天井高240cmの本棚設置について:突っ張り棒付き本棚の高さ調整と設置方法

本棚の高さについて。本棚の購入を考えているのですが、床から天井までの高さが240㎝で、高さが240㎝の本棚(地震対策突っ張り棒つき)は置けると思いますか?突っ張り棒をしなければ大丈夫かなとは思いますが…もし可能なら、したいです。どこまで調整が可能なのかな。と、思いました。突っ張り棒つきの本棚というのは、後付けですよね?カタログになんの記載もなく、問い合わせるところも書いてないので、こちらで質問させていただきました。補足突っ張り棒込みで240㎝ですので、本棚自体の高さは230弱だと思います。設置してから、突っ張り棒を最低240㎝~突っ張るのかと思うのですが、突っ張り棒がついてる状態だと、突っ張らなくても設置が難しいのでしょうか?ということが聞きたいです。わかりづらくてすみません。

天井高と本棚の高さを比較検討:240cm本棚の設置可能性

天井高240cmに、高さ240cmの突っ張り棒付き本棚を設置できるかどうか、そして突っ張り棒の調整範囲や設置方法についてご質問ですね。結論から言うと、240cmの本棚を240cmの天井高に設置するのは、突っ張り棒を使用する場合、非常に困難です。 また、突っ張り棒無しでの設置も、安定性や地震対策の観点からおすすめできません。

突っ張り棒付き本棚の構造と調整範囲

多くの突っ張り棒付き本棚は、本棚本体と突っ張り棒が別々に設計されています。本棚本体の高さが230cm程度であれば、突っ張り棒は10cm程度の調整幅がある設計が一般的です。しかし、これはあくまで「本棚本体の上端から天井までの隙間」を調整するためのものです。天井高ぴったりに本棚を設置しようとすると、突っ張り棒が十分に伸縮せず、適切な固定ができない可能性が高いです。

さらに、突っ張り棒は天井と床をしっかり固定することで本棚の安定性を高める役割を果たします。そのため、突っ張り棒を「後付け」というよりは、本棚の安定性を確保するための重要な構成要素と捉えるべきです。突っ張らない状態での設置は、地震などによる転倒リスクが高まるため、避けるべきです。

設置方法と注意点:安全性を最優先

本棚を設置する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 正確な寸法測定: 本棚本体と突っ張り棒の合計高さを正確に測定し、天井高との差を確認しましょう。余裕がない場合は、より低い本棚を選ぶか、天井高に合わせたオーダーメイドを検討しましょう。
  • 水平確認: 設置面が水平であることを確認し、必要に応じて調整しましょう。水平でない場合、本棚が傾き、安定性が損なわれます。
  • 突っ張り棒の調整: 突っ張り棒は、適切な力で天井と床に固定しましょう。緩すぎると安定性が低く、強すぎると本棚や天井にダメージを与える可能性があります。説明書をよく読んで、適切な手順で設置しましょう。
  • 地震対策: 突っ張り棒以外にも、地震対策グッズ(転倒防止ベルトなど)を併用することを検討しましょう。特に、地震の多い地域では、より強固な固定が求められます。
  • 専門家の相談: 不安な場合は、家具専門業者やインテリアコーディネーターに相談しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、安全で適切な設置方法を見つけることができます。

代替案:天井高に合わせた本棚選び

240cmの本棚にこだわらず、天井高に合わせた本棚を選ぶことも検討しましょう。

  • サイズ調整可能な本棚: 高さを調整できる本棚もあります。自分の天井高に合わせたサイズに調整できるものを選びましょう。
  • オーダーメイド本棚: 天井高に合わせてオーダーメイドで作ってもらうことも可能です。費用はかかりますが、ピッタリサイズの本棚を手に入れることができます。
  • 複数段の本棚: 天井高が許す範囲で、複数の低い本棚を積み重ねて使用することもできます。デザインの統一感に注意しましょう。
  • 壁面収納: 壁面収納システムを利用すれば、天井高を有効活用し、収納力を高めることができます。デザイン性も高く、空間を広く見せる効果もあります。

専門家の視点:安全な本棚選びと設置

インテリアコーディネーターの視点から見ると、本棚の設置は、単なる家具の配置ではなく、安全と使い勝手を両立させる重要な作業です。特に、高さのある本棚は、地震や落下による事故のリスクが高いため、細心の注意が必要です。

突っ張り棒は、地震対策として有効ですが、万能ではありません。本棚の重さや天井の強度、設置場所の状況などを考慮し、適切な対策を講じる必要があります。不安な場合は、専門家に相談し、安全な設置方法をアドバイスしてもらうことを強くお勧めします。

まとめ:安全第一で最適な本棚を選びましょう

天井高240cmに240cmの本棚を設置する際には、突っ張り棒の調整範囲や設置方法を十分に検討する必要があります。無理に設置しようとせず、安全性を最優先し、適切なサイズの本棚を選んだり、専門家に相談したりすることをお勧めします。 本棚選びは、単なる収納の問題ではなく、安全で快適な生活空間を作るための重要なステップです。

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