決まっていたのですが、婚約者用の書斎(個室)を作るかどうかでもめています。彼の実家は狭く、高校生になってからも自室を持てなかったという経験があるので、8畳程度で構わないので自分の部屋を持ち、趣味のギターを思う存分弾きたいという夢があるそうです。部屋数としては十分足りているので、1部屋分を書斎に変えることもできると建築士の方はおっしゃってくれたのですが、私としては書斎を作ってしまうと、婚約者がそこに引きこもってしまうのではないかと心配です。あと、ギターを弾くとなると防音とかしないといけませんよね? 今度の家は私の両親が建ててくれるものなので、ちょっと言いにくい部分もあります。お金を出してもらうのに、あーだこーだずうずうしいという考え方もあると思います。でも、夫婦が楽しく生活していくためにお互いの希望をできるだけ叶えられる設計をしたいと建築士の先生がおっしゃったこともあり、お互いの希望を率直に言い合ったところ、主人から書斎の件が出てきました。ここで皆様にお伺いしたいのは、ご自宅に書斎をお持ちのご主人は書斎に篭りっきりになったりしないかどうかということです。ご回答をお待ちしておりますm(__)m

書斎の必要性と、引きこもりを防ぐ工夫

新築5LDKへの書斎計画、そしてご婚約者様の趣味であるギターと、様々なご心配事が重なり、お悩みですね。書斎の有無は、ご夫婦の生活スタイルや価値観によって大きく変わるため、一概に「必要」か「不要」とは言えません。 ご婚約者様にとって書斎は、単なる個室ではなく、高校時代からの夢を実現する場所、そして趣味のギター演奏に没頭できるプライベート空間となるでしょう。 しかし、奥様としては、書斎がご婚約者様の「引きこもり」につながることを懸念されているようです。

書斎が引きこもりの原因になる?

書斎が引きこもりを招くかどうかは、書斎の設計や使い方、そしてご夫婦間のコミュニケーションによって大きく左右されます。書斎が単なる「隠れ家」にならないよう、いくつかの工夫が必要です。

  • 書斎の位置:リビングや共有スペースに近く、家族の気配を感じられる場所に配置することで、閉鎖的な雰囲気を避けられます。完全に独立した部屋ではなく、視覚的につながりを感じられる間取りが理想的です。
  • 書斎のインテリア:落ち着いた色調と、明るさを確保する工夫を。圧迫感を与えないよう、家具の配置にも気を配りましょう。開放的な雰囲気を作ることで、心理的な閉塞感を軽減できます。
  • コミュニケーション:書斎にこもりがちな場合でも、定期的にコミュニケーションを取る時間を設けることが重要です。一緒に食事をしたり、週末は一緒に趣味を楽しんだりするなど、共通の時間を大切にしましょう。
  • 趣味の共有:ご婚約者様のギター演奏を、たまにはリビングで聴くなど、趣味を共有する機会を作ることで、距離感を縮めることができます。演奏が上手くなったら、ミニコンサートを開くのも良いですね。

防音対策と費用負担について

ギター演奏に伴う防音対策も重要なポイントです。防音工事は費用がかかりますが、近隣への配慮やご夫婦の快適な生活のためには欠かせません。

効果的な防音対策

  • 専門業者への相談:まずは防音工事の専門業者に相談し、適切な対策を検討しましょう。部屋の構造やギターの種類、演奏時間などを考慮し、最適な防音材や工法を提案してもらえます。
  • 二重窓:窓からの音漏れを防ぐために、二重窓への交換を検討しましょう。費用はかかりますが、効果は絶大です。特に、窓が外壁に面している場合は、効果的です。
  • 吸音材:壁や天井に吸音材を貼ることで、室内の音を吸収し、音漏れを軽減できます。様々なデザインや素材があるので、インテリアに合わせたものを選びましょう。
  • 防音ドア:ドアも音漏れしやすい部分です。防音性能の高いドアに交換することで、効果的に音漏れを防ぎます。

費用負担について

ご両親に建ててもらっている家なので、費用負担についてはデリケートな問題です。

  • 事前に相談:書斎の費用や防音工事の費用について、ご両親と事前にしっかりと話し合い、予算や負担割合を明確にしましょう。感謝の気持ちを伝えながら、建設的な話し合いを行うことが大切です。
  • 費用の一部負担:ご両親への負担を軽減するために、ご夫婦で費用の一部を負担するのも一つの方法です。将来への投資と考えて、積極的に参加することで、感謝の気持ちも伝わるでしょう。
  • 代替案の提示:防音工事費用が高額な場合は、予算を抑えた代替案を提示することも重要です。例えば、吸音材のみを使用する、または、演奏時間を制限するなど、現実的な解決策を検討しましょう。

専門家の意見

建築士やインテリアコーディネーターに相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。彼らは、間取りやインテリア、防音対策など、専門的な知識と経験に基づいた提案をしてくれます。

建築士の視点

建築士は、建物の構造や機能性を考慮した上で、書斎の配置や防音対策について適切なアドバイスをしてくれます。また、予算や工期についても考慮し、最適なプランを提案してくれるでしょう。

インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターは、書斎のインテリアデザインや家具選びについて、専門的なアドバイスをしてくれます。書斎の雰囲気や使い勝手を考慮し、ご婚約者様の趣味や好みに合わせた空間づくりをサポートしてくれます。

まとめ

書斎の有無は、ご夫婦の生活スタイルや価値観によって判断すべきです。ご婚約者様の夢を叶える一方で、奥様の心配事を解消するための工夫が必要です。 書斎の位置、インテリア、コミュニケーション、そして防音対策を適切に行うことで、書斎が「引きこもり」の原因になることを防ぎ、快適な生活空間を築けるでしょう。 ご両親への感謝の気持ちと、費用負担についても事前にしっかりと話し合うことで、円滑な関係を維持できます。 専門家の意見を参考にしながら、ご夫婦でじっくりと話し合い、最適な解決策を見つけてください。

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