多頭飼育のうさぎの仲良し作戦! ケージを隣り合わせにした際の注意点と具体的な仲良くなれる方法

至急お願いします! うさぎを2匹、または複数飼っている方に質問します。 私は、春に家を出る事になりやむおえず里親を探しました。 無事見つかり今日あちらにお邪魔してしました。 その里親さんは、仲の良いうさぎ2匹を別々のゲージに飼っていてたまに部屋で遊ばせていたそうです。 しかし、一匹のうさぎが亡くなりもう一匹のうさぎがケージに引きこもる感じになっており、お友達が出来れば違うのかなと言う事で年齢も近い私のうさぎを里子に…との事でした。 あちらのうさちゃんは女の子で私のうさぎは男の子です。 (子供を希望しているわけではないそうです) ケージを隣り合わせにし、うさちゃん同士が仲良くなればそのまま里親になって下さるそうなので3日間ほど預かっていただき様子を見ることになりました。 今日さっそく連れていき、いざケージを隣り合わせにして様子を見ると私のうさぎがあちらのうさちゃんの方向に向き、足をダンダン打ち付け威嚇していました。 (あちらのうさちゃんは完璧無視してうずくまってるだけでした) 5年飼ってきましたが、このように床に足を打ち付け怒った事はほんの数回しかなく、普段本当に大人しい良い子です。 里親さんはとても優しくこの人なら安心して任されると思える素敵な人でした。 なので、ぜひあちらのうさちゃんと私のうさぎが仲良くなって正式に里親になって欲しいのです。 2匹以上飼っている方、 『こうやったら仲良くなったよ!』 『最初はお互い威嚇しあってたけど今じゃすごく仲良いよ!』 と言うような経験、体験を教えて下さい! よろしくお願いします!

うさぎ同士の仲良し作戦:段階的なアプローチが重要

突然、知らないうさぎを隣に置くことは、うさぎにとって大きなストレスです。 威嚇行動は、警戒心や不安の表れであり、決してあなたのうさぎが悪いわけではありません。 仲良くなるには、時間と忍耐、そして適切な方法が必要です。 焦らず、段階的にアプローチしていくことが成功の鍵となります。

ステップ1:視覚と嗅覚からの慣れ合い

まず、ケージを隣り合わせにするのではなく、少し離れた場所にケージを置き、お互いの存在を認識させるところから始めましょう。 数日間はこの状態を維持し、お互いの存在に慣れてもらうことが重要です。 この段階では、直接の接触は避け、視覚と嗅覚を通じて徐々に相手を認識させます。

具体的な方法

* ケージの位置: お互いのケージが視界に入る距離に配置します。 ただし、直接鼻先が触れ合う距離ではないように注意しましょう。
* 匂いの交換: それぞれのケージから、使用済みのトイレ砂や寝床の一部を交換し、お互いの匂いを嗅ぎ合わせます。 これは、お互いの存在を間接的に認識させるのに効果的です。
* 間隔の調整: 数日後、お互いに落ち着いてきたら、ケージの間隔を少しずつ狭めていきます。 うさぎの様子を見ながら、無理強いはしないようにしましょう。

ステップ2:ケージ越しでの交流

お互いが落ち着いて、視界に相手がいることに慣れてきたら、ケージを隣り合わせにします。 この段階でも、直接の接触は避け、ケージ越しでの交流を促します。

具体的な方法

* おやつタイム: それぞれのケージでおやつを与え、楽しい時間を作ることで、お互いの存在をポジティブな印象に結び付けることができます。
* おもちゃの設置: ケージの間に、お互いに興味を引くおもちゃを設置します。 おもちゃを通して、間接的にコミュニケーションを取らせることができます。
* 観察: うさぎたちの様子を注意深く観察し、威嚇行動やストレスサイン(耳を後ろに倒す、体を震わせるなど)に注意しましょう。 少しでも異常が見られたら、すぐにケージを離します。

ステップ3:短い時間での直接接触

ケージ越しでの交流に慣れてきたら、いよいよ直接接触を試みます。 最初は、短い時間(数分間)から始め、徐々に時間を延ばしていきます。 この段階では、常に人間の監視が必要です。

具体的な方法

* 中立地での接触: ケージの外、広い部屋などの安全な場所で、短い時間だけ一緒に遊ばせます。 この時、必ず人間がそばにいて、状況をコントロールできるようにしましょう。
* 安全な空間の確保: 逃げ場となる隠れ家や、それぞれが落ち着ける場所を用意します。 うさぎは、安全な場所を確保することで安心感を高めることができます。
* 強制はしない: うさぎが嫌がっている場合は、すぐに接触を止めます。 強制的な接触は、かえって関係悪化につながる可能性があります。

ステップ4:継続的な観察と調整

仲良くなるには、時間と忍耐が必要です。 数日、数週間、場合によっては数ヶ月かかることもあります。 常にうさぎたちの様子を観察し、必要に応じて方法を調整しましょう。 無理強いせず、うさぎたちのペースに合わせて進めていくことが大切です。

専門家のアドバイス:獣医師への相談も重要

うさぎの行動や性格は様々です。 どうしても仲良くなれない場合、獣医師に相談することをお勧めします。 獣医師は、うさぎの健康状態や性格を考慮した上で、適切なアドバイスをしてくれます。 また、必要であれば、行動療法などの専門家のサポートを受けることも検討しましょう。

インテリアとの調和:多頭飼育に適した空間づくり

多頭飼育では、うさぎたちが快適に過ごせる空間づくりが重要です。 ケージの配置や、隠れ家の設置など、インテリアにも工夫が必要です。 例えば、ケージは、お互いの視界に入る距離に配置しつつ、それぞれのうさぎが落ち着けるプライベート空間も確保しましょう。 また、隠れ家となるハウスや、トンネルなどを設置することで、うさぎたちが安心感を高めることができます。 床材は、滑りにくく、足腰への負担が少ない素材を選びましょう。 さらに、室温や湿度にも注意し、快適な環境を保つことが大切です。

まとめ:愛情と忍耐で仲良しを目指して

うさぎ同士の仲良くなる過程は、決して簡単ではありません。 しかし、愛情と忍耐を持って、適切な方法でアプローチすることで、必ず仲良くなれる可能性があります。 焦らず、うさぎたちのペースに合わせて、ゆっくりと時間をかけて進めていきましょう。 そして、常にうさぎたちの様子を観察し、何か問題があれば、すぐに獣医師に相談することを忘れないでください。

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