大きな窓と小窓のカーテン、統一感を出すには?シェードカーテンとブラインドカーテンの組み合わせはNG?

インテリアについて。大きな窓にシェードカーテンを使う場合、小窓にも統一感出すためにシェードカーテンにした方がいいですか?中途端に小窓だけブラインドカーテンにするのは見栄えは良くないですか?

窓辺のコーディネートは、お部屋全体の印象を大きく左右する重要な要素です。特に、大きな窓と小窓が両方ある場合、それぞれの窓にどのようなカーテンやブラインドを選ぶかは、インテリア全体の統一感や美しさに直結します。今回は、大きな窓にシェードカーテンを採用する場合、小窓とのコーディネートについて、具体的なアドバイスと事例を交えながら解説します。

大きな窓と小窓のカーテン、統一感を出すためのポイント

大きな窓にシェードカーテンを選んだ場合、小窓にも同じシェードカーテンを使うのが最も統一感のある方法です。しかし、必ずしもそれが正解とは限りません。重要なのは、全体のバランスお部屋の雰囲気です。シェードカーテンとブラインドカーテンの組み合わせが必ずしも「見栄えが悪い」とは言い切れません。むしろ、うまく組み合わせることで、洗練された空間を演出することも可能です。

  • 素材の統一感:シェードカーテンとブラインドカーテンの素材感を合わせることで、統一感を演出できます。例えば、リネン素材のシェードカーテンと、リネン風のブラインドカーテンを組み合わせるなどです。色味も、同じ色相でトーンを変えるなど、工夫次第で調和がとれます。
  • 色の統一感:シェードカーテンの色をベースに、小窓のブラインドカーテンの色を選ぶのも効果的です。ベースカラーを決め、小窓のブラインドカーテンは、シェードカーテンの色よりも少し明るい色や、同系色の濃い色を選ぶことで、まとまりのある空間を作ることができます。例えば、ベージュのシェードカーテンであれば、小窓にはライトベージュやブラウンのブラインドカーテンを選ぶなどです。
  • デザインの統一感:シェードカーテンとブラインドカーテンのデザインに共通点を持たせることで、統一感を演出できます。例えば、シェードカーテンの柄の一部をブラインドカーテンの素材や色に反映させるなどです。ただし、デザインが複雑すぎると、かえってごちゃごちゃした印象になる可能性があるので注意が必要です。
  • 機能性の考慮:窓の大きさや向き、採光状況などを考慮して、カーテンやブラインドの種類を選ぶことも重要です。大きな窓はプライバシーの確保と採光調整の両立が必要な場合が多く、シェードカーテンが適しています。一方、小窓は採光や通風を重視したい場合、ブラインドカーテンの方が使い勝手がよい場合があります。

シェードカーテンとブラインドカーテンの組み合わせ例

具体的な組み合わせ例を見てみましょう。以下は、ベージュのシェードカーテンをベースとしたコーディネート例です。

例1:ナチュラルな空間

大きな窓には、麻素材のベージュのシェードカーテンを使用。小窓には、同じ麻素材で、少し濃いめのブラウンのウッドブラインドを使用します。素材感を統一することで、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出できます。床や家具にも自然素材を取り入れることで、より調和のとれた空間になります。

例2:モダンな空間

大きな窓には、シンプルなデザインのベージュのシェードカーテンを使用。小窓には、アルミブラインドのオフホワイトを使用します。シェードカーテンとブラインドカーテンの素材感の違いを活かし、モダンで洗練された空間を演出できます。家具はシンプルなデザインのものを選び、色味も抑え気味にすることで、よりスタイリッシュな印象になります。

例3:エレガントな空間

大きな窓には、光沢のある生地のベージュのシェードカーテンを使用。小窓には、レースのカーテンと、同系色のベージュのロールスクリーンを組み合わせます。光沢のある生地とレースの組み合わせで、エレガントで華やかな空間を演出できます。家具は、曲線的なデザインのものを選び、上品な色合いのものを選ぶとより効果的です。

インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、重要なのは「全体のバランス」です。シェードカーテンとブラインドカーテンの組み合わせは、決して失敗ではありません。むしろ、それぞれの窓の特性や、お部屋全体のスタイルに合わせて、適切な組み合わせを選ぶことで、より魅力的な空間を演出することができます。例えば、大きな窓はプライバシーを重視しシェードカーテン、小窓は採光を重視しブラインドカーテンというように、機能性を重視した組み合わせも有効です。

もし迷う場合は、インテリアコーディネーターに相談してみるのも良いでしょう。「いろのくに」のようなインテリアポータルサイトを活用し、様々なカーテンやブラインドのサンプルを見て、イメージを膨らませるのもおすすめです。サイト内には、専門家によるアドバイスや、ユーザーによるレビューなども掲載されているので、参考にすることができます。

実践的なアドバイス

窓辺のコーディネートに迷ったら、以下のステップで進めてみましょう。

  1. お部屋全体のスタイルを決める:ナチュラル、モダン、エレガントなど、お部屋全体のスタイルを決めましょう。これによって、カーテンやブラインドの素材や色、デザインを選ぶ際の基準が決まります。
  2. 窓の大きさや向き、採光状況を確認する:窓の大きさや向き、採光状況によって、最適なカーテンやブラインドの種類が異なります。大きな窓はプライバシーの確保も重要です。小窓は採光を優先したい場合もあります。
  3. サンプルを取り寄せて比較する:気に入ったカーテンやブラインドのサンプルを取り寄せ、実際に部屋に置いてみて、色や素材感を確認しましょう。自然光の下で確認すると、より正確な色味がわかります。
  4. 全体のバランスを確認する:カーテンやブラインドを選んだら、お部屋全体のバランスを確認しましょう。家具や壁の色との調和、全体の雰囲気などを考慮し、必要に応じて調整します。

窓辺のコーディネートは、お部屋全体の印象を大きく左右する重要な要素です。時間をかけてじっくりと検討し、自分らしい空間を演出しましょう。

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