塗装屋について 今日、塗装屋に天井を剥がして新しく塗り替えてもらいました。(１部屋のみ) 終わった後、塗り替えた部屋にはちょこちょこと天井の欠片が散らばっていました。 その他部屋に置いてあった物にもちょっとだけペンキがかかっていました。 仕方ないとは思いますが、やはりこんなもんですか？ 又、塗り替えている最中に、リビングまで天井の粉末が飛んできました。目には見えない程でしたが、テーブルや床が少し白くなってきたので気づきました。これも仕方ありませんが、｢違う部屋にも粉末が飛びます。後ほど掃除機で吸い取る必要があります。｣と一言言って欲しかったのですが、どう思いますか？
Contents
天井塗装工事後の状況とプロの対応について
天井の塗装工事後、塗料の飛散や天井の欠片の散乱、そして隣接する部屋への粉塵の飛散といった問題が発生したとのこと、ご心配ですね。結論から言うと、完全に完璧な状態での作業は難しいものの、今回の状況はプロの塗装業者としては改善の余地があります。
塗装工事における一般的な問題点
天井塗装工事は、どうしても粉塵や塗料の飛散が発生しやすい作業です。特に古い塗装を剥がす作業では、粉塵が多く発生します。また、吹き付け塗装の場合、微細な塗料の粒子が空気中に拡散し、周囲に付着する可能性があります。しかし、それは「仕方ない」と片付けるべき問題ではありません。プロの塗装業者は、これらの問題を最小限に抑えるための対策を講じるべきです。
今回のケースにおける問題点
今回のケースでは、以下の点が問題視されます。
- 塗装部屋への天井欠片の散乱：作業後の清掃が不十分であった可能性が高いです。養生シートの設置や、作業後の丁寧な掃除が不足していたと考えられます。
- 他の部屋への塗料付着：これは、養生が不十分であったか、あるいは吹き付け塗装において飛散防止対策が不足していた可能性があります。特に、隣室への粉塵飛散は、事前に説明と対策が必要でした。
- 粉塵飛散に関する説明不足：隣室への粉塵飛散について、事前に説明がなかったことは大きな問題です。顧客への配慮が欠けています。
プロの塗装業者に期待すること
プロの塗装業者を選ぶ際には、技術力だけでなく、顧客への配慮やコミュニケーション能力も重要です。以下のような点を期待しましょう。
ネットで買うなら？いろのくにのおすすめインテリア(PR)
- 丁寧な事前説明：工事内容、工程、予想されるリスク（粉塵飛散など）について、事前に丁寧に説明を受けることが重要です。質問にもきちんと答えてくれる業者を選びましょう。
- 徹底した養生：作業前に、周囲の家具や壁、床などをしっかりと養生する必要があります。養生シートだけでなく、必要に応じてマスキングテープやビニールシートなども使用します。養生の質によって、仕上がりの美しさや周囲への被害を大きく左右します。
- 適切な清掃：作業後には、塗装部屋だけでなく、周辺エリアの清掃も徹底的に行う必要があります。細かい粉塵まで確実に除去する必要があります。
- 迅速な対応：問題が発生した場合、迅速に対応してくれる業者を選びましょう。例えば、塗料が付着した場合、すぐに対応し、補修してくれるかどうかを確認しましょう。
- アフターフォロー：工事完了後も、何か問題が発生した場合に迅速に対応してくれる業者を選びましょう。保証期間やアフターフォロー体制についても確認しておきましょう。
DIY塗装の場合の注意点
もし、DIYで天井塗装を行う場合は、プロ以上に注意が必要です。
- 換気：十分な換気を確保しましょう。塗料の臭いだけでなく、粉塵の拡散を防ぐためにも重要です。
- 防塵マスク：粉塵を吸い込まないように、防塵マスクを着用しましょう。
- 保護服：作業着だけでなく、保護メガネや手袋も着用しましょう。肌への塗料付着を防ぎます。
- 養生：プロ以上に丁寧な養生を行いましょう。養生不足は、後々の修正作業に繋がります。
- 清掃：作業後は、丁寧に清掃を行いましょう。細かい粉塵まで取り除くことが重要です。
専門家の視点：塗装業者の選び方
塗装工事は、専門知識と技術が求められる高度な作業です。信頼できる塗装業者を選ぶためには、以下の点を考慮しましょう。
- 実績と評判：過去の施工実績や顧客からの評判を確認しましょう。インターネット上の口コミサイトなどを活用すると良いでしょう。
- 資格と経験：塗装に関する資格や経験が豊富な業者を選びましょう。国家資格である「建築塗装技能士」の資格保有者は信頼できます。
- 見積もり内容：見積もり内容を丁寧に確認しましょう。工事内容、材料費、人件費などが明確に記載されているかを確認しましょう。不明な点があれば、質問しましょう。
- 契約内容：契約書の内容をしっかりと確認しましょう。特に、保証期間やアフターフォローの内容を確認しましょう。
まとめ
天井塗装工事は、プロであっても完璧な作業は難しい面があります。しかし、プロであれば、粉塵や塗料の飛散を最小限に抑えるための対策を講じ、顧客への丁寧な説明と対応を行うべきです。業者選びは慎重に行い、信頼できる業者を選びましょう。今回の経験を参考に、次回の塗装工事ではより良い結果が得られることを願っています。
