大家の無責任な対応と賃貸契約解除について

大家が無責任すぎます。 契約期間を満了していなくても、アパートの賃貸契約を解除することはできますか? 私の住んでいるアパートの大家は70歳くらいのおばあさんです。その大家が信用できません。 部屋の玄関のドアのペンキ塗り換えで、作業中玄関のカギを開けていなければいけませんでした。 私は大家にその立ち会いを任せるのが不安だったので、あえて作業日を私の休みの日に合わせてもらい、自分が家にいるときにしてもらいました。しかし、1時間と聞いていた作業が、ドアの劣化が激しかったため予想以上に長引き、結局翌日まで作業持ち越しになりました。翌日は、私は仕事で不在でしたがドアの外側の作業なのでカギを開ける必要はないとのことで、安心していました。 それなのに、当日の朝になって大家が私の部屋を訪れて、「作業中はカギを開けることになりました」と伝えてきました。私は、仕事前の準備に追われていたのもあり、大家さんが立ち会うことを条件に了承しました。 しかし、夜、仕事を終えて家に帰ってみると、部屋のカギが開いたままになっていました・・・ 私は頭にきてすぐ大家に電話して、カギをちゃんとかけたのか問い詰めてみると「他のお客さんの相手をしていて、閉め忘れていました。すみません」と言ってきました。この大家は、以前から、何かお願いしていても必ず『お客さんの相手をしていてできなかった』というのが定番の言い訳です。今回もとても信用できません。あげくに、作業の人たちが自分に何も言わずに帰ったからと、作業員に責任をなすりつけるような言い方をしてきました。作業員が大家に声をかけなかったのなら、それももちろん悪いですが、それが本当かも怪しいですし、何より大家としての責任感が全くありません。 こんな頼りにならない、無責任な大家のアパートに住むのが凄く嫌になりました。以前からも不信感はいだいていたのですが、今回のことでさすがに頭にきました。 このような場合、あなたならどうしますか? また契約期間が2年で、まだ、5カ月ほどしか住んでいないのですが、このアパートの賃貸契約を解除することはできるのでしょうか? ご意見をよろしくお願いします。補足契約書を確認しましたが、違約金等についての記述はありませんでした。 大家さんが鍵をかけ忘れたことについて、残念ながら証拠はないです。本人は認めたわけですが、いざとなったらとぼけそうな気がします…(>_<)

大家の無責任な行為と賃貸契約解除の可能性

賃貸契約期間中に、大家の無責任な行為によって居住に支障をきたしている、もしくは精神的に大きな負担を感じている状況とのこと、大変お辛いですね。 今回のケースでは、大家の鍵の管理ミスによる部屋への不正侵入の可能性があり、これは重大な問題です。 契約期間が満了していなくても、賃貸契約を解除できる可能性はあります。しかし、それは状況や契約内容によって大きく異なります。

賃貸契約解除の可能性を探る

契約書に違約金に関する記述がないことは、解除のハードルを下げる要素となります。しかし、一方的に解除できるわけではありません。 大家の行為が、契約上の「賃貸借契約の重要な義務違反」に該当するかを検討する必要があります。

重要な義務違反に該当するか?

* 安全・安心な居住環境の確保:大家には、借主が安全・安心に居住できる環境を提供する義務があります。今回の鍵の放置は、この義務違反に該当する可能性が高いです。 侵入窃盗の危険性が高まり、精神的苦痛も被っているため、居住環境の安全性が著しく損なわれていると言えるでしょう。
* 管理義務の怠慢:建物の管理を適切に行うことも大家の重要な義務です。今回のペンキ塗り替えにおける対応は、管理義務の怠慢と言えるかもしれません。 事前に十分な説明がなく、作業時間の見積もりも不正確で、結果として鍵の放置という事態を招いています。
* 誠実な対応の欠如:大家の対応は、誠実さを欠いていると言えます。「お客さんの相手をしていた」という言い訳は、責任転嫁であり、借主の不安を解消するものではありません。

これらの点を踏まえ、大家に改善を求める交渉を試みるべきです。 具体的な改善策として、以下の点を要求できます。

* 鍵の管理体制の改善:鍵の管理方法の見直しと、再発防止策の実施
* 謝罪:今回の出来事に対する誠実な謝罪
* 補償:精神的苦痛に対する何らかの補償(金銭補償など)

大家との交渉と証拠の確保

大家との交渉は、証拠を基に行うことが重要です。 今回の鍵の放置については証拠がないとのことですが、過去の同様な事例があれば、それらを記録として残しておきましょう。 また、今後の対応についても、記録を残すことをお勧めします。 例えば、メールや手紙で、改善要求とその内容、大家の回答などを記録として残しておくことで、後々のトラブル回避に役立ちます。

交渉のポイント

* 冷静かつ丁寧に:感情的な言葉ではなく、事実を淡々と伝えましょう。
* 具体的な要求:曖昧な要求ではなく、具体的な改善策を提示しましょう。
* 記録の保持:交渉の内容は全て記録に残しましょう。
* 必要に応じて弁護士に相談:交渉が難航する場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。

契約解除の手続き

交渉がうまくいかず、改善が見られない場合は、賃貸借契約を解除することを検討する必要があります。 契約書に違約金に関する記述がないため、解除に伴う違約金は発生しない可能性が高いです。しかし、大家が解除に同意しない場合、裁判による解決を検討する必要が出てくるかもしれません。

裁判による解決

裁判を起こす前に、内容証明郵便で解除の意思表示を行うことが重要です。 内容証明郵便は、証拠として有効なため、裁判になった場合に有利に働きます。 裁判では、大家の行為が賃貸借契約の重要な義務違反に該当するか、そして、借主が契約解除を請求できるかなどが争点となります。 裁判は時間と費用がかかりますが、最終手段として検討する必要があるでしょう。

専門家の意見

弁護士や不動産会社などに相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。 特に、証拠が乏しい状況では、専門家の意見を聞くことが重要です。 彼らは、法律的な観点から、あなたの状況を分析し、最適な解決策を提案してくれるでしょう。

まとめ

大家の無責任な行為によって、精神的な負担を感じている状況は大変つらいものです。 まずは、大家との交渉を通じて改善を求め、それでも解決しない場合は、弁護士などの専門家に相談し、契約解除を含めた適切な対応を検討しましょう。 安全で安心できる住まいを確保することは、非常に重要です。 諦めずに、適切な行動を起こすことをお勧めします。

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