太陽光発電設置のメリット・デメリットと最新事情:3kWから5kWへのパワーアップ検討

近年の太陽光発電の設置について。メリットデメリット。我が家は3年前(2011年)に新築。そのとき、太陽光はSHARPで3kWしかのらないため断念し、いつかのせたいので配線だけ通るように空配管を設置してもらいました。新築以来、発電がいい立地のようで月2~3ペースで業者が来ます。今回、田んぼに囲まれた我が家の周りで最近建った分譲の東隣さんの紹介もあり、屋根設計書も渡して見積もりました。TOSHIBA指定業者で、メーカー保証ありです。TOSHIBAだと5kWのるらしく設置費250万円。発電量もTOSHIBAは発電9割で見積もりしているらしいが本当なのかどうなのか… ※写真参照 太陽光設置したいけど、踏み込めません。メリットデメリットなど、知識が、3、4年前のままなので最近の太陽光事情を教えてください。

太陽光発電設置:メリットとデメリットを徹底解説

3年前の計画から、太陽光発電システムの設置を検討されているのですね。太陽光発電は、環境にも家計にも優しいシステムですが、導入にはメリットとデメリットの両面を理解することが重要です。最新の状況を踏まえ、改めて検討してみましょう。

メリット:経済性と環境への貢献

  • 電気代削減: 自宅で発電した電気を利用することで、毎月の電気料金を大幅に削減できます。売電収入も得られるため、初期投資費用を回収できる可能性も高まります。
  • 売電収入: 余剰電力を電力会社に売電することで、収入を得ることができます。FIT制度(固定価格買取制度)の買取価格や、最新の制度内容を確認しましょう。ただし、FIT制度は2024年以降、制度の変更が予定されているため、最新の情報をしっかり確認することが重要です。
  • 環境への貢献: 再生可能エネルギーである太陽光発電を利用することで、CO2排出量を削減し、地球環境保護に貢献できます。これは、環境意識の高い方にとって大きなメリットとなるでしょう。
  • 資産価値向上: 太陽光発電システムの設置は、住宅の資産価値向上に繋がる可能性があります。売却の際に有利に働く可能性も考慮しましょう。
  • 災害時の備え: 停電時にも発電できるシステム(蓄電池併設など)を選択すれば、災害時の電力確保に役立ちます。非常時の安心感が得られるでしょう。

デメリット:初期費用と設置上の課題

  • 高額な初期費用: システムの規模やメーカー、設置場所などによって費用は大きく変動しますが、250万円という見積もりは、5kWシステムとしては妥当な範囲内です。住宅ローンや補助金制度などを活用して負担を軽減する方法も検討しましょう。
  • 屋根の状況: 屋根の傾斜角度、向き、日照時間などによって発電量は大きく影響を受けます。3kWしか乗らなかった過去の実績を踏まえ、5kWの設置が可能か、専門業者に再確認することが重要です。屋根の耐荷重も確認する必要があります。
  • 設置スペース: システムを設置するのに十分な屋根面積が必要です。設置場所の確保が難しい場合は、システムの規模を調整する必要があります。
  • メンテナンス費用: 定期的なメンテナンスが必要で、費用が発生します。メーカー保証の内容や、メンテナンス契約の有無を確認しましょう。
  • 発電量の変動: 天候に左右されるため、発電量は日によって変動します。曇りの日や雨の日は発電量が減少することを理解しておきましょう。
  • 売電価格の変動: FIT制度の買取価格は年々変動します。将来の売電価格を予測することは難しいため、長期的な視点での経済性を検討する必要があります。

TOSHIBA 5kWシステムの見積もりについて

TOSHIBA指定業者からの見積もりでは、発電量を9割で算出しているとのことですが、これは必ずしも不自然ではありません。パネルの性能、設置場所、日照条件などを考慮した上で、年間発電量の予測値として9割という数値が出ている可能性があります。ただし、これはあくまで予測値であり、実際の発電量は天候や季節によって変動します。

重要なのは、見積もりの根拠を明確に確認することです。 発電量シミュレーションの結果や、使用するパネルのスペック、想定される日照時間などを提示してもらいましょう。不明な点があれば、業者に丁寧に質問し、納得いくまで説明を求めることが大切です。

太陽光発電導入に向けたステップ

太陽光発電システムの導入を検討する際には、以下のステップを踏むことをお勧めします。

1. 専門業者への相談

複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。価格だけでなく、システムの性能、保証内容、アフターサービスなども考慮しましょう。東隣の方の紹介業者だけでなく、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをお勧めします。

2. システム設計とシミュレーション

屋根の状況や日照条件などを考慮した上で、最適なシステム設計を業者と相談しましょう。発電量シミュレーションを行い、年間の発電量や売電収入を予測します。

3. 資金計画

初期費用、メンテナンス費用、ランニングコストなどを考慮した上で、資金計画を立てましょう。住宅ローンや補助金制度などを活用することも検討しましょう。

4. 契約と設置

業者との契約を締結し、システムの設置を行います。設置工事中は、業者と密に連絡を取り合い、進捗状況を確認しましょう。

5. メンテナンス

設置後も、定期的なメンテナンスを行うことで、システムの長寿命化を図りましょう。

専門家の視点:信頼できる業者選び

太陽光発電システムの導入は、高額な投資となります。そのため、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。

  • 実績: 多くの設置実績があり、顧客からの評価が高い業者を選びましょう。
  • 資格: 必要な資格や免許を保有している業者を選びましょう。
  • 保証: 長期的な保証を提供している業者を選びましょう。
  • アフターサービス: 万が一のトラブルにも迅速に対応できる体制が整っている業者を選びましょう。

業者選びに迷う場合は、地域の消費者センターや専門機関に相談することも検討してください。

まとめ

太陽光発電システムの導入は、経済的なメリットと環境への貢献という大きなメリットがあります。しかし、高額な初期費用やメンテナンス費用などのデメリットも理解した上で、慎重に検討することが重要です。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討を行い、ご自身の状況に最適なシステムを選びましょう。

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