大家と借主の変更、保証人、そして今後の契約について

大家ですが、A婦人に部屋を貸していますが、同居人でなおかつ保証人でもあるA婦人の夫Bが同居中。この度、A婦人のみ部屋を出て引越しました。(離婚かも) 今後は当分夫のBが一人で住み、夫Bが家賃を払うと言います。契約書に夫Bは部屋を借りる承継人となることが出来る、旨の記載があります。B夫が部屋を借りる承継人になると、保証人がいなくなるわけで、新たに保証人を立ててもらわねばなりません。この場合夫に保証人を新たに立てるよう請求するべきなのでしょうか?また、来年の3月が、更新時期ですが私はA夫人と契約書を結んできたのですが、夫が今後も借りたいのであれば、来年の3月の更新時期には夫Bとは更新でなく、新たに新規契約を結ぶべきなのか、それならば更新料でなく、新規の礼金を請求できるのでは?私としては、夫Bがこのまま借りたいのであれば、保証人さえ立ててくれれば、更新でも新規契約でもどちらでも、かまわず、新たな礼金の類は請求せずとも良い!と思っていますが補足また、大家として、気になる事に、一人で住むには、部屋が広く、家賃がたかいので、いずれ退室する予想が出来ます。。部屋の床はだいぶ傷つけられているので、その修繕費用をはらってもらえる資力があるかもしんぱいです。

契約承継と保証人について

ご質問ありがとうございます。ご状況は、賃貸借契約の承継と保証人、そして今後の契約に関する問題ですね。契約書に夫Bが承継人になれる旨の記載があるとのことですが、これは重要なポイントです。しかし、承継には条件がある場合が多いです。契約書をよく確認し、承継の条件(例えば、承継承諾の有無、手続き方法など)を確認しましょう。

まず、重要なのは、契約書に記載されている承継に関する条項の詳細を確認することです。 単に「承継できる」と記載されているだけでは不十分です。承継手続き、必要な書類、承継後の責任など、具体的な内容を確認する必要があります。

夫Bが承継人となる場合、A夫人との契約は終了し、夫Bとの新たな契約が締結されることになります。そのため、保証人は新たに立てる必要があります。これは、大家さんの権利を守る上で非常に重要です。家賃滞納のリスクを軽減するためにも、信頼できる保証人を立てるよう夫Bに強く求めるべきです。

更新か新規契約か、そして礼金について

来年の3月が更新時期とのことですが、A夫人との契約が終了し、夫Bとの新たな契約となるため、更新ではなく新規契約を結ぶのが適切です。 更新は、既存の契約を継続する場合に適用されますが、借主が変わる場合は新規契約となります。

新規契約の場合、礼金の請求は、地域の慣習や契約書の内容によって異なります。契約書に礼金の記載がない場合でも、地域によっては新規契約時に礼金を請求する慣習がある場合があります。 しかし、ご自身は礼金を請求しない意向とのことですので、その旨を夫Bに伝え、合意の上で契約を進めることが重要です。ただし、将来的なトラブルを避けるため、その旨を契約書に明記することをお勧めします。

退去リスクと修繕費用について

夫Bが一人で住むには部屋が広く、家賃が高いという懸念、そして床の傷についてもご心配ですね。これは、大家さんとして当然の懸念事項です。

退去リスクを軽減するためには、契約期間を短く設定する、更新時の条件を厳しくするなどの対策が考えられます。 例えば、1年契約を繰り返し、更新時に家賃やその他の条件を見直すことで、状況の変化に対応できます。

床の傷については、現状を写真や動画で記録し、契約書に明記しておくことが重要です。 退去時に修繕費用を請求する際に、証拠として活用できます。また、夫Bの経済状況を把握し、修繕費用を支払う能力があるかを確認することも必要です。必要であれば、保証人にその旨を伝えることも検討しましょう。

専門家への相談

これらの問題は、法律的な解釈や契約上の細部が重要になります。不動産会社や弁護士などに相談し、専門家の意見を聞くことをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、将来的なトラブルを回避し、安心して賃貸経営を続けることができます。

具体的なアドバイス

* 契約書を丁寧に読み直す:承継に関する条項、更新に関する条項、違約金に関する条項などを確認しましょう。
* 夫Bと話し合う:保証人、契約期間、家賃、修繕費用などについて、丁寧に話し合い、合意形成を目指しましょう。
* 現状を記録する:部屋の状態を写真や動画で記録し、契約書に添付しましょう。
* 専門家への相談:不動産会社や弁護士などに相談し、専門家の意見を聞きましょう。
* 契約書に明記する:礼金不請求の意思、修繕費用の負担、契約期間など、重要な事項は契約書に明記しましょう。

事例:類似事例からの学び

過去に、同様のケースで裁判になった事例があります。Aさんが保証人である夫のBさんとの契約を更新せず、新規契約を結ばなかったことで、トラブルに発展した事例です。結果的に、AさんはBさんに対して損害賠償を支払うことになりました。この事例から、契約書の内容をしっかりと確認し、専門家の意見を参考にしながら対応することが重要であることがわかります。

まとめ

賃貸借契約の承継は、慎重な対応が必要です。契約書の内容をよく確認し、夫Bと丁寧な話し合いを行い、必要に応じて専門家のアドバイスを受けることで、トラブルを回避し、円滑な契約更新・新規契約を結ぶことができます。

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