大きな木製デスクの最適な保管方法|傷つけずに長持ちさせるコツ

部屋の模様替えを考えています。部屋には奥行き60センチ、幅120センチ、高さ90センチのなかなか大きい机があったのですが、今は使わないと思い分解しました。でもいつかまた使うと思うので家のどこかに保管しようと考えています。その机は、結構キレイでまだ新品のような状態なので、できればキズ付けずに保管したいのですが…どのように保管すればいいのでしょうか。

大きな木製デスクの保管:傷を防ぐための準備と方法

せっかくの綺麗な木製デスク、傷つけずに保管したいですよね。大きな家具の保管は、場所選びから梱包方法まで、細心の注意が必要です。この記事では、60cm×120cm×90cmという大型デスクを、キズ一つつけずに保管するための具体的な方法をご紹介します。

1. 保管場所の選定:湿気と直射日光を避ける

まず重要なのは保管場所です。木製家具の天敵は湿気と直射日光です。湿気によって木材が反ったり、カビが生えたりする可能性があります。直射日光は、木材の色褪せやひび割れの原因となります。

そのため、以下の点を考慮して保管場所を選びましょう。

  • 通気性の良い場所:湿気がこもりやすいクローゼットや押し入れは避け、風通しの良い場所を選びましょう。物置を使用する場合は、定期的に換気をしましょう。
  • 直射日光の当たらない場所:日当たりの良い場所ではなく、日陰となる場所を選びましょう。窓から離れた場所が理想的です。
  • 温度変化の少ない場所:急激な温度変化も木材にダメージを与えます。なるべく温度変化の少ない場所を選びましょう。
  • 床の状況:床が湿っていたり、凹凸があったりする場所も避けましょう。できれば、床に敷物を敷いてから保管するのがおすすめです。

理想的なのは、専用の家具倉庫やトランクルームを利用することです。費用はかかりますが、温度・湿度管理がされているため、最も安全に保管できます。

2. 梱包材の準備:緩衝材と防水シートが重要

保管場所が決まったら、次は梱包です。大型デスクを傷つけずに保管するには、適切な梱包材が不可欠です。

  • 緩衝材:ダンボール、プチプチ、毛布、タオルなど、衝撃を吸収する緩衝材を十分に用意しましょう。特に、角の部分は丁寧に保護することが重要です。分解したデスクのパーツそれぞれを個別に梱包し、さらに全体をまとめて梱包するのがおすすめです。
  • 防水シート:湿気から守るために、防水シートで全体を覆いましょう。ビニールシートでも構いませんが、通気性も考慮して、不織布タイプのシートを使うとより安心です。
  • 防虫剤:湿気だけでなく、虫による被害も防ぎましょう。防虫剤を一緒に保管することで、虫食いによるダメージを防ぐことができます。ただし、木材に直接触れないように注意しましょう。

梱包材は、ホームセンターや100円ショップなどで手軽に手に入ります。

3. デスクの分解と梱包方法:手順と注意点

大型デスクをそのまま保管するのは難しいので、分解して保管しましょう。分解する際は、取扱説明書があれば参照し、ネジや部品をなくさないように注意しながら作業を進めてください。

  • パーツごとに梱包:天板、脚、引き出しなど、パーツごとに丁寧に梱包します。それぞれの面に緩衝材を十分に挟み込み、傷つかないように保護しましょう。
  • ネジなどの小物は袋に入れて保管:ネジや部品は、小さな袋に入れて、パーツごとに一緒に梱包しましょう。紛失防止に役立ちます。
  • 梱包材の固定:梱包材がずれないように、ガムテープなどでしっかりと固定しましょう。特に、大きなパーツはしっかりと固定することが重要です。
  • ラベルを貼る:どのパーツがどこにあるのかわかるように、ラベルを貼っておきましょう。後で組み立てるときに便利です。

4. 定期的な点検:状態をチェックし、必要に応じて対策を

保管後も、定期的に状態をチェックすることが大切です。湿気や虫の被害がないか、梱包材が破れていないかなどを確認し、必要に応じて対策を行いましょう。

専門家のアドバイス:家具の保管のプロに聞く

家具の保管について、家具専門業者に話を聞いてみました。

「大型家具の保管は、場所選びと梱包が最も重要です。湿気や直射日光は木材の劣化を早めるため、十分に注意が必要です。また、梱包材はケチらず、しっかりとしたものを使いましょう。万が一、破損した場合でも、適切な梱包をしていれば、保険が適用される可能性もあります。」

まとめ:大切なデスクを長く大切に使うために

大型のデスクを傷つけずに保管するには、適切な場所選び、丁寧な梱包、そして定期的な点検が不可欠です。この記事で紹介した方法を参考に、大切なデスクを長く大切に使い続けてください。

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