天井と壁の隙間から聞こえる謎の音!その正体と侵入経路、そして駆除対策

天井と部屋の壁の間に住む生き物はなんでしょうか。また、侵入経路はどんなところでしょうか。 築10年の鉄筋コンクリート+木造の家です。基礎部からの虫や蛇などの侵入ができない作りになっています。 屋根裏の換気も金網ネットでふさぎ、スズメバチなどが入らないようにしてあります。 裏は雑木林で、だいぶ木が減りましたが、数年前はふくろうも住んでいて、今でもシジュウカラやアカゲラ程度は住んでいます。 モグラも多いので、最初モグラかと思いましたが、天井にもいることがあるので、ほかの生き物かと思っています。 特徴としては 1.壁や天井を歩くときは音がしないが、コンセント裏あたり(配線のあるあたり)を通るときゴトゴト音がする。 2.鳴き声はしない 3.天井裏の1か所を爪でがりがり削るような音が3分程度続いたので、下から棒でたたいたが気にせず続けていた。 物音の様子から、猫程度の大きさはある感じ(野ネズミではないと思う) (そのときも鳴き声がしなかった) 4.1日家にいても物音が聞こえるのは1~2回程度 5.壁の間から天井まで、上り下りができる 6.ネズミ駆除剤を天井にまいて2週間になるが、物音の様子は変わらない。 物音が聞こえるようになってから、2か月ほどになります。 天井裏に上る前にアドバイスをお願いします。補足地域は関東の長瀞に近い住宅地です。 鹿やたぬきを見たこともありますが、ハクビシンをみたこともある自然と町の両方が混在しています。

可能性のある生き物と侵入経路

ご自宅で聞こえる音から、可能性のある生き物とその侵入経路を推測してみましょう。記述されている状況から、アライグマの可能性が高いと考えられます。

アライグマの特徴と行動

アライグマは雑食性で、木登りが得意なため、屋根裏などに侵入することがあります。夜行性で、比較的静かに移動するため、気づかれにくいのも特徴です。

* ゴトゴト音:配線を通る際に聞こえるゴトゴト音は、アライグマが配線を伝って移動する際に起こる可能性があります。彼らの爪が配線に引っかかることで音が発生するのでしょう。
* 無音の移動:壁や天井を歩く際に音がしないのは、アライグマの足裏の構造と、移動の仕方が関係していると考えられます。
* 鳴き声がない:アライグマは、必ずしも鳴き声を発するとは限りません。特に、単独行動をしている場合は、静かに行動することが多いです。
* 爪で削る音:天井裏で爪でがりがり削るような音は、巣作りや、何かを引っ掻いている可能性があります。
* 大きさ:猫程度の大きさという記述からも、アライグマの可能性は高いです。野ネズミなどの小型の動物では、このような音は出しにくいでしょう。

侵入経路の特定

築10年の鉄筋コンクリート+木造住宅で、基礎からの侵入を防いでいるとのことですが、アライグマは驚くほどの器用さで、小さな隙間から侵入します。

* 屋根の隙間:換気口は金網で塞いでいますが、他の部分に隙間がないか確認が必要です。棟瓦のずれや、破風板との隙間、雨どいからの侵入など、屋根全体を注意深く点検しましょう。
* 外壁の亀裂:外壁に小さな亀裂や穴がないか、点検が必要です。特に、木造部分との接合部などは要注意です。
* 配管・ケーブルの貫通部:配管やケーブルが壁や天井を貫通している部分も、アライグマの侵入経路になり得ます。これらの周辺に隙間がないか、確認しましょう。

天井裏に上がる前に

天井裏に上がる前に、以下の準備をしておきましょう。

安全対策

* 複数人で作業する:天井裏は狭く、危険な場所です。必ず複数人で作業を行い、万が一の事態に備えましょう。
* ヘッドライトとヘルメット:天井裏は暗く、狭い場所です。ヘッドライトとヘルメットを着用して作業しましょう。
* 梯子や足場:安全な梯子や足場を用意し、転倒しないように注意しましょう。
* 防護服:アライグマは、狂犬病などの病原体を保有している可能性があります。防護服を着用して作業しましょう。
* ゴム手袋:アライグマの糞尿には寄生虫が含まれている可能性があります。ゴム手袋を着用して作業しましょう。

アライグマの確認と駆除

天井裏に上がったら、まずアライグマがいるかどうかを確認します。糞や足跡、巣材などを探してみましょう。アライグマを発見したら、専門業者に駆除を依頼することを強くお勧めします。

専門業者への依頼

アライグマの駆除は、専門知識と経験が必要です。素人が駆除しようとすると、逆に危険な状況を招く可能性があります。害獣駆除業者に連絡し、状況を説明して適切な対応を相談しましょう。業者によっては、侵入経路の特定や、再侵入防止策のアドバイスも行ってくれます。

再侵入防止策

アライグマを駆除した後も、再侵入を防ぐ対策が必要です。

* 侵入経路の封鎖:アライグマが侵入した経路を完全に封鎖します。小さな隙間も丁寧に塞ぎましょう。金網や板材、コーキング剤などを活用します。
* 屋根や外壁の補修:屋根や外壁に亀裂や穴があれば、補修しましょう。
* 配管・ケーブルの処理:配管やケーブルの貫通部には、隙間を埋める処理を施しましょう。

まとめ

長瀞近郊の自然豊かな環境では、アライグマの生息も考えられます。今回のような状況では、アライグマの可能性が高く、専門業者への依頼が最善策です。安全を確保し、適切な対策を行うことで、安心して暮らせる環境を取り戻しましょう。

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