大東建託の内階段のある2階建てアパート:メリット・デメリットと住み心地

大東建託の内階段のあるアパートについて2つ質問。先日も大東建託の物件の契約のことで質問させてもらって、今は、とりあえず保留という形になってるんですが・・・。あれから色々と考え込んでしまってます。新築の2階(2LDK)で内階段を上がって部屋のある物件です。それで、1つ目の質問ですが・・・最近、大東建託の新築物件はどうして、このタイプが多いのでしょうか?1階は間取りが小さい(2DKとか)。内階段があるから狭いってのは分かるんですが、主婦やお子さんとかいる家庭とかは、1階が広い方が何かと便利がいいと思うんですけど。しかも、このタイプの物件は階段が狭い。バルコニーも激狭!主婦からしたら重要な部分と私は思うのですが・・・。私は、食材とか買い溜め派なので買物袋が2,3個になってしまいます。蟹歩き(上り)になってしまいますよね!?バルコニーも毎日洗濯しないといけない量しか干せないくらいの狭さ。この辺は、設計段階で考慮されてないのでしょうか?外観重視のせいですか?最近、素朴な疑問なのです。もう一つの質問ですが・・・このタイプの住み心地ってどうなんでしょうか?今、住んでる方や住んでいらした方に良い点・悪い点を教えていただきたいです。玄関開けて目の前に階段があるっていう光景はどうなんですか?慣れだとは思うんですが・・・。間取りと設備だけは気に入ってるのですが、毎日の動線を考えると迷ってます。ちなみに、現在は大東建託の3DKの古いアパートの1階に住んでます。参考にしたいので、色々教えていただきたいです。よろしくお願いします。

大東建託の内階段物件が多い理由

大東建託をはじめとする多くの建築会社が、近年、2階建てアパートに内階段を採用する物件を多く建築している背景には、いくつかの要因が考えられます。

土地有効活用とコスト削減

まず、重要なのは土地の有効活用です。特に都市部では土地が狭く高価なため、限られた敷地に多くの住戸を建設する必要があります。内階段を採用することで、建物の延床面積を小さく抑え、より多くの住戸を建設することが可能になります。これは、建築コストの削減にもつながり、結果として家賃を抑えることができるというメリットがあります。

デザイン性と外観の向上

内階段は、外観デザインの向上にも寄与します。外階段に比べてすっきりとした外観を実現でき、より洗練された印象を与えることができます。特に、近年の建築トレンドとして、シンプルでスタイリッシュなデザインが好まれる傾向にあるため、内階段はこうしたニーズに合致していると言えるでしょう。

建築規制への対応

建築基準法などの建築規制も、内階段採用の一因となっています。例えば、避難経路の確保や防火対策など、建築基準法を満たすためには、特定の条件をクリアする必要があります。内階段は、これらの規制に対応しやすい設計である場合もあります。

内階段アパートのメリット・デメリット

内階段のあるアパートは、メリットとデメリットの両面を理解した上で検討することが重要です。

メリット

* プライバシーの保護:外階段に比べて、プライバシーが守られやすい。
* 防犯性の向上:外階段と比べて、不審者の侵入リスクを低減できる可能性がある。
* デザイン性の高さ:スタイリッシュで現代的なデザインを実現しやすい。
* 省スペース:外階段と比較して、土地や建物のスペースを有効活用できる。

デメリット

* 動線の不便さ:買い物袋が多い場合や、ベビーカー、車椅子を使用する場合は不便を感じる可能性がある。
* 狭さ:階段やバルコニーが狭い場合が多い。
* 高齢者や小さなお子さんには負担:階段の上り下りが負担となる可能性がある。
* 緊急時の避難:火災などの緊急時には、外階段よりも避難に時間がかかる可能性がある。

大東建託の内階段アパートの住み心地:居住者の声

実際に大東建託の内階段アパートに住んでいる方、または住んでいた方の声を参考にすると、以下の様な意見が見られます。

良い点

* 「コンパクトで収納しやすい」という意見が多く見られます。無駄なスペースがなく、収納スペースを効率的に活用できる点が評価されています。
* 「デザインが気に入っている」という声も多く、スタイリッシュな外観や内装に満足している方が多いようです。
* 「防犯面で安心感がある」という意見もあります。外階段に比べて、プライバシーや防犯面での安心感を感じている方がいるようです。

悪い点

* 「階段の上り下りが大変」という意見が最も多く見られます。特に、買い物袋が多い時や、子供連れ、高齢者の場合、階段の上り下りが負担になるという声が多いです。
* 「バルコニーが狭い」という声も多数あります。洗濯物を干すスペースが限られているため、不便を感じている方が多いようです。
* 「玄関から階段が見えるのが気になる」という意見もあります。生活感が出やすく、来客時にも気になるという声が見られます。

具体的な改善策と対策

内階段アパートのデメリットを軽減するための具体的な対策をいくつかご紹介します。

買い物対策

* 宅配サービスの活用:重い荷物や大量の買い物を自宅まで届けてもらう。
* 買い物回数を増やす:一度に多くの買い物をせず、こまめに買い物に行く。
* キャリーカートの使用:階段の上り下りを楽にするために、キャリーカートを利用する。
* 階段の手すりの活用:しっかりと手すりをつかんで、安全に階段の上り下りをする。

バルコニー対策

* 省スペースタイプの洗濯物干しを使う:コンパクトな洗濯物干しを使うことで、限られたスペースを有効活用できる。
* 室内干しをする:天候に左右されず、いつでも洗濯物を干せる。
* 物干し竿を工夫する:伸縮式の物干し竿を使うことで、干せるスペースを最大限に活用できる。

その他対策

* 階段の照明を明るくする:階段の上り下りを安全に行うために、十分な明るさを確保する。
* 滑り止めマットを敷く:階段に滑り止めマットを敷くことで、転倒事故を防ぐ。
* 収納スペースを工夫する:限られたスペースを有効活用するために、収納術を工夫する。

専門家の視点:建築士の意見

建築士の視点から見ると、内階段アパートは土地の有効活用という点ではメリットが大きいです。しかし、居住者の利便性や快適性を考慮した設計が重要です。階段の勾配や幅、バルコニーの広さなどは、設計段階で十分に検討する必要があります。特に、高齢者や小さなお子さん、体の不自由な方が住む可能性も考慮したユニバーサルデザインの視点を取り入れることが重要です。

まとめ

大東建託の内階段のあるアパートは、土地有効活用やデザイン性の高さといったメリットがある一方で、動線の不便さや狭さといったデメリットも存在します。 ご自身の生活スタイルや家族構成、ライフステージなどを考慮し、メリットとデメリットを比較検討して、最適な選択をしてください。 この記事が、皆様の物件選びの参考になれば幸いです。

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