大型犬の子犬と先住犬の仲良し関係を築く方法|犬同士の縄張り争いと解決策

大型犬の子犬を向かい入れました。先住犬も居るのですが、その子を同じ部屋に入れるとしきりに吠えたてます。二匹の関係はよくなるんでしょうか?子犬は吠えられても動じません。あまりしつこいと避けて離れようとしたり、子犬の方から遊んでとちょっかいを出したりもします。それを見て先住犬の方も余計に興奮して追いかけて吠えたてます。攻撃的ではありません。以前からですが他犬との付き合い方がちょっと下手くそのようです。子犬をサークルに入れている間は何の問題もありません。先住犬の縄張り意識が強いという事もあると思います。そのうち力では先住犬が負けてしまいます。大きくなった時に力でねじ伏せられるような事も避けたいです。日頃から先住犬のことを優先に物事を行っています。以前大型犬、小型犬で相性が合わなくて別々で飼っているという方がいることを聞いたことがありまが、そのようなにはしたくないので、二匹の関係が良くなる為のアドバイスをお願いします。補足返答をくださった方の意見は非常に参考になり、また励みにもなります。ありがとうございます。ちなみに先住犬はポメ(体重9kg弱のデカポメ^^;)で後輩犬はマラミュートです。今日同じ部屋に二匹を一緒にしてポメが吠えたてるのも我慢しながら見守っていると、ポメも少しずつ落ち着いてきた様子です。マラミュートのチョッとした行動に反応したりしますが、興奮が和らいできている感じです。けど、この前まではマラミュートから「遊んでっ」とちょっかいを出していたのにやらなくなってしまいました。なにか教わったものがあるのでしょうかね。

先住犬と子犬の出会い:ゆっくりとした時間と適切な環境づくり

先住犬であるポメラニアンと、子犬のマラミュートの出会い、そして現状の状況を拝見しました。先住犬のポメラニアンが子犬のマラミュートに対して吠え、興奮している状況、そして子犬が動じない様子、そして徐々に落ち着いてきている様子など、具体的な状況が理解できました。これは、先住犬の縄張り意識と、子犬の遊びへのアプローチの仕方の違いが原因として考えられます。

大型犬の子犬と小型犬の先住犬の同居は、確かに難しい面があります。しかし、適切な対応をすれば、良好な関係を築くことは十分可能です。焦らず、ゆっくりと時間をかけて、双方の関係性を築いていくことが重要です。

段階的な導入と安全な空間の確保

まず、子犬をいきなり先住犬のいる場所に放つのではなく、段階的な導入が大切です。

  • 匂いの共有:最初に、子犬と先住犬のタオルやベッドなどを交換し、お互いの匂いを嗅ぎ合わせることで、事前に相手の存在を認識させます。
  • 間接的な接触:サークルなどで子犬を隔離した状態で、先住犬が子犬を視認できる距離に置いてみます。この時、先住犬が落ち着いていられるように、安全で安心できる場所を用意してあげることが重要です。例えば、先住犬のお気に入りのベッドや、落ち着ける隠れ家などを用意しましょう。
  • 短い時間の接触:数分程度の短い時間から始め、徐々に接触時間を長くしていきます。この間、先住犬が過度に興奮したり、怖がったりしないように、常に注意深く観察しましょう。必要であれば、すぐにサークルに戻すなど、安全を確保することが重要です。
  • 遊びの導入:お互いが落ち着いてきたら、おもちゃを使って遊ぶことで、ポジティブな経験を共有させましょう。おもちゃを介することで、直接的な接触を避けつつ、お互いに興味を持つ機会を作ることができます。おすすめは、それぞれが楽しめる別々の場所におもちゃを配置することです。

専門家のアドバイス:ドッグトレーナーの活用

状況によっては、ドッグトレーナーに相談することも有効です。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的なトレーニング方法や、それぞれの犬種に合わせた適切な対応方法を知ることができます。トレーナーは、犬の行動を分析し、問題解決のための具体的な方法を提案してくれます。

先住犬の安心感を高める工夫

先住犬であるポメラニアンの安心感を高めることが、良好な関係構築の鍵となります。

先住犬優先の環境整備

あなたは既に先住犬を優先しているとのことですが、さらに具体的な工夫をしてみましょう。

  • 食事場所の確保:子犬と食事場所を離すことで、先住犬が安心して食事をとれるようにします。子犬が食事中に先住犬が近寄れないように、十分な距離を確保しましょう。
  • 落ち着ける場所の確保:先住犬が自由に休息できる、子犬から隔離された安全な隠れ家を用意しましょう。これは、ソファの上や、犬用のベッド、クレートなど、先住犬が安心できる場所であれば何でも構いません。
  • お気に入りのアイテム:先住犬のお気に入りのオモチャやベッドなどを、子犬が届かない場所に置いてあげましょう。これによって、先住犬は自分のテリトリーを確保でき、安心感を高めることができます。

褒めて強化するトレーニング

先住犬が落ち着いていたり、子犬に対して攻撃的でない行動をとった際には、すぐに褒めて強化しましょう。ご褒美としておやつを与えたり、優しく撫でたりすることで、良い行動を繰り返すように促します。

子犬の行動への対応

子犬のマラミュートは、遊びを通して先住犬と交流しようとしていますが、それが先住犬を興奮させてしまっています。

遊びの調整

子犬が先住犬にちょっかいを出す頻度や仕方を調整する必要があります。

  • 遊びの時間を制限:最初は短い時間から始め、徐々に時間を延ばしていくことで、先住犬の負担を軽減します。
  • 遊び方を変える:子犬が興奮しすぎている場合は、落ち着けるような遊びに変更しましょう。例えば、なぞなぞのような知的な遊びや、ゆっくりとしたペースの遊びなどです。
  • 適切な距離感:子犬が先住犬に近づきすぎないように、適切な距離を保つように注意しましょう。必要であれば、リードを使って子犬の行動をコントロールすることも有効です。

専門家のサポート

状況が改善しない場合は、ドッグトレーナーに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より効果的なトレーニング方法や、それぞれの犬種に合わせた適切な対応方法を知ることができます。

インテリアと犬との共存

犬と快適に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。

犬が安全に過ごせる空間づくり

  • 家具の配置:犬が飛び乗ったり、引っ掻いたりできないように、家具の配置を工夫しましょう。特に、先住犬が落ち着ける場所は、子犬が近づけないように配慮しましょう。
  • 床材:滑りにくい床材を選ぶことで、犬が転倒するリスクを軽減します。また、汚れが落ちやすい素材を選ぶことも重要です。
  • 犬用スペース:犬が自由に過ごせる専用のスペースを確保しましょう。これは、ベッドやクッション、おもちゃなどを置く場所です。このスペースは、子犬と先住犬がそれぞれ安心して過ごせるように、十分な広さを確保することが重要です。

ベージュのインテリアと犬との相性

ベージュは、落ち着きがあり、犬にも優しい色です。汚れが目立ちにくいという点でも、ペットを飼う家庭にはおすすめです。ベージュのソファやカーペットは、犬がリラックスできる空間を作り出します。また、ベージュをベースに、他の色をアクセントとして取り入れることで、より魅力的なインテリア空間を演出できます。

まとめ

大型犬の子犬と小型犬の先住犬の同居は、時間と忍耐を要するプロセスです。しかし、適切な環境整備とトレーニング、そして専門家のサポートを受けることで、必ず良好な関係を築くことができます。焦らず、ゆっくりと時間をかけて、お互いの信頼関係を築いていきましょう。

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