大型犬とガーデンルーム。戸建にて大型犬を飼っています。共働きのため、犬は日中は2畳ほどのサークルとクレート（連結してある）で過ごしています。本当は部屋でフリーにしてあげられたら良いのですが、いたずら盛りのため、不可能です…そこで、リビングに面した庭にガーデンルームを設けるのはどうか、との話が出ました。腰壁タイプのものであれば目隠しになるし、犬や物が当たっても安全だし、窓が開閉できるものなら風も通る。床をリビングより１段低くすれば、抜け毛等が部屋に入ることも減る。なにより広い空間で犬がのびのび過ごせること、散歩の時の出入りが楽になることから、前向きに検討しています。ただ、心配なのが暑さです。サンルームやガーデンルームは暑くなりやすいと聞きますが、一方で意外と快適だとの意見も見かけます。実際のところ、どうなのでしょうか。また、暑いからと言ってリビングにエアコンをかけ、サッシを開放し（犬が入らないよう柵などを設置）、ガーデンルームにエアコンの空気が流れるようにする…というのは防犯上どうなのでしょうか。主人はガーデンルーム自体に鍵がかかるし、問題ないと言いますが、私は少し心配です。犬はバーニーズマウンテンドッグで暑さには弱いです。アドバイスをお願いします。※犬のいたずらを防ぐしつけをしてリビングに出してあげれば良いのが最善策なのは重々承知です。今回は犬とガーデンルームの相性（暑さの面で）についてご意見ください。
Contents
ガーデンルームの暑さ対策：快適な空間を実現するためのポイント
ガーデンルームは、開放感と自然光が魅力ですが、夏場の暑さは大きな課題です。特に、バーニーズマウンテンドッグのような暑さに弱い犬種を飼っている場合は、十分な暑さ対策が必要です。
ガーデンルームの温度上昇メカニズム
ガーデンルームの暑さは、主に以下の要因で発生します。
- 直射日光：屋根や壁からの直射日光による熱吸収
- 輻射熱：地面や建物からの熱放射
- 遮熱性の低さ：一般的なガーデンルームの屋根や壁材は、遮熱性に劣る場合が多い
- 空気の停滞：換気が不十分な場合、室内の熱がこもりやすい
効果的な暑さ対策
これらの要因を踏まえ、効果的な暑さ対策を講じる必要があります。
- 遮熱効果の高い屋根材・壁材：ポリカーボネート製の屋根材や、断熱材入りの壁材を選ぶことで、直射日光による熱吸収を軽減できます。特に、断熱性能が高い「Low-E複層ポリカーボネート」はおすすめです。
- 日よけ対策：オーニングやシェードを設置することで、直射日光を遮断し、室温の上昇を抑えることができます。外付けブラインドも効果的です。
- 換気対策：窓やドアを開閉できる構造にすることで、自然換気を促し、室内の空気を循環させることができます。電動換気扇の設置も有効です。天井に換気扇を取り付けることも検討しましょう。
- 床材：断熱性のある床材を選ぶことで、地面からの熱伝導を抑えることができます。タイルよりも、ウッドデッキや人工芝の方が効果的です。
- グリーンカーテン：壁面にグリーンカーテンを設置することで、日差しを遮り、温度上昇を抑えることができます。植物の蒸散作用による冷却効果も期待できます。
- エアコン設置：ガーデンルーム専用のエアコンを設置することも検討しましょう。小型の窓用エアコンでも効果があります。ただし、消費電力や設置場所を考慮する必要があります。
- 床の高さ：質問にあるように、リビングより一段低くすることで、抜け毛の侵入を防ぎ、さらに、ガーデンルーム内の空気がリビングに流れ込むのを防ぐ効果も期待できます。
防犯対策：安心・安全なガーデンルームを実現するために
リビングに面したガーデンルームにエアコンの空気を流すことは、防犯上のリスクを高める可能性があります。
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リスクと対策
- 窓の開放：サッシを開放することで、不審者侵入の機会が増えます。頑丈な防犯窓や、センサー付きの窓ロックなどを設置しましょう。
- エアコンの空気の流れ：リビングのエアコンの空気をガーデンルームに流すことで、不審者が室内に侵入していることを感知しにくくなる可能性があります。防犯センサーや監視カメラの設置を検討しましょう。
- ガーデンルームへのアクセス：ガーデンルームへの出入り口には、頑丈な鍵と、必要に応じて補助錠を設置しましょう。防犯性能の高いドアを選ぶことも重要です。
- 目隠し：腰壁タイプを選ぶことは有効ですが、さらに目隠し効果を高めるために、植栽やフェンスなどを活用しましょう。プライバシーを守り、不審者の視線を遮断する効果があります。
専門家の意見：セキュリティー会社への相談
防犯対策については、専門家の意見を聞くことが重要です。セキュリティー会社に相談し、状況に合わせた最適な対策を検討しましょう。彼らは、防犯カメラ、センサー、警報システムなどの導入についてアドバイスし、設置もしてくれます。
まとめ：快適で安全なガーデンルームを実現するために
ガーデンルームは、大型犬にとって快適な空間を提供できる可能性がありますが、暑さ対策と防犯対策は不可欠です。適切な対策を講じることで、愛犬との時間をより安全に、そして快適に過ごすことができます。 今回ご紹介した対策を参考に、愛犬と快適な時間を過ごせるガーデンルームを実現してください。
