大きな窓へのカーテンレール取り付け:突っ張り棒式は大丈夫?安全な方法と選び方

以前から部屋のカーテンレールがとれかかっているので付け替えようとしています。 工具を買ってカーテンレールをつける自信がないので突っ張り棒式のカーテンレールにしようと考えていますが、 小窓ではなく、ベランダに通じる大きな窓なのですが落ちてくる心配はないですか? 他に方法があれば教えていただきたいです

突っ張り棒式カーテンレールの安全性と大きな窓への適用

カーテンレールの取り付けに不安を感じ、突っ張り棒式をご検討中とのこと、よく分かります。特に、ベランダに繋がる大きな窓への設置となると、落下リスクが気になりますよね。結論から言うと、大きな窓への突っ張り棒式カーテンレールの使用は、必ずしも安全とは言えません。 落下する可能性は、窓のサイズ、突っ張り棒の強度、設置方法、カーテンの重さなど、複数の要因に依存します。

突っ張り棒式カーテンレールのリスク

突っ張り棒式カーテンレールは、手軽で賃貸住宅でも利用しやすい反面、以下のリスクがあります。

  • 耐荷重の限界: 製品によって耐荷重は異なりますが、重いカーテンや厚手の布地を使用すると、耐荷重を超えて落下する可能性があります。特に大きな窓は、カーテンの面積が大きくなるため、重さが増し、リスクが高まります。
  • 設置箇所の強度: 突っ張る部分の壁や窓枠の強度が不足している場合、突っ張り棒が外れて落下する可能性があります。石膏ボードの壁など、強度が低い場所への設置は避けるべきです。
  • 地震などによる揺れ: 地震などの揺れによって、突っ張り棒が外れる可能性があります。特に、窓が大きく、カーテンが重い場合は、揺れによる影響を受けやすくなります。
  • 設置ミス: 突っ張り棒を正しく設置しないと、しっかりと固定されず、落下する可能性があります。説明書をよく読んで、正しく設置することが重要です。

大きな窓へのカーテンレール取り付け:安全な代替案

大きな窓へのカーテンレール取り付けを安全に行うためには、突っ張り棒式以外の方法を検討することをお勧めします。

1. 専門業者への依頼

最も安全で確実な方法は、カーテンレール取り付けの専門業者に依頼することです。専門業者は適切なレールを選び、壁の状況に合わせて安全に設置してくれます。費用はかかりますが、安全面を考えると最も安心できる方法です。特に、石膏ボードの壁や、窓枠の強度が不安な場合は、専門業者に相談することを強くお勧めします。

2. 賃貸住宅の場合:大家さんへの相談

賃貸住宅にお住まいの場合は、大家さんまたは管理会社に相談しましょう。場合によっては、カーテンレールを取り付けてもらえる可能性があります。また、許可を得た上で、自分で取り付けを行う場合でも、安全な方法をアドバイスしてもらえるでしょう。

3. 賃貸でも使えるタイプ:ネジを使わないカーテンレール

賃貸住宅でも使えるように、ネジを使わずに設置できるカーテンレールも販売されています。粘着テープや強力なマグネットを使用するタイプで、壁に穴を開ける必要がありません。ただし、耐荷重には注意が必要です。大きな窓の場合は、耐荷重の高い製品を選ぶようにしましょう。 製品選びの際には、必ず耐荷重を確認し、カーテンの重さとの兼ね合いを考慮してください。

4. 窓枠に取り付けるタイプ

窓枠自体にレールを取り付けるタイプもあります。窓枠のサイズに合ったものを選び、しっかりと固定すれば、比較的安全にカーテンを取り付けられます。ただし、窓枠の強度や形状によっては取り付けられない場合もあります。

カーテンレールの選び方:素材・デザイン・機能

カーテンレールを選ぶ際には、素材、デザイン、機能など、様々な点を考慮する必要があります。

素材

  • 木製のレール: 温かみのある雰囲気で、高級感があります。ただし、湿気や直射日光に弱い場合があります。
  • 金属製のレール: 強度があり、耐久性が高いです。スタイリッシュなデザインが多いです。
  • 樹脂製のレール: 軽量で、お手入れが簡単です。価格も比較的安価です。

デザイン

カーテンレールは、インテリアの重要な要素の一つです。お部屋の雰囲気に合ったデザインを選びましょう。シンプルでモダンなデザインから、クラシックで豪華なデザインまで、様々な種類があります。

機能

  • ランナー: カーテンの滑りをスムーズにするランナーの素材や種類も重要です。静音タイプなどもあります。
  • ダブルタイプ: 2枚のカーテンを同時に使用できます。
  • 伸縮タイプ: 窓のサイズに合わせて長さを調整できます。

まとめ:安全第一でカーテンレールを選ぼう

大きな窓へのカーテンレール取り付けは、安全性を第一に考え、適切な方法を選択することが重要です。突っ張り棒式は手軽ですが、落下リスクがあるため、大きな窓には不向きです。専門業者への依頼、大家さんへの相談、ネジを使わないタイプや窓枠取り付けタイプなど、安全で適切な方法を選択し、快適な窓辺を実現しましょう。

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