大家の対応と賃貸住宅での壁への穴開けについて

大家の態度や行動は合っていますか? 先月、今住んでいるアパートに家族三人入居しました。(夫と子ども0歳)入居に至る経緯は、夫の勤務が不規則なため入社前に引越すことを伝えられました。夫の上司より1階が夫の勤務先、同じアパートの違う階に住むようにと。夫の会社内で家族持ちなのは、その上司と私たちだけです。他の方たちは独り身のため、近くの少し狭い部屋に住んでいるとのことで皆が皆、この会社に指示をされ引越してるようです。家賃のうち約半分は会社で負担すること、引越し代は会社持ちでやってもらったこと、夫の就職がようやく決まったことの理由で二つ返事でそのアパートに住むことにしました。問題は、そのアパートの大家です。その上司と、私たち家族が住む前に下見に来た際、大家は壁に穴を開けるときは必ず報告してくださいと言われました。引越し後、インターネットを繋げるため電話線を使用して工事したときにどうしてもルーターから電話線をつなぐものが床か壁を通さなければいけないと業者に言われました。もうすぐ子どもがハイハイしたり危ないので壁を選択して、夫に確認の電話をしたら「今忙しいから直接大家へ電話して」と言われ、「こう言った理由で、この場所の壁に画鋲ほどの穴を合計20か所ぐらい開けたい」と業者が言われるまま伝えました。そしたら「訳分かんない、何でそんなに開けるのか分かんない。ちょっと業者に代わって」とすごい剣幕で言われ、業者も困り顔しながら必死に説明していました。とにかく人の話を聞く前に、大家は結論を出そうとして同じことをまた話さなければ伝わらない。そう言った感じの方です。今日も、違う階を改装したいからと業者を連れてきましたがまず言った言葉は「旦那さんいない?」です。「仕事中です。」と答えると、「じゃぁ会社行けばいいのね」と言われたので「外出してるかもしれませんよ。」と伝えるとようやく来た理由を話し始めました。普通、妻である私に最初から伝えるべきじゃないでしょうか?私を子ども扱いして、あんたに話しても分からんでしょ?ってのが見え見えで腹が立ちます。以前のインターネットの件があったので、未だ時計を壁に飾ることが出来ず床に置いたままです。その時に主人と大喧嘩をしました。壁に穴を開けることに対して、いちいち電話しなければいけないのでしょうか?もちろん、子どもが物を当てて開けたりしたらします。

大家の対応について:賃貸契約とコミュニケーション

大家さんの対応は、残念ながら適切とは言えません。賃貸契約において、大家と借主の間には相互の尊重と円滑なコミュニケーションが不可欠です。大家さんは、借主であるあなたに、必要な情報を伝え、相談にもきちんと耳を傾ける義務があります。

まず、インターネット回線工事の件では、事前に「壁に穴を開ける際は必ず報告してください」という指示があったにもかかわらず、大家さんはあなたの説明を遮り、一方的に反論しました。これは、丁寧なコミュニケーションとは言えません。業者の説明を聞く姿勢や、状況を理解しようとする努力が欠けています。

改装工事の件でも、まず夫の所在を確認しようとしたこと、妻であるあなたに直接説明しようとしない姿勢は、非常に失礼です。賃貸物件の管理は、大家さんの責任であり、借主の配偶者への対応で済ませるべきではありません。 あなたを「子ども扱い」したと感じるのも無理はありません。

このような対応は、賃貸借契約における信頼関係を損なう可能性があります。

壁への穴開けについて:賃貸契約書と住宅事情

壁に穴を開けることについては、賃貸契約書に具体的な規定がないか確認することが重要です。多くの賃貸契約書には、「原状回復義務」という条項があり、退去時の状態を元の状態に戻す義務が借主に課せられています。

小さな穴であっても、大家さんの承諾を得ずに開けることは、契約違反となる可能性があります。 しかし、今回のインターネット回線工事のように、生活に必要な工事の場合、大家さんは拒否できません。 事前に連絡し、状況を説明することで、大家さんの理解を得ることが重要です。

賃貸契約書を確認しましょう

契約書に具体的な規定がない場合でも、大家さんとの話し合いが必要です。 「画鋲程度の小さな穴」であっても、事前に連絡し、了解を得ることが重要です。 この場合、大家さんの対応は不適切ですが、事前に連絡していれば、状況は変わっていた可能性があります。

具体的なアドバイス:大家さんとのコミュニケーション改善

今後の大家さんとのコミュニケーションを改善するために、以下の点を心がけてみましょう。

  • 書面での連絡:重要な事項は、メールや手紙で記録を残すようにしましょう。口頭での約束は、後々トラブルになる可能性があります。
  • 冷静な説明:感情的にならず、冷静に状況を説明しましょう。写真や図解などを用いると、より理解しやすくなります。
  • 具体的な提案:大家さんに一方的に伝えるのではなく、具体的な提案を提示しましょう。「この位置に、この程度の大きさの穴を開けたい」といったように、明確に伝えましょう。
  • 複数回連絡:一度の連絡で理解を得られない場合は、複数回連絡を取り、粘り強く交渉しましょう。
  • 第三者への相談:どうしても解決できない場合は、地域の不動産会社や消費者センターなどに相談してみましょう。

専門家の意見:弁護士や不動産会社への相談

大家さんの対応に問題があると感じた場合、弁護士や不動産会社に相談することをお勧めします。弁護士は、法律的な観点からアドバイスを行い、必要であれば法的措置も検討できます。不動産会社は、賃貸に関する専門知識を持っており、大家さんとの交渉をサポートしてくれる可能性があります。

事例:類似事例と解決策

インターネット回線工事や改装工事で壁に穴を開ける必要があった場合、多くの場合、大家さんの承諾を得る必要があります。 しかし、生活に不可欠な工事の場合、大家さんは拒否できません。 事前に連絡し、状況を説明することで、大家さんの理解を得ることが重要です。 もし、大家さんが不当に拒否した場合、弁護士や不動産会社に相談することで、解決策を見出すことができます。

まとめ:良好な賃貸生活を送るために

大家さんとの良好な関係を築くことは、快適な賃貸生活を送る上で非常に重要です。 今回のケースでは、大家さんの対応に問題がありましたが、適切なコミュニケーションを心がけることで、多くの問題は解決できるはずです。 契約書の内容を確認し、必要に応じて専門家に相談することで、安心して暮らせる環境を築きましょう。 小さなことからこまめな連絡を心がけることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

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