大型本棚に扉を取り付ける方法|DIYでコストを抑えつつ、日光避けと簡易ロックを実現

部屋の本棚に扉をつけようと考えています。 これが非常に大きく縦がおよそ200cm 横が180cmほどです。基本的には日光などが当たらないことと簡易的な鍵をつけられたらいあなと思っています。 またコストを抑えられるとなおいいです。 何か良い方法はないでしょうか? ちなみにDIYをたまにするので工具などはそれなりにあります。

大型本棚への扉取り付け:DIYで実現するコスト削減と機能性

200cm×180cmという大型本棚への扉取り付け、DIYで挑戦したい気持ち、よく分かります!日光避けと簡易的な鍵、そしてコストを抑える…これらをすべて満たす方法を、具体的な手順と合わせてご紹介します。

1. 扉の種類と材料選び:コストと機能性のバランスを考慮する

まず、扉の種類と材料選びが重要です。大型本棚なので、材料費は大きな部分を占めます。コストを抑えつつ、日光避けと簡易ロックを実現するには、以下の選択肢が考えられます。

  • 木材:DIYで扱いやすく、比較的安価な木材(パイン材など)がおすすめです。ただし、大型なので、反りや歪みに注意し、しっかりとした木材を選びましょう。塗装が必要になる点も考慮してください。
  • アクリル板:透明度の高いアクリル板は、日光を遮りつつ、本棚の中身が見えるというメリットがあります。ただし、割れやすいので、取り扱いには注意が必要です。また、簡易ロックは別途工夫が必要です。
  • 既製品の建具:ホームセンターなどで販売されている既製品の建具を流用するのも一つの手です。サイズ調整が必要になる場合がありますが、コストと手間を考えると効率的かもしれません。ただし、サイズが合うものを探すのが難しい可能性もあります。
  • カーテンレールとカーテン:最も安価で手軽な方法です。カーテンレールを取り付け、遮光性のあるカーテンを取り付けることで、日光を遮ることができます。簡易的な鍵はできませんが、手軽さで選ぶなら最適です。

2. 扉の設計と製作:サイズ計測と材料カット

扉の種類が決まったら、設計図を作成します。正確なサイズ計測は必須です。本棚の寸法を正確に測り、扉のサイズを決定します。余裕を持たせ、数ミリの誤差を考慮しましょう。

材料をカットする際は、電動工具(丸ノコなど)を使うと効率的です。正確なカットをするために、ガイド定規や直角定規などを活用しましょう。木材を使用する場合は、やすりで表面を研磨し、滑らかに仕上げます。

3. 扉の取り付け:金具選びと取り付け方法

扉の取り付けには、適切な金具選びが重要です。

  • 蝶番:大型本棚なので、耐久性のある蝶番を選びましょう。調整可能な蝶番を使うと、扉の調整が容易になります。
  • マグネットキャッチ:簡易的なロックとして、マグネットキャッチがおすすめです。強力なマグネットを使用すれば、ある程度の防犯効果も期待できます。
  • 鍵付きのラッチ:より高いセキュリティを求める場合は、鍵付きのラッチを取り付けることも可能です。ホームセンターなどで様々な種類が販売されています。

取り付け作業は、設計図を参考に、慎重に行いましょう。水平器や墨出し器などを活用すると、正確な取り付けができます。

4. 仕上げ:塗装や装飾

木材を使用する場合は、塗装が必要です。木材の保護と美観を向上させるために、ニスや塗料を塗布しましょう。好みやインテリアに合わせて、色や仕上げを選びます。

必要に応じて、装飾を加えることも可能です。例えば、取っ手や装飾金具を取り付けることで、より洗練された仕上がりになります。

5. 専門家への相談:DIYに不安がある場合

DIYに自信がない、または複雑な作業に不安がある場合は、専門家(家具職人やリフォーム業者など)に相談することをお勧めします。費用はかかりますが、仕上がりの品質や安全性を確保できます。

事例:ブラウンの無垢材とアクリル板の組み合わせ

例えば、本棚の色がブラウンであれば、ブラウン系の無垢材で扉を作り、前面に透明のアクリル板を取り付けるという方法があります。これにより、日光を遮りつつ、本棚の中身が見えるというメリットが得られます。アクリル板は、ホームセンターなどで比較的安価に購入できます。

まとめ:大型本棚への扉取り付けはDIYで実現可能!

大型本棚への扉取り付けは、DIYで十分に実現可能です。この記事で紹介した手順を参考に、コストを抑えつつ、日光避けと簡易ロックを実現できる扉を作成しましょう。ただし、安全性を第一に考え、作業に不安がある場合は専門家への相談も検討してください。

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