多頭飼育の不安解消!うさぎ、モルモット、猫との2ヶ月間の同居生活を成功させる方法

うさぎとモルモットと猫を一緒に飼う事は出来ますか? 現在生後4ヶ月のうさちゃんと、 生後3ヶ月のモルがいます。 二匹はとっても仲が良くて、うさちゃんが先住だったのですが、いつも モルの身体を舐めてあげてます。 モルもうさちゃんの後をずっと付いてまわります。 すごく可愛くて見てるだけで癒やされます。 そして、自宅近くの公園で最近野良猫が赤ちゃんを産みました。 そこの公園には捨て猫が多く、ボランティアで数人の方が餌をあげたり避妊手術をしたりと、猫の世話をしています。 少しでも野良猫を減らそうと取り組まれています。 そのボランティアの方達と仲良くなり、一緒に猫をカラスから守ったり、犬で追いかけさせる冷酷な飼い主を注意したりと、 私なりに出来る事を必死にしていました。 そして三週間前に、避妊手術をまだしていなかった猫が出産しました。 このままだとカラスに襲われるし、大人になれる確率は低いです。 そこで皆で手分けして引き取り、里親を探したりしようということになりました。 私も一匹保護しようと思うのですが、 うさちゃんとモルが心配です。 二匹のストレスになるでしょうし、猫が逆に怪我をしないか心配です。 保護の期間は2ヶ月ほどです。 離乳食になるまで面倒を見ます。 三匹が問題なく過ごせるように、なにかアドバイス等を伺いたいです。 よろしくお願いいたします。

うさぎ、モルモット、猫の多頭飼育:可能性と課題

うさぎ、モルモット、猫という異なる種類の動物を一緒に飼うことは、それぞれの動物の性格や習性、そして適切な環境設定によっては可能ですが、多くの課題も伴います。特に、生後間もない猫を保護し、既存のペットであるうさぎとモルモットと2ヶ月間同居させる計画は、慎重な準備と細心の注意が必要です。 成功の鍵は、それぞれの動物の安全と快適さを最大限に確保すること、そして、ストレスを最小限に抑える環境づくりにあります。

安全な環境づくり:ケージとスペースの確保

それぞれの動物のための専用スペース

まず重要なのは、それぞれの動物に安全で快適な、十分な広さの専用スペースを確保することです。うさぎとモルモットは、猫がアクセスできないケージやサークルで飼育しましょう。猫は、自由に動き回れるスペースが必要です。ケージ内には、隠れ家となるハウスや、おもちゃなどを設置し、安心できる場所を提供することが大切です。

猫の行動範囲の制限

猫は、好奇心旺盛で、うさぎやモルモットを狩りの対象と認識する可能性があります。そのため、猫がうさぎやモルモットのケージに近づけないように、物理的なバリアーを設置する必要があります。例えば、猫が乗り越えられない高さの柵や、ケージを別の部屋に置くなどの工夫が考えられます。

清潔な環境の維持

多頭飼育では、衛生管理が非常に重要です。それぞれの動物のトイレは、きちんと掃除し、清潔に保つ必要があります。また、ケージやサークル、床なども定期的に清掃し、細菌や寄生虫の繁殖を防ぎましょう。

ストレス軽減のための工夫

徐々の慣れ合い

いきなり3匹を同じ空間に置くのではなく、最初はそれぞれの動物を別の部屋で飼育し、徐々に慣れさせていくことが大切です。例えば、猫を保護した最初の数日間は、別室で隔離し、匂いを嗅がせるなどして、徐々に存在に慣れさせます。その後、ケージ越しに短い時間だけ接触させ、徐々に時間を延ばしていく方法が有効です。

視覚的な遮蔽

うさぎとモルモットは、猫の存在に常に怯える可能性があります。ケージに布などをかけて、視覚的な遮蔽物を設けることで、ストレスを軽減することができます。

隠れ家の設置

うさぎ、モルモット、猫それぞれに、安全に隠れて休むことのできる隠れ家を用意しましょう。これは、特に猫が落ち着いて過ごせるようにするために重要です。

環境エンリッチメント

それぞれの動物が飽きないよう、ケージ内にはおもちゃや、かじり木、トンネルなど、環境エンリッチメントのためのアイテムを豊富に用意しましょう。

猫の性格と行動への配慮

猫の性格を見極める

保護した猫の性格や行動をよく観察し、他の動物とどのように接するのかを把握することが大切です。穏やかな性格の猫であれば、比較的スムーズに多頭飼育が進む可能性が高いです。一方、攻撃的な猫の場合は、多頭飼育は難しい場合があります。

専門家のアドバイス

不安な場合は、獣医や動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、安全で快適な環境づくり、そしてストレス軽減のための適切な対策を立てることができます。

具体的な行動計画

1. **猫の保護直後:** 猫を別室で隔離し、落ち着かせる。
2. **数日後:** ケージ越しに、うさぎとモルモットに猫の存在を少しずつ慣れさせる。
3. **1週間後:** 短時間、猫をうさぎとモルモットがいる部屋に出し、様子を観察する。常に監視し、異常があればすぐに隔離する。
4. **2週間後:** 猫が落ち着いていれば、接触時間を徐々に延ばす。
5. **以降:** 猫の行動を注意深く観察し、必要に応じてケージやサークルの配置、隠れ家の設置などを調整する。

まとめ:多頭飼育は挑戦であり、責任

うさぎ、モルモット、猫の多頭飼育は、挑戦であり、大きな責任を伴います。それぞれの動物の個体差や性格、そして環境への適応能力を考慮し、安全で快適な環境づくり、そしてストレス軽減のための工夫を怠らず、常に動物たちの様子を観察することが重要です。 専門家のアドバイスを積極的に活用し、万が一の場合に備えて、獣医との連携を密にしておくことも大切です。

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