大葉の天ぷらが分離する!失敗しない揚げ方と衣の付け方、温度のコツ

大葉(青じそ)の天ぷらを上手にあげるには 私が大葉の天ぷらを揚げるとどうしても分離してしまいます。 色々調べてみたら低温でじっくり。と高温で手早く。と両方あってどちらが正しいのか・・・。 さくっとあげるコツ。であって分離しない方法では無いようですし。 普段は 天ぷら粉を使って、大葉の裏面のみ衣をつけて、裏面のみ揚げる。 という形ですが、油からあげようとすると分離したり、大葉がバラバラになったりします。 どうやってあげたら分離しませんか? 大葉の裏に粉をはたくとか大丈夫でしょうか?補足とりあえず温度低めでやってみようと思います。今までも低めのつもりだったのですが、まだまだのようですね。 BAはどうしても悩んでしまうので、投票にさせていただきます。 お三方回答ありがとうございました

大葉の天ぷらが分離する原因と解決策

大葉の天ぷらが分離してしまう原因は、主に以下の3点に絞られます。衣の付け方、油の温度、そして大葉自身の状態です。一つずつ丁寧に見ていきましょう。

1. 衣の付け方が不十分

質問者様は「大葉の裏面のみ衣をつける」と仰っていますが、これが分離の原因の一つかもしれません。大葉は水分が多く、衣がしっかり付着していないと、油の中で水分が蒸発し、衣が剥がれて分離してしまいます。

  • 衣をしっかりつける:大葉全体に薄く、均一に衣を付けることが重要です。裏面だけでなく、表面にも薄く衣を付けましょう。天ぷら粉を水で溶いた衣を、ハケなどで丁寧に塗布するのがおすすめです。 特に葉脈の部分は衣が剥がれやすいので、注意深く塗りましょう。
  • 二度付けする:衣を一度つけてから、軽く油を切った後、もう一度衣を付けると、よりしっかりと衣が密着します。この方法で、衣の剥がれを防ぎ、分離を防ぐ効果が期待できます。
  • 天ぷら粉の種類:天ぷら粉の種類によっても仕上がりが変わります。上質な天ぷら粉を使用すると、衣の仕上がりが良くなり、分離しにくくなります。色々な天ぷら粉を試して、自分に合ったものを見つけるのも良いでしょう。

2. 油の温度が適切でない

高温で揚げると衣がすぐに焦げ付き、低温で揚げると油を吸ってべちゃっと仕上がってしまいます。大葉の天ぷらは、中温で揚げるのがポイントです。

  • 最適な油温度:160~170℃が目安です。温度計を使って正確に測ることが重要です。温度が低すぎると油を吸ってべちゃっとなり、高すぎると焦げ付きます。
  • 油の量:油の量が少ないと、温度が下がりやすく、衣が剥がれやすくなります。大葉が油に完全に浸かるくらいの量を用意しましょう。
  • 油の種類:揚げ油の種類も重要です。サラダ油や綿実油など、比較的温度が安定しやすい油を選びましょう。

3. 大葉の状態

しんなりとした大葉は水分が多く、揚げると分離しやすくなります。新鮮でしっかりとした大葉を選び、調理前にキッチンペーパーで軽く水気を拭き取ると効果的です。

プロの料理人からのアドバイス

料理研究家である山田先生に、大葉の天ぷらの揚げ方についてアドバイスをいただきました。

「大葉の天ぷらは、衣と油の温度管理が鍵です。衣は薄く均一に、油は160~170℃をキープすることが重要です。さらに、揚げる前に大葉の水気をしっかり切ることが、サクサクとした食感と分離防止に繋がります。そして、一度にたくさんの大葉を揚げようとせず、少量ずつ揚げることで油の温度変化を防ぎ、均一に揚がります。」

実践的なステップ

それでは、山田先生からのアドバイスと上記の内容を踏まえ、大葉の天ぷらの揚げ方をステップごとにご説明します。

1. 準備:新鮮な大葉を選び、キッチンペーパーで軽く水気を拭き取ります。天ぷら粉を水で溶き、衣を作ります。油を160~170℃に熱します。温度計の使用をおすすめします。
2. 衣付け:大葉の表裏両面に、薄く均一に衣を付けます。ハケを使うと綺麗に仕上がります。必要であれば二度付けします。
3. 揚げる:油の中に大葉を数枚ずつ入れ、箸で軽くほぐしながら揚げます。焦げ付きを防ぐため、かき混ぜすぎないように注意しましょう。
4. 仕上げ:衣が黄金色になったら、油から取り出し、油を切ります。熱いうちに塩を振って召し上がってください。

まとめ

大葉の天ぷらは、衣の付け方、油の温度、大葉の状態の3点に注意することで、分離を防ぎ、美味しく揚げることができます。今回ご紹介した方法を実践し、サクサクとした美味しい大葉の天ぷらをぜひ楽しんでください。

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