天井に布を垂らして、癒やしの空間を演出!8畳部屋のアジアンテイストインテリアを実現する方法

インテリア 天井に布をたるませてはろうと思っています。そこで質問があります。まず、はる時は画びょうでいいですか?また、生地はどんなものがいいんでしょうか?あと8畳ほどの部屋の天井一面にはるには何メートルくらいの布が必要なんでしょうか?(幅もできたら教えてください)最後に、アジアンテイストの部屋には何色の布がいいでしょうか?布は最寄りの「ユザワヤ」で購入予定です。よろしくおねがいします。

天井に布を垂らすことで、空間に奥行きと柔らかさを与え、独特の雰囲気を演出できる素敵なアイデアですね!アジアンテイストの部屋づくりにもぴったりです。今回は、天井に布を張る際の注意点から、布選び、必要な長さの計算方法、そしてアジアンテイストに合う色の選び方まで、詳しく解説していきます。

1. 画鋲で大丈夫?天井への取り付け方法

天井に布を張る際に画鋲を使うのは、おすすめできません。画鋲は小さな穴を開けるため、天井材によっては穴が目立ったり、剥がれたりする可能性があります。特に、石膏ボードの天井は、画鋲の負荷に弱く、穴が開いたり、ボードが破損するリスクがあります。

より安全で確実な方法としては、以下の方法が挙げられます。

  • ピンレスフック:壁や天井に跡を残さずに取り付けられるピンレスフックは、布を固定するのに最適です。様々なサイズやデザインがあるので、布の重さやデザインに合わせて選ぶことができます。
  • 押しピン:画鋲よりも大きな面積で固定できるため、画鋲よりも安心です。ただし、天井材によっては跡が残る可能性があるので、目立たない場所での使用がおすすめです。
  • 両面テープ:布の素材や天井の材質によっては、強力な両面テープを使用できます。ただし、剥がす際に天井の塗装が剥がれる可能性があるので、事前にテストすることをお勧めします。また、布の重さによっては、テープが剥がれてしまう可能性もあります。
  • クリップ式ライト:布をクリップで挟み込むタイプの照明器具を利用すれば、簡単に布を固定できます。照明としても機能するので、一石二鳥です。

使用する金具は、天井の材質や布の重さ、デザインを考慮して選びましょう。不安な場合は、ホームセンターの店員に相談してみるのも良いでしょう。

2. 適切な生地選び

天井に使用する生地は、軽くて扱いやすく、ドレープ性の良い素材を選ぶことが重要です。

  • 綿100%のガーゼ:通気性が良く、柔らかな風合いが特徴。ナチュラルな雰囲気に仕上がります。
  • リネン:独特の風合いと光沢があり、高級感のある空間を演出できます。ただし、綿よりもやや重いため、取り付け方法に注意が必要です。
  • シルク:上品で光沢のある素材。高級感があり、贅沢な空間を演出できます。ただし、デリケートな素材なので、取り扱いには注意が必要です。
  • オーガンジー:透け感があり、軽やかな印象を与えます。光を通すことで、幻想的な空間を演出できます。

ユザワヤでは、様々な種類の生地が取り揃えられているので、実際に触って質感を確認し、お好みの生地を選びましょう。また、防炎加工が施された生地を選ぶと、火災予防にもなります。

3. 必要な布の量を計算しよう

8畳の部屋の天井面積を計算し、必要な布の量を算出しましょう。8畳は約13.2㎡です。天井の形状が複雑な場合は、正確な面積を測る必要があります。

計算例:

天井の幅が3m、奥行きが4.4mの場合、天井面積は13.2㎡になります。布をたるませることを考慮し、天井面積の1.2倍程度の布を用意することをおすすめします。この場合、約16㎡(16平方メートル)の布が必要になります。

布の幅は、通常100cm~150cm程度です。ユザワヤで確認し、必要な長さ(メートル)を計算しましょう。例えば、幅150cmの布を使用する場合、16㎡ ÷ 1.5m = 約10.6mの長さが必要になります。

4. アジアンテイストに合う布の色

アジアンテイストの部屋には、ブラウン、ベージュ、アイボリーなどの自然な色合いがおすすめです。これらの色は、落ち着いた雰囲気を演出するのに最適です。

  • ブラウン:大地の色で、落ち着きと温かみを与えます。ダークブラウンはより重厚な印象に、ライトブラウンは明るく開放的な印象になります。
  • ベージュ:ナチュラルで優しい色合い。どんなインテリアにも合わせやすく、リラックスできる空間を演出します。
  • アイボリー:白に近い淡いベージュ。明るく清潔感のある空間を演出します。他の色との組み合わせも容易です。

さらに、柄物の布を使うことで、よりアジアンテイストを強調できます。例えば、インド更紗風の柄や、植物モチーフの柄などがおすすめです。ただし、柄が派手すぎると、部屋が狭く感じられる可能性があるので、注意が必要です。

5. 専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターの山田先生に、天井に布を張る際のポイントについてアドバイスをいただきました。

「天井に布を張る際は、布の重さや天井の強度を考慮することが重要です。安全性を確保するために、適切な取り付け方法を選び、必要に応じて専門家に相談することをお勧めします。また、布の色や柄を選ぶ際には、部屋全体の雰囲気との調和を意識し、全体のバランスを考慮することが大切です。」

6. まとめ

天井に布を張ることで、オリジナリティあふれる空間を演出できます。今回の記事を参考に、安全に、そして自分らしいアジアンテイストの部屋づくりを実現してください。布選びから取り付け方法まで、丁寧に作業を進めれば、きっと素敵な空間が完成するでしょう。

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