大家さんとのトラブルで相談です。兄妹と３人で４年前から今の部屋に暮らしています。一年ほど前から、１～２週間に１度は大家が部屋に尋ねてきます。部屋中を歩き回って掃除の行き届いていないところを探し、汚いと大声で怒鳴り散らしていきます。酷いときは２時間位続きます。掃除はなるべくするようにしていますが、もともと苦手なこともありすべて綺麗にするというのは私には難しいです。大家に「掃除が行き届いていないから、部屋が傷んでしまっている。退室時にはかなりの費用を払ってもらわなくてはいけない。」と言われました。退室するときにどのぐらい払わされるのか恐いです。３人とも仕事があるので、夜中に部屋に入れるのを断った時は、次の日の朝の６時に来て怒鳴り散らして帰りました(朝なら全員揃っているだろうということで)私達がいない昼頃に勝手に部屋に入っている形跡もあります。大家は、汚いとか掃除が出来てないと怒鳴り散らすだけでなく、私達の親を馬鹿にするような言葉や、私達の人格を否定するように罵られることも多いです。もちろん綺麗に掃除していない私達も悪いのですが、ストレスが溜まるし、傷付きます。一年前位前から大家がこの様に部屋に来るようになったのは、私達が家賃を滞納してしまったからです。この時は２ヶ月遅れてしまいました。今は必ず期日までに入れています。一刻も早く引っ越したいのですが事情があり、どうしてもこの部屋にあと一年は住まなくてはいけません。もちろん、私達にも落ち度はあります。でもあと一年この状態が続くのは辛いです。ここまで来るのに長くなってしまいましたが、あと一年どうやって大家と戦ったらいいのか教えていただきたいです。しかも大家は同じ建物内に住んでいるので、なるべく騒ぎを起こさない方法を教えていただきたいです。・一年後、退室料をなるべく払わないようにするにはどうすればいいのか。・部屋をチェックするのをやめてほしい。(無理ならせめて数日前に電話連絡が欲しいです)・私達のいない間に部屋に勝手に入らないで欲しい。・家族を馬鹿にしたり罵る様な言葉をやめてほしい。・他にもアドバイスがあれば。。。宜しくお願いします。
Contents
現状の把握と問題点の整理
現在、大家さんとの間で深刻なトラブルを抱えている状況ですね。家賃滞納をきっかけに、大家さんの訪問頻度が増え、人格を否定するような言葉遣いまでされるようになったとのこと。これは、賃貸借契約における重大な問題であり、放置すれば精神的な負担が大きくなり、健康にも悪影響を及ぼしかねません。
問題点は大きく分けて以下の4点に整理できます。
- 大家さんの頻繁な訪問と威圧的な態度：プライバシーの侵害であり、精神的苦痛を与えられています。
- 退去時の修繕費用への不安：大家さんの一方的な主張で、高額な費用を請求される可能性があります。
- 大家さんの無断侵入：これは法律違反であり、警察への相談も検討すべきです。
- 侮辱的な言動：人格を否定する発言は許されるものではありません。
一年後の退去に向けて、具体的な対策
残りの一年間、なるべく穏便に、そして精神的な負担を少なく過ごすための具体的な対策を提案します。
1. 退去時の修繕費用を最小限にするために
退去時の修繕費用は、通常の損耗を超える部分についてのみ請求できます。そのため、以下の点に注意しましょう。
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- 現状を写真や動画で記録する：入居時の状態と現在の状態を比較できる証拠を確保しましょう。特に、傷んでいる箇所は、その状態を詳細に記録することが重要です。日付と時刻を記録できるカメラの使用がおすすめです。
- 賃貸借契約書を確認する：契約書に、修繕に関する特約がないか確認しましょう。また、原状回復義務の範囲についても確認が必要です。
- 清掃を徹底する：退去前に、プロのハウスクリーニング業者に依頼することを検討しましょう。費用はかかりますが、トラブルを回避し、精神的な負担を軽減する効果があります。自分で掃除をする場合も、入念に行い、記録を残しておきましょう。
- 小さな傷は自分で修理する：小さな傷や汚れは、自分で修理できるものは自分で修理しましょう。ホームセンターなどで簡単に手に入る補修材を活用できます。
- 大家さんとのやり取りは記録する：メールや手紙でやり取りを行い、記録を残しましょう。口頭でのやり取りは、証拠として残りにくいので避けるべきです。
2. 大家さんの訪問頻度を減らすために
大家さんの訪問頻度を減らすには、以下の方法が考えられます。
- 書面で改善を促す：大家さんの行為がプライバシーの侵害にあたることを伝え、訪問頻度を減らすよう書面で要求しましょう。内容証明郵便を使用すると、証拠として有効です。
- 管理会社への相談：もし管理会社がある場合は、管理会社に相談し、大家さんの行為を改善してもらうように働きかけましょう。
- 弁護士への相談：状況によっては、弁護士に相談し、法的措置を検討することも必要です。弁護士に相談することで、大家さんとの交渉を有利に進めることができます。
3. 無断侵入を防ぐために
大家さんの無断侵入は、法律違反です。以下の対策を行いましょう。
- 証拠を記録する：無断侵入の証拠となる写真や動画を撮影しましょう。防犯カメラの設置も有効です。
- 警察への相談：無断侵入が確認された場合は、警察に相談しましょう。
4. 侮辱的な言動への対応
大家さんの侮辱的な言動は、許されるものではありません。
- 記録を残す：録音・録画機器で記録を残しましょう。ただし、録音・録画は、事前に相手方に告知する必要があります。
- 弁護士への相談：侮辱的な言動が継続する場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討しましょう。
専門家の視点：弁護士からのアドバイス
弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受けられます。例えば、大家さんの行為が違法行為に当たるかどうか、どのような法的措置が取れるかなどを具体的に教えてもらえます。また、大家さんとの交渉においても、弁護士の介入は非常に有効です。
まとめ：穏やかな退去に向けて
大家さんとのトラブルは、精神的な負担が非常に大きいです。しかし、適切な対応を取ることで、状況を改善できる可能性があります。今回ご紹介した対策を参考に、残りの一年間を乗り越え、穏やかな退去を目指しましょう。 何か問題が発生した場合は、すぐに専門家（弁護士や管理会社）に相談することをお勧めします。
