大家からの損害賠償請求:カビ被害と引っ越し費用

大家からお金を取り戻す事はできませんか?引っ越し中なのですが、前の家がかなり湿気が多く、部屋中カビだらけになり、家具や高価な服・靴などが見るも無残な姿になりました。大家は問題 は無いの一点張りで、私達がいない間に業者を呼び、不在だと伝えた時間に「1時間も待っていたのに」と文句を言われる始末。業者にも会わせてもらえず、「問題はないと言っていた」としか聞けず。(業者はアパートの周りと床下を見て終わったそうです)大家を家に入れた時も、家の中の様子に驚いていましたが、見て分かるほど震えながら私の話は無視で問題は無いと言って出て行きました。愚痴になりましたが…状況は・カビが生えているのは鉄筋の建物の中で唯一木造のクローゼット内(すぐ横にベランダがあり、常に開けて換気・クローゼットの扉は閉めず)と風通しのよい玄関部分。部屋にまんべんなく少し。・風呂上がりは扉を閉め、換気扇を全開。・夏はクーラーを付けていないのに肌寒く感じるほど涼しい。・同棲していた彼の両親が家に来た後、両親共病院でアレルギー性肺炎になっていると告げられた。私と彼も病院に行ってはいないが咳が酷くある。私はカビはこのアパートが原因だと思っていますし、親が肺炎になった事でも確信しました。第三者から見て、カビを防ぎ切れなかった私達が悪いのでしょうか?引っ越しにかかった費用や、カビでダメになった服や靴を弁償してもらいたいと思っているのですが、それは可能でしょうか?

カビ被害と大家の責任:専門家の意見

まず、ご自身の状況、大変お辛い状況だとお察しいたします。 カビによる被害、そして大家さんの対応の悪さ、ご家族の健康被害まで及んでいる状況は、非常に深刻です。 結論から言うと、大家に損害賠償請求できる可能性は十分にあります。

しかし、成功させるためには、適切な証拠集めと手続きが不可欠です。 大家さんの対応から察するに、容易ではないかもしれませんが、諦める前に専門家の力を借りることを強くお勧めします。

証拠集めの重要性

カビ被害の証拠として、以下のものを集めてください。

  • 写真・動画:カビの発生状況をあらゆる角度から撮影しましょう。クローゼット内、玄関、部屋全体など、カビの広がり具合を明確に示すことが重要です。 できれば、カビの拡大写真も撮影してください。
  • 専門家の診断書:信頼できる業者に依頼し、カビの種類、発生原因、健康被害との関連性などを記した診断書を作成してもらいましょう。 この診断書は、大家への交渉、裁判において非常に重要な証拠となります。
  • 修理・清掃見積書:カビの除去、部屋の修復にかかる費用を算出した見積書を複数の業者から入手しましょう。 これにより、損害額を明確に示すことができます。
  • 医療機関の診断書:ご自身とご家族の医療機関の診断書も重要です。アレルギー性肺炎との関連性を示すことで、損害賠償請求の根拠を強化できます。
  • 賃貸契約書:契約書の内容を確認し、大家の修繕義務に関する条項を確認しましょう。
  • メールやLINEなどのやり取り:大家とのやり取りを記録として残しておきましょう。 特に、大家が問題を無視したり、不適切な対応をしたことを示す証拠は重要です。

大家の責任と借主の責任

賃貸住宅におけるカビ問題は、大家の責任と借主の責任が複雑に絡み合っています。 大家には、居住に適した状態を維持する義務があります。 しかし、借主にも、適切な換気や清掃を行う義務があります。

今回のケースでは、クローゼットと玄関にカビが発生している点が重要です。 これらの場所は、構造的な問題(例えば、断熱不良、換気不足)が原因でカビが発生している可能性が高いです。 大家は、建物の構造的な問題を改善する責任を負います。

一方、借主であるあなた方が、適切な換気や清掃を怠っていたとしても、構造的な問題が原因で発生したカビについては、大家の責任が問われる可能性が高いです。 ただし、証拠に基づいて、あなた方の責任の程度を判断する必要があります。

具体的な行動

1. **弁護士への相談:** まずは、専門家である弁護士に相談することを強くお勧めします。 弁護士は、証拠に基づいて大家への交渉、訴訟戦略を立ててくれます。

2. **内容証明郵便の送付:** 弁護士の助言を得ながら、内容証明郵便で大家に損害賠償請求を行いましょう。 内容証明郵便は、証拠として有効なため、交渉の出発点として重要です。

3. **裁判への提起:** 交渉がうまくいかない場合は、裁判を起こすことも検討しましょう。 裁判では、集めた証拠に基づいて、損害賠償請求の正当性を主張します。

4. **引っ越し費用:** 引っ越し費用についても、大家に請求できる可能性があります。 引っ越しを余儀なくされた原因が大家の責任にあると認められれば、引っ越し費用も損害賠償の対象となる可能性があります。

5. **カビでダメになった物:** 服や靴などの損害についても、写真や領収書などの証拠があれば、損害賠償請求の対象となります。

グレーインテリアとの関連性

今回のケースとは直接的な関連性はありませんが、カビの発生を防ぐためには、インテリア選びも重要です。グレーインテリアは、落ち着いた雰囲気で人気がありますが、湿気対策をしっかり行う必要があります。 通気性の良い素材を選び、定期的な清掃を心がけましょう。 また、除湿機などの活用も効果的です。

まとめ

大家とのトラブルは、精神的にも経済的にも大きな負担となります。 しかし、適切な証拠集めと専門家のサポートがあれば、解決できる可能性があります。 諦めずに、積極的に行動を起こしましょう。 今回の経験を活かし、今後の住まい選びにも役立ててください。

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