大東建託退去時の注意点:敷金礼金なし物件でのタバコ臭と日焼け対策

大東建託退去について。現在1年3ヶ月2DKに住んでます。来月の4月末で退去を考えていますが、退去時に気をつけることをアドバイス頂けると幸いです。敷金礼金ナシで入りました。1つの部屋でタバコを吸っていたので壁紙黄色くなっています。敷金を払ってない分、多額請求されないか心配です。キズなどは自分達ではつけていません。ですが、カーテンを常に閉めきった状態が続いており、カーテンの下のフローリングが日焼け?色が変わっているのですが、こうゆう場合も借主負担でしょうか?ぼったくられないようにするためのアドバイスをお願いします。

敷金礼金なし物件の退去:費用負担とトラブル回避

敷金礼金なしで1年3ヶ月居住された2DKのお部屋から退去されるにあたり、タバコによる壁紙の黄ばみと、カーテンによるフローリングの日焼けが心配とのことですね。敷金がない分、修繕費用が全額自己負担となる可能性があり、不安も大きいかと思います。ご心配な点について、一つずつ丁寧に解説し、ぼったくりを防ぐためのアドバイスをさせていただきます。

タバコによる壁紙の黄ばみ

タバコを吸っていた部屋の壁紙の黄ばみは、残念ながら借主負担となる可能性が高いです。賃貸借契約書には、通常「原状回復義務」が記載されており、これは退去時の状態を借りる前の状態に戻す義務を借主が負うことを意味します。タバコによるヤニ汚れは、居住者の行為によって生じた損耗とみなされるため、修繕費用を負担する必要があるでしょう。

しかし、請求金額の妥当性は確認する必要があります。大東建託のような大規模な不動産会社では、一定の基準に基づいて修繕費用を算出していることが多いですが、過剰な請求をしてくるケースも稀にあります。

具体的な対策

* **見積書の入手:** 退去の際に提示される修繕費用見積書を必ず入手しましょう。内訳を丁寧に確認し、不明な点は担当者に質問しましょう。
* **相場調査:** インターネットや専門業者を通じて、同様の修繕にかかる相場を調べ、見積書と比較してみましょう。明らかに高額な場合は、交渉の材料になります。
* **写真撮影:** 退去前に、壁紙の黄ばみの状態を写真や動画で記録しておきましょう。証拠として役立ちます。
* **専門家への相談:** どうしても納得できない場合は、弁護士や不動産専門家などに相談することをお勧めします。

カーテンによるフローリングの日焼け

カーテンを常に閉めていたことによるフローリングの日焼けについては、状況次第です。通常の使用による経年劣化であれば、借主負担とはならない可能性があります。しかし、長期間にわたる閉め切った状態が原因で、通常以上の変色が生じていると判断された場合は、借主負担となる可能性があります。

具体的な対策

* **入居時の状態確認:** 入居時に撮影した写真や動画があれば、日焼けの程度を比較することができます。
* **自然光の影響:** 窓の向きや日照時間など、日焼けしやすい状況であったことを説明資料として提出するのも有効です。
* **交渉の余地:** 日焼けの程度が軽微であれば、交渉次第では負担を軽減できる可能性があります。

ぼったくりを防ぐためのアドバイス

敷金礼金なしの物件は、退去時の修繕費用が全額自己負担となるため、より慎重な対応が必要です。

* **退去届の提出期限を守る:** 期限を守らないと、違約金が発生する可能性があります。
* **立ち会い時の確認:** 退去時の立ち会いには必ず参加し、修繕箇所の確認と見積書の精査を徹底しましょう。
* **記録の保持:** 全てのやり取り(メール、電話、書類など)を記録しておきましょう。
* **契約書をよく読む:** 契約書に記載されている原状回復に関する条項をしっかり確認しておきましょう。

専門家の視点:弁護士・不動産鑑定士

退去に関するトラブルを回避するためには、専門家の意見を聞くことも有効です。弁護士は法的観点から、不動産鑑定士は修繕費用の妥当性についてアドバイスをしてくれます。特に、高額な修繕費用を請求された場合や、交渉が難航する場合は、専門家に相談することをお勧めします。

まとめ:冷静な対応と記録が重要

敷金礼金なしの物件の退去は、修繕費用負担のリスクが高いことを理解しておくことが重要です。しかし、冷静な対応と適切な記録、必要であれば専門家への相談によって、不当な請求を回避することができます。上記で説明した対策を参考に、スムーズな退去手続きを進めてください。

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