夜泣きする猫への対処法:多頭飼いの猫の寂しさへの対応

我が家のネコについてです。夜中に泣き…いや、鳴きます 5歳くらいかな。複数飼いしています。赤ちゃんのときから飼ってますがノラちゃんなので雑種です。昼間は留守番が多いですが、夜はみんないます。子供らが帰ってくれば毎日ではないですが、猫じゃらしを自作して遊んだり、しつこくない程度に抱っこしたり遊んだりしています。ネコのほうもスリスリにおいつけ子供にしてますし…関係は良好のようです。別の部屋に居ても昼はあまり鳴くことはないですが、そのウチの去勢済みのオスの子が、夜中の2時すぎたころとかにゃおんにゃおんはじまります(T_T)寝る前に少しごはんをあげてますが、おなかがすいたとか何か食べたいわけではなく「さみしい」ようです。僕が起きてなでなですると落ち着く時もありますし、しばらく抱っこしてあげないとダメなこともあります。というか後者の方が多いです…無視してるとかなり長い時間(大声ではりあげるように)鳴いてます(汗)。なので起きて抱っこしてなでなでしてからまた寝るのですが… (そうすると泣き止む、黙る)結構甘えん坊な所があって、小さい頃脱走してしまったことがあって、なかなか見つからず(っていっても半日程度ですが)家の下でうずくまってる所を偶然見つけて、抱き上げたらしがみつかれました!「ひしっっっっ」と…ネコってしがみつくのか(汗)とはじめて思いました。ネコってこんなさみしがりやでしたっけ?? もっと気ママな生き物だと思ってましたが…(わりと残りの子達も人の居る方、人の方へと来ます)人間の子供が夜中に起きなくなったと思ったら今度はネコです。…ものすごい寝不足です(T_T)何か良い方法はあるでしょうか…??家族いわく、タマ無し同士なので気があうのではないか…と(いやそれは関係ないか(汗))

夜泣きする猫の原因を探る:寂しさ、不安、そして健康面

猫が夜中に鳴く原因は様々です。質問者様の猫の場合、「寂しい」という感情が主な原因と考えられます。昼間は家族と過ごす時間が少なく、夜になって家族が揃うと、その愛情を求めて鳴いている可能性が高いです。 しかし、寂しさ以外にも、以下の可能性も考慮する必要があります。

  • 健康問題: 痛みや不快感、病気などが原因で夜間に鳴くことがあります。食欲不振やトイレの失敗なども合わせて確認しましょう。
  • 環境変化: 引越しや家族構成の変化、新しいペットの導入など、環境の変化に猫がストレスを感じている可能性があります。
  • 認知機能障害:高齢猫では、認知機能障害により夜間に不安を感じて鳴くことがあります。
  • 注意喚起:何かを要求している可能性もあります。例えば、トイレが汚れている、水が足りない、餌が欲しいなど。

質問者様の猫は、小さい頃に脱走経験があり、見つかった際にしがみ付いたというエピソードから、安心できる場所への強い依存性が伺えます。この経験が、夜間の寂しさや不安を強く感じさせる一因となっている可能性があります。

具体的な対策:猫の夜泣きを改善するためのステップ

猫の夜泣き対策は、原因の特定と、猫の性格や生活環境に合わせた適切な対応が重要です。以下のステップで改善を試みましょう。

1. 健康チェック:獣医への相談

まずは、猫の健康状態を確認することが大切です。夜泣きが病気や怪我によるものの場合、獣医による治療が必要です。特に、高齢猫の場合は認知機能障害の可能性も考慮し、獣医に相談しましょう。

2. 環境の改善:安心できる空間の提供

猫が安心して過ごせる空間を作ることで、夜間の不安を軽減できます。

  • 安全な隠れ家:猫が自由に出し入りできる、暗くて狭い隠れ家(猫ハウス、ダンボールなど)を用意しましょう。
  • 快適な寝床:柔らかく、暖かい寝床を用意しましょう。猫が気に入る素材や場所を見つけることが重要です。
  • 夜間の明るさ:暗すぎる環境は猫を不安にさせる可能性があります。夜間灯を薄暗く点けておくのも効果的です。
  • 騒音対策:夜間の騒音は猫のストレスになります。可能な限り静かな環境を心がけましょう。

3. 寂しさ対策:コミュニケーションの工夫

猫の寂しさを解消するために、以下の工夫をしてみましょう。

  • 就寝前の十分なスキンシップ:寝る前に十分に猫と遊び、抱っこしたり、ブラッシングをしたりして、愛情を与えましょう。
  • フェロモン製品:猫用フェロモン製品(フェリウェイなど)を使用することで、猫の安心感を高めることができます。
  • おもちゃやパズルフィーダー:猫が一人で遊べるおもちゃや、餌を探すためのパズルフィーダーを用意しましょう。これにより、猫の退屈さを解消し、夜間の鳴き声を減らす効果が期待できます。
  • 多頭飼いの場合の配慮:複数匹の猫を飼っている場合は、それぞれの猫が快適に過ごせるように、十分なスペース、餌場、トイレなどを確保しましょう。ケンカやストレスが原因で夜泣きしている可能性もあります。

4. 鳴き声への対応:無視と強化のバランス

猫が夜泣きを始めた場合、すぐに抱き上げるのは、猫にとって「鳴けば抱っこしてもらえる」という学習につながる可能性があります。そのため、完全に無視するのではなく、鳴き声を無視する時間と、抱き上げて安心させる時間をバランスよく組み合わせることが重要です。

例えば、最初は少し鳴き声を無視し、それでも鳴き続ける場合は、抱き上げてなでなでして落ち着かせます。その後、再び無視し、必要に応じて抱き上げるという方法を試してみましょう。

5. 専門家への相談:動物行動学者のアドバイス

上記の対策を試しても改善が見られない場合は、動物行動学者に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、猫の行動の背景を理解し、より効果的な対策を立てることができます。

インテリアと猫の快適性の両立

猫が安心して過ごせる空間づくりは、インテリアにも影響します。猫にとって快適な空間を作ることで、夜泣きを軽減するだけでなく、日中のストレスも軽減できます。

例えば、猫が登れるキャットタワーを設置したり、猫がくつろげるソファやベッドを用意したり、猫が自由に移動できるスペースを確保したりすることで、猫のストレスを軽減できます。また、猫が安全に過ごせるように、危険な場所や物を避け、猫が落ち着ける場所を確保することも重要です。

まとめ:根気と愛情で猫の夜泣きを克服しよう

猫の夜泣き対策は、一朝一夕で解決するものではありません。猫の性格や状況に合わせて、根気強く対応していくことが大切です。猫との信頼関係を築き、愛情をもって接することで、猫の不安を軽減し、夜泣きを改善できる可能性が高まります。 焦らず、一つずつ試行錯誤しながら、猫にとって最適な方法を見つけていきましょう。

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