多頭飼育における猫同士の縄張り争い:グレーインテリアで穏やかな空間づくり

質問の続きです。仲良くはできなくても、無視できる程度になってほしいのですが・・・どちらも仲間と一緒だったことのない野良でした。先住(以後先)は捨てられて一週間、新入り(以後新)は半年ほど団地の敷地で餌を与えられ、世話をしている人にだけ懐き、茂みに隠れながら暮らしていました。が、他の猫も回りにいて、避妊手術をした時、妊娠もしていました。先は日中、車の下に隠れ、夜出てきて、人の足に乗っかっ足りして、付いて来ていましたが、他の猫と全く接触がなく、自分を猫と思っていないようで、ガラスに映った自分を見て、警戒したり、食事やお茶の時間、家族を呼ぶと、自分もテーブルの自分の椅子にしている場所に座りに来るような猫で、後追いする時期の幼児のように、私が移動するたび、後を付いて来ます。なので、とても甘えん坊の焼き餅焼きで、私を母と思っているようです。それで、私を呼びに来ては、用事中も、行くまで私を呼び続けて、先が自分の場所と思っている場所をうろうろ歩きまわる新が 目障りなのだと思います。私は先の前では、新を撫でたりしないようにしていますが、新の部屋にいる時は、襖を閉め、新を撫でたり、遊んでやったりしています。その間、先は襖の外で待っていたり、待ちきれず、襖を開け、入って来たりします。(その時は何もしません)このやり方に問題があるでしょうか?また、新を攻撃したいのでなく、縄張りに来るなと怒っているだけなのでしょうか?やり方をかえれば、改善できる望みはありますか?威嚇したこともないのは、それほど敵対心がないからか、威嚇するという行為を知らないだけで、気持ちは同じなのでしょうか?威嚇していなくても追い立てている時に、襲って、怪我をさせることはありますか?色々質問して申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。補足追い立てるのに、威嚇は一度もしないのは、威嚇の仕方を知らないのか、それほど敵対心を持っていないのか、どうなのでしょう? 新の部屋に先が入っていった時は大人しく、新が挨拶をしに行くと先もします。

猫同士の多頭飼育におけるストレスと解決策

先住猫と新入り猫の共存、特に縄張り意識の強い先住猫と、警戒心の強い新入り猫の同居は、多くの飼い主さんが直面する課題です。 質問者様のケースでは、先住猫が新入り猫を「追い立てている」ように見えますが、これは必ずしも攻撃的な行動とは限りません。 猫は視覚的な情報に強く依存し、匂いにも敏感です。新入り猫の存在自体が、先住猫にとってストレスになっている可能性が高いです。 先住猫は、自分のテリトリーを侵犯されたと感じ、それを表現していると考えられます。

先住猫の行動分析:なぜ追い立てるのか?

先住猫が威嚇しないにも関わらず新入り猫を追い払う行動は、いくつかの理由が考えられます。

* 警戒心と不安: 新入り猫への恐怖や不安から、距離を置こうとしている可能性があります。 特に、野良猫出身で人間以外への警戒心が強い先住猫の場合、新入り猫への対応に戸惑っているのかもしれません。
* 資源防衛: エサ、水、トイレ、寝床など、猫にとって大切な資源を守るための行動です。 新入り猫がこれらの資源に近づくと、先住猫はそれを脅威と捉え、追い払おうとします。
* コミュニケーション不足: 猫同士のコミュニケーションが不足している可能性があります。 お互いの匂いを嗅ぎ合う機会が少ないと、理解が進まず、緊張関係が続きます。
* ストレス: 環境の変化や、新入り猫の存在によるストレスが、先住猫の行動に影響を与えている可能性があります。

現状の問題点と改善策

現在の「新入り猫の部屋を閉める」という方法は、一時的な解決策にはなりますが、根本的な解決にはなりません。 先住猫は、新入り猫の存在を完全に無視することはできません。 むしろ、閉ざされた空間が先住猫のストレスを増幅させる可能性もあります。

以下に、具体的な改善策を提案します。

  • フェロモン製品の活用: 猫用フェロモン製品(Feliwayなど)は、猫の安心感を高め、ストレスを軽減する効果があります。 部屋に噴霧したり、ディフューザーを使用することで、猫同士の緊張を和らげることができます。
  • ゆっくりとした時間をかける: 猫同士の交流は、いきなりではなく、徐々に進めることが重要です。 最初は、お互いの匂いを嗅ぎ合わせる程度から始め、徐々に距離を縮めていきます。 ケージやキャリーケースを使用し、視覚的な接触から始め、徐々に距離を近づけていく方法も有効です。
  • 資源の分散: エサ、水、トイレ、寝床などを複数用意し、猫が競争する必要がないようにします。 それぞれの猫が自分の安全な場所を確保できるよう配慮することで、縄張り争いを軽減できます。
  • 環境エンリッチメント: 猫が自由に探索したり、遊んだりできる環境を整えることで、ストレスを軽減できます。 キャットタワー、爪とぎ、おもちゃなどを配置し、猫が楽しく過ごせる空間を作ることが大切です。 特に、垂直方向のスペースは、猫にとって安心できる場所になります。
  • 専門家の相談: 状況が改善しない場合は、獣医や動物行動学者に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より適切な解決策を見つけることができます。

グレーインテリアと猫のストレス軽減

グレーは、猫にとって落ち着きを与え、ストレスを軽減する効果があるとされています。 落ち着いたトーンのグレーを基調としたインテリアは、猫の心身をリラックスさせるのに役立ちます。

* グレーの猫ベッドやマット: 猫が安心して休める場所を提供します。
* グレーのカーテンや壁: 静かで穏やかな空間を作り出します。
* グレーの食器や給水器: 猫が落ち着いて食事や水分補給ができるようにします。

威嚇行動と攻撃性の違い

質問者様は、先住猫が威嚇行動を取らないことを気にしていらっしゃいますが、威嚇しないからといって、攻撃性がないとは限りません。 猫は、威嚇行動以外にも、様々な方法で自分の不快感を表現します。 例えば、耳を後ろに倒したり、体を低くしたり、尻尾を膨らませたりするなど、微妙な変化を見逃さないように注意が必要です。 追い立てる行動自体が、一種の攻撃的な表現である可能性があります。

まとめ

多頭飼育は、猫にとって大きなストレスになる可能性がありますが、適切な対応をすることで、猫同士が共存できる環境を作ることができます。 焦らず、ゆっくりと時間をかけて、猫たちの様子を観察し、必要に応じて環境を整えたり、専門家のアドバイスを求めることが重要です。 グレーインテリアを取り入れることで、より穏やかな空間を作り、猫たちのストレス軽減に貢献できるかもしれません。

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