多頭飼育の不安を解消!猫同士の仲良し生活への道標

我が家のには、大人猫(去勢済み・オス)がいました。その子はもともと野良猫で、何歳かは分かりませんが、歯や行動をみていると、若い寄りだと思います。拾ったのは半年前ほどですが、よく懐いていました。そして昨日、また新しく大人猫(メス)を拾いました。昨日の夜にお風呂にいれ、先住猫が使っていたゲージ(大きいものがこれしかなかったので)に入れ一晩おき、朝からは先住猫と同じように部屋の中で自由にさせています。オスメスだし、仲良く出来るかなぁと思っていましたが、先住猫が怒っていて仲良くするどころではありません。飼い主である私にも触ると怒ったり、叩いたりしてくるようになりました。確かに先住猫が使っていたゲージを勝手に使ってしまったのは良くなかったかもしれません。一方メスの子は飼われていたのを捨てられたらしく本当に大人しく、先住猫に威嚇されても、仕返しは絶対しないような子です。こんな感じですが、これから慣れてくれる可能性はあるでしょうか?それから、同じような経験をされた方で、トイレは家に来てから、どれくらいのタイミングでしたか教えて頂きたいです。補足回答ありがとうございます。2匹とも、(まだ慣れてはくいませんが)夜は同じ部屋に寝かせているんですが、先住猫が嫌がって部屋を抜け出すようになりました。これは無理やりでも一緒にさせるべきですか?

多頭飼育における猫のストレスと解決策

新しい猫を迎えることは、家族にとって喜びに満ちた出来事ですが、既存の猫にとっては大きなストレスとなる可能性があります。特に、先住猫が野良猫出身で、テリトリー意識が強い場合、新しい猫の導入は慎重に進める必要があります。今回のケースでは、先住猫がゲージを共有させられたこと、新しい猫の存在によって自分のテリトリーが侵されたと感じていることが、攻撃的な行動の原因と考えられます。

先住猫のストレス軽減策

先住猫のストレスを軽減し、新しい猫との共存を促すには、以下の対策が有効です。

  • フェロモン製品の活用:猫用フェロモン製品(Feliwayなど)は、猫を落ち着かせ、安心感を高める効果があります。部屋に噴霧したり、ディフューザーを使用したりすることで、先住猫のストレスを軽減できます。
  • 隠れ家の確保:猫は安全な場所を必要とします。先住猫が安心して過ごせる隠れ家(キャットタワー、ハウスなど)を複数用意し、新しい猫から離れて休息できる空間を確保しましょう。高い位置にある隠れ家は、特に効果的です。素材は、猫が落ち着けるような柔らかい素材のものを選びましょう。例えば、ふわふわの布製のハウスや、ダンボール製の隠れ家などです。
  • 食事場所とトイレの分離:食事場所とトイレは、それぞれ別の場所に設置し、猫同士が資源を巡って争うことを防ぎます。それぞれの猫に専用の食器とトイレを用意し、場所を完全に分離することで、ストレスを軽減できます。特にトイレは、猫にとって非常に重要な場所なので、複数用意することをお勧めします。
  • ゆっくりとした時間:新しい猫との完全な同居は、数週間から数ヶ月かかることもあります。焦らず、猫たちのペースに合わせて時間をかけて仲良くさせていきましょう。無理強いせず、猫同士が少しずつお互いの存在に慣れていくのを待ちましょう。完全に仲良くなるまでには、数ヶ月かかる場合もあります。
  • 視覚的な遮蔽:最初は、新しい猫と先住猫を完全に隔離する必要はありませんが、お互いを完全に視界に入れないように、パーテーションや家具などを利用して、視覚的な遮蔽物を設置するのも有効です。徐々に距離を縮めていくことで、ストレスを軽減できます。

新しい猫への配慮

新しい猫は、不安定な状況に置かれているため、落ち着ける環境を整えることが重要です。

  • 安全な空間の確保:新しい猫が落ち着いて過ごせる、安全な隠れ家を用意しましょう。最初は、先住猫と完全に隔離された部屋を用意するのも良いでしょう。隠れ家には、猫が落ち着けるような柔らかい素材のものを選びましょう。例えば、ふわふわの布製のハウスや、ダンボール製の隠れ家などです。
  • ゆっくりと環境に慣れさせる:新しい猫をいきなり先住猫と接触させるのではなく、数日間は別々の部屋で過ごさせ、お互いの匂いを嗅ぎ合わせるなど、ゆっくりと環境に慣れさせることが大切です。徐々に接触時間を増やしていくことで、猫同士のストレスを軽減できます。

トイレの習慣について

新しい猫がトイレを使うようになるまでの期間は、猫の性格や過去の経験によって大きく異なります。すぐにトイレを使う猫もいれば、数日かかる猫もいます。心配な場合は、獣医に相談しましょう。

トイレトレーニングのポイント

  • トイレの種類:猫砂の種類、トイレの大きさ、位置など、トイレ環境も重要です。猫が快適にトイレを使えるように、適切なトイレを用意しましょう。猫砂の種類を変えてみるのも有効です。
  • 清潔さ:トイレは常に清潔に保つことが大切です。汚れた猫砂はすぐに交換し、トイレ全体も定期的に清掃しましょう。清潔なトイレは、猫の健康にも繋がります。
  • 複数設置:多頭飼育の場合は、猫の数より多くのトイレを用意することをお勧めします。猫同士がトイレを巡って争うことを防ぎ、ストレスを軽減できます。

夜間の同居について

夜間に同じ部屋で寝かせることは、必ずしも必要ではありません。先住猫が嫌がっているなら、無理強いする必要はありません。別々の部屋で寝かせ、徐々に距離を縮めていく方が、猫たちのストレス軽減に繋がります。

専門家のアドバイス

動物行動学の専門家によると、猫同士の仲良しになるには、時間と忍耐が必要です。猫の個性や過去の経験を理解し、それぞれの猫に合った対応をすることが重要です。無理強いせず、猫たちのペースに合わせて、ゆっくりと関係を築いていきましょう。必要に応じて、獣医や動物行動学の専門家に相談することも有効です。

インテリアと猫の共存

猫と快適に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。

  • 猫が登れる家具:猫は高い場所が好きなので、キャットタワーや猫用棚などを設置し、猫が自由に登れる空間を作りましょう。これにより、猫同士の縄張り争いを軽減し、ストレスを減らす効果があります。
  • 猫が隠れる場所:猫は安全な隠れ場所を必要とします。猫用ハウスや、猫が入り込めるような小さなスペースを用意しましょう。これにより、猫が落ち着いて過ごせる空間が確保できます。
  • 爪とぎ:猫が爪とぎをするための場所を用意しましょう。猫が家具を傷つけないように、専用の爪とぎを用意することで、家具の保護にも繋がります。様々な素材の爪とぎを用意し、猫が好むものを選んであげましょう。
  • グレーインテリアとの相性:グレーは落ち着いた雰囲気で、猫の毛が目立ちにくい色です。また、様々なインテリアスタイルに合わせやすいので、多頭飼育の猫と暮らす家庭にもおすすめです。グレーのソファやカーペットは、猫の毛が目立ちにくく、掃除も比較的容易です。

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