多頭飼育のストレスと解決策:先住猫と新入り猫の円満な同居を目指して

先住猫と新入り猫の関係について。現在ひとつの部屋で3匹の猫ちゃんと過ごしています。 ・去年の春くらいに保護した、人懐っこい女の子。推定3歳で不妊手術はまだ。 ・去年の冬に保護したきょうだい猫。男の子(未去勢で今月来週手術予定)と女の子(数週間前に避妊手術済み)。推定1歳未満。 計3匹です。 きょうだい猫を保護した当初、別の部屋で過ごしていました。そして、1ヶ月弱経った頃に私の部屋に移動しました。猫風邪の治療をするため、暖かい部屋へ移動する。。。それが私の部屋しかなかった為です(元々いた部屋は物置に使用していた部屋なので、暖房器具が使えませんでした)。 後から保護したきょうだい猫は、妊娠防止のためにそれぞれケージで過ごしてもらっていたので、今もケージごと部屋に移動しています。 ここからが本題ですが。。。 部屋に連れてきた当初は、先住猫が新入りの顔を見る度に威嚇していました。ケージをシートで覆うようになってからは和らぎましたが、食欲旺盛だった先住猫がムラ食いする癖がついてしまい。。。今でもその状態です。そして、ストレスで食欲もなくなったり、吐いたりで点滴に数回通っていた経緯があります。 今は全く威嚇はしないですが、新入猫のことが気になって仕方がない様子です。 徐々に慣れてもらうために、新入猫を私がいる時間の中で様子を見ながらケージを開放しています。 その時に。。。 新入猫(男の子・未去勢)は、先住猫に首元や後ろ足を噛まれています。それでも、先住猫は新入猫にびびりながら噛んでいる様子。新入猫(女の子・不妊手術済)は先住猫よりも強気な感じで、先住猫にとびかかっていき。。。先住猫はいつも逃げています。 この状況だと、強い順からいうと。。。 新入猫(女の子・避妊済)→先住猫(未不妊手術)→新入猫(男の子・未去勢)でしょうか?? この順番は人が故意に入れ替える・もしくは入れ替わることがないのでしょうか?? 新入りは堂々としているので、何も問題ないのですが。。。 6月から引っ越すため、ケージで隔離している子たちも放して、一緒に過ごそうと思っています。ですが、先住猫はストレスがかかってしまうと、体調を崩しやすいので気になっています。 ご存知の方、お知恵をお貸しください!! 補足早速のご回答ありがとうございます!! じゃれているのか喧嘩しているのかよくわからなくて…ただ、結構見つめあった後飛び掛っていっているので、本気で喧嘩しているように見えるんです;; 見つめあうのって猫社会で喧嘩の始まりですよね… 全て先住猫を優先しているんですが…足りてないんですね(/TДT)/ 新入の女の子がボスな気がするんです… 引越しも色々と工夫しないとなって思います^^ 環境の変化は大きなストレスですもんね…

多頭飼育における猫の順位とストレス

猫は縄張り意識が強く、新しい猫が加わると、既存の猫はストレスを感じることがあります。質問者様のケースでは、先住猫が新入り猫の出現によって、食事量の減少、嘔吐、ストレスによる体調不良といった症状を示しており、深刻な状況と言えるでしょう。猫同士の順位関係は、必ずしも物理的な力関係だけで決まるわけではありません。年齢、性格、経験など、様々な要素が絡み合っています。質問者様の記述から推測すると、新入り猫の女の子が最も優位に立っており、次に先住猫、最後に新入り猫の男の子という順位になっている可能性が高いです。しかし、これはあくまで推測であり、猫たちの行動を詳細に観察することで、より正確な順位関係を把握する必要があります。

猫の順位関係を理解する

猫社会では、明確な順位関係が存在します。これは、資源(餌、寝場所、トイレなど)の獲得や、安全確保のために不可欠です。順位の高い猫は、より良い資源を優先的に利用でき、順位の低い猫は、順位の高い猫に服従する必要があります。しかし、この順位関係は固定的なものではなく、状況に応じて変化することもあります。例えば、新しい猫が加わったり、環境が変化したりすると、順位関係が再編される可能性があります。

先住猫のストレス軽減策

先住猫のストレスを軽減するためには、以下の対策が有効です。

  • フェロモン製品の利用:フェリウェイなどのフェロモン製品は、猫の安心感を高め、ストレスを軽減する効果があります。プラグタイプやスプレータイプなど、様々な製品があるので、猫の性格や環境に合わせて最適なものを選びましょう。
  • 安全な隠れ場所の確保:猫は、不安を感じたときに隠れる場所が必要です。猫タワーやキャットハウスなどの隠れ場所を用意することで、先住猫が落ち着いて過ごせるようにしましょう。隠れ場所は、複数用意し、それぞれに異なる特徴を持たせることで、猫たちが自由に選択できるようにします。
  • 個別の食事場所とトイレの確保:猫同士の競争を避けるために、それぞれの猫に個別の食事場所とトイレを用意しましょう。これにより、資源をめぐる争いを減らし、ストレスを軽減することができます。食事場所とトイレは、猫が落ち着いて利用できる静かな場所に設置することが重要です。
  • ゆっくりとした時間をかける:猫同士の交流には、時間が必要です。いきなりすべての猫を一緒にするのではなく、徐々に慣れさせることが重要です。ケージから出しての交流は、必ず飼い主が監視し、猫の様子を注意深く観察しましょう。喧嘩になりそうになったら、すぐに介入し、猫たちを落ち着かせましょう。
  • 遊びの時間:十分な遊びの時間を確保することで、猫のストレスを軽減し、運動不足を防ぎます。猫じゃらしやボールなど、猫が楽しめるおもちゃを用意し、毎日遊んであげましょう。個別に遊ぶ時間を作ることで、それぞれの猫への愛情表現にもなります。
  • 環境エンリッチメント:猫が飽きないように、様々な工夫を凝らし、環境を豊かにしましょう。例えば、猫が登れる棚や、隠れることができる箱などを設置するなどです。これにより、猫の好奇心を刺激し、ストレスを軽減することができます。

引っ越しに伴う対策

引っ越しは猫にとって大きなストレスです。引っ越し前に、新しい環境に猫を慣れさせるための準備をしましょう。

  • 新しい住居の事前準備:引っ越し前に、新しい住居に猫用のトイレ、ベッド、餌入れ、爪とぎなどを設置し、猫が落ち着いて過ごせるように準備しましょう。猫が安全に過ごせる隠れ場所も複数用意することが重要です。
  • 段階的な環境変化:いきなりすべての猫を新しい環境に放すのではなく、ケージなどを利用して、徐々に新しい環境に慣れさせることが重要です。最初は、ケージの中で新しい環境を探索させ、徐々にケージから出して自由に動き回れるようにします。
  • フェロモン製品の活用:引っ越し後も、フェロモン製品を継続して使用することで、猫の安心感を高め、ストレスを軽減することができます。

専門家のアドバイス:獣医師の視点

多頭飼育における猫のストレスは、獣医師の診察を受けることが重要です。食欲不振や嘔吐といった症状は、ストレス以外にも様々な病気が原因となっている可能性があります。獣医師は、猫の健康状態を適切に評価し、必要に応じて治療を行います。また、猫の行動や性格を詳しく説明することで、獣医師から適切なアドバイスを受けることができます。

まとめ

多頭飼育は、猫同士の相性が良い場合、とても楽しいものです。しかし、猫同士のトラブルやストレスは、飼い主にとって大きな負担となります。今回ご紹介した対策を参考に、猫たちが快適に暮らせる環境を整えましょう。それでも改善が見られない場合は、獣医師に相談することをお勧めします。猫の健康と幸せを第一に考え、多頭飼育の喜びを分かち合えるように努めましょう。

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