多頭飼い向け!愛犬のおしっこ問題解決への道標

うちのワンコは6ヶ月のオスで、足を上げておしっこするのを覚えて以来部屋中のどこそこにおしっこするようになりました。それまではトレーでしかしなかったのに……なるべく地面にものを置かないようにしますが、仕方なく置いてるものにも、座ってる時の私にもおしっこをかけるようになりました……(:_;)叱ってもたいして効きません。とても困ってます。アドバイスをお願いいたします!

6ヶ月のオス犬のおしっこ問題:原因と解決策

6ヶ月のオス犬は、性成熟が始まる時期であり、マーキング行動(縄張り主張のためのおしっこ)を始めるのはよくあることです。トレーでおしっこをしていたのに、急に部屋中でおしっこをするようになったとのこと、ご心配ですね。 叱っても効果がないのは、犬があなたの怒りの理由を理解していないためです。 まずは、なぜそのような行動をとるのか、その原因を探ることから始めましょう。

1. マーキング行動の理解

オス犬が足を上げておしっこをするのは、主に以下の理由が考えられます。

  • 縄張り主張:自分のテリトリーを主張するために、目立つ場所にマーキングします。特に、あなたの存在を示すもの(あなた自身やあなたの持ち物)にかけるときは、あなたを「自分のもの」として主張している可能性があります。
  • 興奮やストレス:遊びや散歩の後など、興奮状態にある時や、ストレスを感じている時にもマーキングすることがあります。新しい環境への変化や家族構成の変化などもストレス要因となります。
  • 病気:膀胱炎や尿路感染症などの病気も考えられます。頻尿や痛みを伴う場合は、獣医への相談が必要です。
  • 学習不足:トイレトレーニングが不十分な場合、場所を覚えていない可能性があります。特に、足を上げておしっこをするようになったばかりの時期は、徹底したトレーニングが必要です。

2. 問題解決のための具体的なステップ

愛犬のおしっこ問題を解決するためには、以下のステップを踏んで、一つずつ丁寧に解決していくことが重要です。

ステップ1:獣医への相談

まずは、獣医に相談しましょう。病気の可能性を排除することが大切です。 頻尿や血尿、排尿時の痛みなどの症状があれば、すぐに受診してください。

ステップ2:徹底的なトイレトレーニングの見直し

  • トイレの場所:落ち着いて排泄できる静かな場所を選びましょう。人の通り道ではない場所が理想的です。 また、トイレシートの種類も試してみるのも良いかもしれません。犬によっては、シートの素材や香りで好みが分かれることがあります。
  • トイレトレーニングの頻度:子犬期は、2~3時間おきにトイレに連れて行きましょう。食事の後や、睡眠から覚めた後も必ず連れて行きましょう。排泄後には必ず褒めてあげましょう。
  • 成功体験の積み重ね:トイレで成功したら、たくさん褒めてご褒美を与えましょう。 ご褒美は、犬が大好きなおやつや玩具が効果的です。 成功体験を積み重ねることで、犬はトイレの場所を覚えていきます。
  • 失敗時の対応:失敗した時は、叱るのではなく、すぐにトイレに連れて行きましょう。そして、トイレで成功したら褒めてあげましょう。叱ると、犬は恐怖心から隠れて排泄するようになる可能性があります。

ステップ3:環境の見直し

  • マーキングしやすい場所の特定:愛犬がどこでおしっこをするかを記録し、その場所を特定しましょう。 その場所に、犬が嫌がるものを置く(柑橘系の香りなど)のも有効です。
  • 家具の配置:マーキングしやすい場所には、家具や物を置いて、アクセスを制限しましょう。 可能であれば、地面に物を置かないように工夫しましょう。
  • ストレス軽減:愛犬がストレスを抱えている可能性も考慮しましょう。十分な運動や遊びの時間、安心できる場所の確保などを心がけましょう。 新しい家族が増えた、引っ越しをしたなど、環境の変化がストレスになっている可能性もあります。

ステップ4:エンザイムクリーナーの使用

おしっこの臭いは、犬にとって再マーキングを誘発する可能性があります。 エンザイムクリーナーを使用し、徹底的に臭いを除去しましょう。一般的な洗剤では、臭いを完全に除去できない場合があります。

ステップ5:専門家のサポート

上記の方法を試しても改善が見られない場合は、動物行動学の専門家に相談することをお勧めします。 専門家は、愛犬の行動を分析し、適切な解決策を提案してくれます。

インテリアと共存する工夫

愛犬と快適に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。

汚れに強い素材を選ぶ

ソファやカーペットなど、犬が触れやすい場所には、撥水加工が施されたものや、汚れが落ちやすい素材を選びましょう。 また、洗えるカバーを使用するのも良いでしょう。

ブラウン系のインテリアと犬の相性

ブラウン系のインテリアは、汚れが目立ちにくいというメリットがあります。 特に、ダークブラウンは、毛や汚れが目立ちにくいので、犬を飼っている家庭にはおすすめです。 しかし、明るすぎると汚れが目立ちやすいので、落ち着いたトーンのブラウンを選ぶのがポイントです。 家具の色と床の色を統一することで、部屋全体が落ち着いた雰囲気になり、犬も落ち着いて過ごせるでしょう。

具体的な例:ブラウンのソファとカーペット

例えば、ダークブラウンのレザーソファと、同系色のカーペットを組み合わせることで、汚れが目立ちにくく、高級感もある空間を演出できます。 ソファには撥水加工が施されたものを選び、カーペットは定期的にクリーニングすることで、清潔さを保ちましょう。

まとめ

愛犬のおしっこ問題は、根気と適切な対応が必要です。 獣医への相談、徹底的なトイレトレーニング、環境の見直し、そして専門家のサポートを組み合わせることで、必ず解決できるはずです。 焦らず、愛犬とじっくり向き合い、快適な生活を築いていきましょう。

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