多頭飼育の悩みと解決策:雄犬のマーキングと臭い対策、快適な室内環境づくり

室内で雄犬を飼っている方に質問です。私は今彼氏の家で、彼氏と同棲しています。家には犬が5匹もいます。2匹は女の子、あとの3匹は男の子です。男の子達は男の子専用の部屋が一部屋あります。中はかなり悲惨です。ひっかけまくり(マーキング?)でうんちも散らばってるし(一応はいたりはしてます)湿気がひどいです。ずっとその部屋に雄犬はいます。たまに腰におむつ?を巻いて他の部屋に出しています。一匹の雄犬が煩いと苦情がきたので(他はみんな静かです。滅多に吠えない)今住んでいるアパートを出ることになりました。正直これを気に雄犬だけでも他の人に譲るなりしてほしいです。可愛いとは思うのですが5匹もいらない(失礼)と思うんです。仕事がお互い忙しいからあんまり散歩にも行かないし、雄犬は部屋に閉じ込めっぱなし。他の人にもらわれた方が幸せだと思う。苦情がきた時に大家さんに煩い子だけでも他の人にあげたりできないの?と彼に話していましたが家族を手放すなんてできるわけない!と。正直私は手放したいです。可愛いとは思うんですが、家族で大切!って程ではないです。ペットショップで犬とか見て、うわー可愛いー!くらいの気持ちです。殺すとかは可哀想だけど、貰い手がもしいたらあげてもいいじゃん。と思います。彼に冗談ぽくいったらそんな軽い気持ちなの?家族なんだよ?と。付き合ってもう5年くらいになるので、結婚もしたいですが雄犬がちょっと…臭いも気になるし。彼が言うにはひっかけるのは躾してももう手遅れと。(私は躾とか一切してません。でも雄犬のマーキング以外は私の言う事もきちんと聞くいい子達です)引っ越し先で、今の部屋みたいに悲惨にならない方法は何かないでしょうか。トイレシートをしきつめても雄犬が剥がしちゃうし、雄犬を飼っている方はどういう風にしていますか?躾以外でお願いします。

多頭飼育における環境問題と解決策

5匹もの犬を飼育する環境は、確かに大変です。特に雄犬のマーキング、排泄物の処理、臭い、そして騒音問題は、快適な生活を脅かす深刻な問題です。 今回のケースでは、騒音問題が原因で引っ越しを余儀なくされている状況であり、現状を変えるための具体的な対策が必要です。 単に雄犬を譲渡するだけでなく、根本的な解決策を検討することが重要です。

1. 部屋の徹底的な清掃と消臭

まずは、雄犬専用の部屋を徹底的に清掃しましょう。マーキングされた箇所は、専用の洗剤で丁寧に洗い、その後、強力な消臭剤を使用します。市販のペット用消臭剤以外にも、重曹や炭などの天然素材を使った消臭方法も効果的です。 湿気対策として、除湿機や換気をしっかり行い、常に部屋を乾燥した状態に保つことが重要です。 床材は、汚れや臭いが付きにくい素材(例えば、タイルやビニール床など)への張り替えを検討するのも良いでしょう。

2. マーキング対策

雄犬のマーキングは、縄張り主張やストレス発散の一環です。 躾が手遅れだとしても、いくつかの対策を試みることができます。

  • ケージの使用: マーキングを防ぐ最も効果的な方法は、雄犬をケージで管理することです。ケージ内は清潔に保ち、快適な空間にすることで、ストレスを軽減できます。 ケージトレーニングは、専門書や動画などを参考に、根気強く行いましょう。
  • フェロモン製品の活用: 犬の鎮静効果のあるフェロモン製品(Adaptilなど)を使用することで、不安やストレスを軽減し、マーキングを抑制する効果が期待できます。獣医師に相談の上、適切な製品を選びましょう。
  • ストレス軽減: 犬のストレスはマーキングの原因となります。十分な運動、遊び、そして愛情を注ぐことで、ストレスを軽減しましょう。忙しい毎日でも、1日数回でも構いません。しっかり遊んであげましょう。
  • マーキングしやすい場所の特定と対策: 雄犬が特にマーキングしやすい場所を特定し、その場所に忌避剤を置く、または物理的にアクセスできないように工夫するのも有効です。

3. 排泄物対策

トイレシートを剥がしてしまう場合は、より頑丈なトイレトレーを使用するか、トイレトレーニングを改めて行う必要があります。 トイレトレーニングは、根気と時間が必要です。 一度に多くのことを教えようとせず、小さな成功体験を積み重ねることが重要です。 褒めて、ごほうびを与えながら、優しくトレーニングを進めましょう。

4. 臭い対策

マーキングや排泄物による臭いは、空気清浄機や消臭剤で軽減できます。 空気清浄機は、ペット用の高性能なものを選ぶと効果的です。 定期的な清掃と換気も忘れずに行いましょう。 また、カーペットや布製の家具は、臭いが染み込みやすいので、できるだけ避け、掃除しやすい素材の家具を選ぶことをおすすめします。

5. 適切な飼育環境の確保

5匹の犬を飼育するには、十分な広さが必要です。 現在の住まいが狭すぎる場合は、引っ越しを検討する必要があります。 引っ越し先では、各犬が自由に動き回れるスペースを確保し、トイレや寝床を十分に用意しましょう。 また、それぞれの犬が落ち着いて過ごせる場所を確保するのも重要です。

6. 専門家への相談

状況が改善しない場合は、動物行動学の専門家や獣医師に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策を見つけることができるでしょう。 また、多頭飼育の経験豊富なブリーダーやトレーナーに相談してみるのも良いでしょう。

引っ越し後の具体的な対策

引っ越しを機に、犬たちの生活環境を改善しましょう。

  • 広々とした住まいを選ぶ: 5匹の犬を飼育するには、十分な広さが必要です。 各犬が自由に動き回れるスペースを確保しましょう。 庭付きの住宅も検討する価値があります。
  • 犬種に合わせたインテリア: 犬種によって、活動量や性格が異なります。 それぞれの犬種に合わせたインテリアを選ぶことで、快適な生活空間を作ることができます。例えば、大型犬の場合は、傷つきにくい素材の家具を選ぶことが重要です。
  • 掃除しやすい素材を選ぶ: 床材や家具は、掃除しやすい素材を選びましょう。 汚れや臭いが付きにくい素材を選ぶことで、清潔な環境を維持することができます。
  • 多頭飼育に適したレイアウト: 各犬が落ち着いて過ごせる場所を確保し、トイレや寝床を分散させることで、ストレスを軽減できます。 それぞれの犬が自分のテリトリーを持つことが重要です。

譲渡について

雄犬を譲渡することを検討されているとのことですが、安易な気持ちで譲渡することは避けましょう。 新しい飼い主が、雄犬を適切に飼育できるかどうかを慎重に検討する必要があります。 信頼できる里親探し団体などに相談し、適切な譲渡先を見つけることが重要です。 安易な譲渡は、犬にとって不幸な結果を招く可能性があります。

まとめ

多頭飼育は、大変ですが、やりがいのあるものです。 しかし、適切な環境と管理が不可欠です。 今回の問題を解決するためには、徹底的な清掃、マーキング対策、臭い対策、そして適切な飼育環境の確保が重要です。 専門家のアドバイスを受けながら、犬たちと幸せな生活を送れるよう努力しましょう。

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