大切なペットの突然死…ギニアピッグ「そば」ちゃんを亡くされた飼い主様へのご助言

大切にしていたギニアピッグの ’そば’ が、突然下半身麻痺になり、あっという間に天国へ行ってしまいました。 1週間ほど前から、2匹ともあまり元気がなかったようですが、突然、そこそこ元気だったほうが、食後歩けなくなり、その後、急いで病院へ連れて行きましたが、1時間ほどの間で、あっという間に逝ってしまいました。どうして他界してしまったのかは、病院の先生も、手遅れだったので分からない、ということでした。心当たりは、いくつかあるのですが、どれもしっくりしません。。薬品に詳しい方、ギニアピッグの専門家の方、また同じ経験をされた方、アドバイスくださいましたら、幸いです。 私は、6日前にケージの横の窓パッキンに、カビをたくさん見つけたので、エタノールとプロパノールが100mg中20gづつ入った消毒スプレーをしました(市販のものです)。その際、友人家族が来るため、(ケージが別部屋で、そこから消毒のくさい空気が流れるといけないので)換気をしませんでした。その際、それがギニアピッグに有毒かもしれない、思ませんでした。死んでしまう前日に、夫がケージの大掃除をして、一日窓を開けていました。10度ちょっとの外気でした。ソバが家からでてこないので、いつもどうり、手を突っ込んで押し出した、ということでした。もう一つの可能性は、冬の間、忙しかったので、長い間掃除をしてやれず、ハエやハエの子がたくさんケージの中で繁殖していた、ということです。最後の可能性は、市販の乾燥した牧草か、家で準備した野菜に、食べてはいけないものが入っていたかもしれない、ということです。 ほかの症状としては、もしかすると直前はおなかを壊していた?ようです。下半身麻痺になったとき、意識はありました。また、その直前までご飯を食べに、坂を上っていました。プロパノールは、ギニアピッグには有毒なのでしょうか。スプレーは、手押し式で、シュッシュ、と30回ぐらい押しました。その時、私は喘息があって、呼吸が少し苦しくなりましたが、恐らくカビの胞子が飛んだからだ、と思っただけでした。換気しなければ、有毒だとは思ってもいませんでしたが、気づくべきだったと、自分を責めています。ソバは、死ぬ1時間前は、もう歩けず、その前夜には、普段鳴かないような声で、ときおりキュウ~っと鳴いていました。病院の先生は、おなかにガスが溜まっているといっていました。。。。 突然のことで、それももしかすると、私のカビ消毒のせいで、大事なペットが突然他界してしまって、自分を責めるにも責め切れません。どなたか、ご助言くださいましたら、幸いです。

ギニアピッグ「そば」ちゃんの突然死に関する可能性と今後の対策

大切なギニアピッグ「そば」ちゃんの突然死、心よりお悔やみ申し上げます。ご自身の行動を振り返り、自分を責めていらっしゃるお気持ち、痛いほどよく分かります。しかし、まずはご自分を責めるのを少し置いておいて、冷静に状況を整理し、今後のペット飼育に役立つ学びに変えていきましょう。

可能性1:消毒スプレーの影響

ご使用された消毒スプレーに含まれるプロパノールは、高濃度で吸入すると、呼吸器系に影響を与える可能性があります。換気をせずに使用されたこと、そしてご自身が喘息をお持ちで呼吸困難を感じられたことから、そばちゃんも影響を受けた可能性は否定できません。しかし、30回程度の噴射で致死量に達するかは、スプレーの種類や空間の広さ、そばちゃんの健康状態などによって大きく異なります。専門家による判断が必要です。

可能性2:ケージの大掃除と低温環境

前日のケージの大掃除と10度程度の低温環境も、そばちゃんの体調に影響を与えた可能性があります。ギニアピッグは寒さに弱く、急激な温度変化や低温は、免疫力の低下や肺炎などを引き起こす可能性があります。ケージ内の温度管理は非常に重要です。特に冬場は、保温対策をしっかり行いましょう。

可能性3:ハエやハエの幼虫の繁殖

ケージ内にハエやハエの幼虫が繁殖していたことは、深刻な衛生状態の悪化を示唆しています。これらは、ギニアピッグに様々な病気を引き起こす可能性があります。定期的なケージ清掃は必須です。糞尿や食べ残しはこまめに除去し、週に一度はケージ全体を洗浄・消毒しましょう。

可能性4:牧草や野菜による中毒

牧草や野菜に、ギニアピッグが食べてはいけないものが混入していた可能性も考えられます。ギニアピッグに安全な野菜や牧草を選ぶことが大切です。不明な植物は絶対に与えないようにしましょう。また、牧草は信頼できるメーカーのものを選び、品質に注意しましょう。

ギニアピッグの飼育における注意点と具体的なアドバイス

今回の悲しい出来事を教訓に、今後のギニアピッグ飼育をより安全で快適なものにするために、具体的なアドバイスをさせていただきます。

1. ケージ環境の整備

* 温度管理:冬場はヒーターを使用し、18~24℃を維持しましょう。ケージ内に温度計を設置し、常に温度を確認することが重要です。
* 湿度管理:乾燥しすぎると呼吸器系の病気にかかりやすくなります。加湿器を使用したり、濡らしたタオルをケージ内に置くなどして、適度な湿度を保ちましょう。
* 清潔さ:毎日糞尿や食べ残しを取り除き、週に一度はケージ全体を洗浄・消毒しましょう。安全なペット用洗剤を使用し、十分にすすいで乾燥させましょう。
* 換気:ケージ内は常に新鮮な空気が流れるようにしましょう。ただし、直風が当たらないように注意しましょう。
* 床材:吸収性と保温性に優れた床材を選びましょう。紙製の床材や、天然素材のペレットなどがおすすめです。

2. 食餌管理

* 安全な餌:ギニアピッグ専用のペレットを主食とし、新鮮な野菜や牧草を適量与えましょう。与える野菜の種類や量には注意が必要です。
* 新鮮な水:常に新鮮な水を用意しましょう。水飲み器を使用する場合は、毎日清掃しましょう。
* 食べ残しの確認:食べ残しはすぐに取り除きましょう。腐敗すると、病気の原因になります。

3. 健康管理

* 定期的な健康診断:信頼できる獣医さんに定期的に健康診断を受けさせましょう。早期発見・早期治療が大切です。
* 異変への早期対応:食欲不振、元気消失、呼吸困難などの異変に気づいたら、すぐに獣医さんに相談しましょう。
* ストレス軽減:ギニアピッグはストレスに弱いため、安全で静かな環境を用意しましょう。

4. 消毒剤の使用

* ペットに安全な製品:ペット用の消毒剤を使用しましょう。市販の消毒剤を使用する場合は、必ずペットに使用できることを確認し、換気を十分に行いましょう。
* 使用量:説明書をよく読んで、適切な量を使用しましょう。
* 安全な場所:ケージから離れた場所で消毒を行い、ペットが吸入しないように注意しましょう。

専門家の意見

獣医さんに相談することで、そばちゃんの死因についてより詳しい情報を得ることができ、今後の飼育に役立つアドバイスをもらえます。また、ギニアピッグ専門のブリーダーや飼育団体に相談することも有効です。

まとめ

そばちゃんの死因を特定することは困難かもしれませんが、今回の経験から多くのことを学ぶことができました。上記のアドバイスを参考に、より安全で快適な環境でギニアピッグを飼育し、二度と同じ悲しみを味わわないようにしましょう。大切なのは、ご自身の反省を活かし、より良い飼育環境を整えることです。

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