天井梁のある部屋に合う照明選び:寝室・子供部屋の照明計画

天井の梁を「あらわし」にしています。どんな照明が合うと思いますか?DKは吹き抜けなので、梁にレールをつけて、スポットライトをつけ、繋がっている居間も同じスポットライトです。これは気に入っていて、そのままGOなのですが、ただ、寝室も同じだと代わり映えしないので、違うものがないかな?と、調べているところです。ダウンライトが使えないから、ペンダントしか無理でしょうか?また、子ども部屋は屋根裏で、これも梁にスポットライトの提案ですが、梁と同じ高さのベッドを購入する予定なので、ハウスメーカーにはスポットライトではない照明の提案を依頼中です。スポットライトだと、上段ベッドに光当たりません。詳しく書ききれないのでおお雑把な質問ですが、なにか気づくことあれば、なんでも教えて下さい。お願いします。

天井梁を活かした照明計画:空間ごとの最適解

天井の梁をあらわしにすることで、空間はより立体感と温かみのある雰囲気になりますね。既存の吹き抜けLDKのスポットライト照明は、梁と一体となったスタイリッシュなデザインで、開放感と洗練された空間を演出しているのではないでしょうか。しかし、寝室や子供部屋も同じ照明だと、家全体の統一感はあるものの、それぞれの部屋の個性や機能性を損なってしまう可能性があります。そこで、それぞれの部屋の特性を活かした照明計画を提案します。

寝室:リラックスと個性を両立する照明選び

寝室はリラックスできる空間が重要です。スポットライトのように直接的な光源ではなく、間接照明を効果的に取り入れることをおすすめします。

  • ペンダントライト:梁から吊り下げるペンダントライトは、寝室にも最適です。落ち着いた色合いのシェードを選べば、リラックスできる雰囲気を演出できます。素材は、布や和紙など、柔らかな光を拡散するものがおすすめです。サイズも、寝室の広さに合わせて選びましょう。小さすぎると暗く、大きすぎると圧迫感を与えてしまうので注意が必要です。
  • 壁掛け照明:ベッドサイドに壁掛け照明を設置することで、読書灯としても活用できます。間接照明として、柔らかな光で寝室を照らし、リラックス効果を高めます。デザインも豊富なので、寝室のインテリアに合わせたものを選べば、より個性を演出できます。
  • フロアスタンド:落ち着いた雰囲気のフロアスタンドは、間接照明としてだけでなく、インテリアとしても魅力的です。ソファやベッドサイドに配置することで、リラックスした空間を演出できます。読書灯としても活用できるものを選ぶと便利です。

寝室の照明を選ぶ上でのポイントは、光の色温度です。暖色系の電球色(2700K~3000K)はリラックス効果が高く、寝室に最適です。逆に、白色系の昼白色(5000K~6500K)は、集中力を高める効果があるため、寝室には不向きです。

子供部屋:安全と機能性を両立した照明計画

子供部屋、特に屋根裏部屋は、安全面と機能性を考慮した照明計画が重要です。梁と同じ高さのベッドを予定されているとのことですので、スポットライトだけでは上段ベッドに光が届かないという問題があります。

  • 間接照明の活用:壁や天井に間接照明を取り付けることで、全体を柔らかく照らし、上段ベッドにも光が届きやすくなります。また、子供の視力保護にも繋がります。
  • LEDテープライト:梁に沿ってLEDテープライトを設置することで、間接照明としてだけでなく、デザイン性も高めることができます。消費電力も少なく、安全面でも安心です。
  • ベッドサイドランプ:上段ベッドにも、個別にベッドサイドランプを設置することで、読書や就寝前の準備に便利です。充電機能付きのものを選べば、スマホの充電も同時にできます。
  • 調光機能付き照明:子供部屋では、明るさを調整できる調光機能付きの照明がおすすめです。子供の年齢や状況に合わせて、明るさを変えることで、より快適な空間を演出できます。

子供部屋の照明を選ぶ上でのポイントは、明るさ安全性です。十分な明るさを確保しつつ、目に優しい光を選ぶことが重要です。また、子供の手の届かない場所に設置したり、衝撃に強い素材の照明を選ぶなど、安全面にも配慮しましょう。

専門家の視点:照明計画における注意点

照明計画は、単に部屋を明るくするだけでなく、空間の雰囲気住む人の生活スタイルに合わせた設計が重要です。インテリアコーディネーターや照明デザイナーに相談することで、より最適な照明計画を立てることができます。

例えば、梁の素材や色、部屋の広さ、天井高、インテリアのスタイルなどを考慮した上で、照明器具の種類、数、配置などを決定します。また、光の色温度照度についても、専門家のアドバイスを受けることで、より快適な空間を実現できます。

まとめ:個性を活かした照明計画で快適な住空間を

それぞれの部屋の用途や雰囲気に合わせて、適切な照明を選ぶことが重要です。今回ご紹介したポイントを参考に、ご自宅に最適な照明計画を立て、快適な住空間を実現してください。 梁を活かした照明計画は、空間の個性と魅力を最大限に引き出すことができます。様々な照明器具を組み合わせ、自分らしい空間を創造しましょう。

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