多頭飼いの猫の喧嘩と、その後のケア、そしてインテリアへの影響

長年一緒に住んでる多頭飼いの猫同士の不仲についてなのですが…。ただいま、5匹の猫を多頭飼いで飼っています。全員メス、避妊済みです。7歳雑種、5歳三毛猫3匹、5歳茶トラ1匹です。その内、生まれたてから飼ってる三毛猫1匹と7歳雑種の猫が昨日の朝、初めての激しい喧嘩をしました。どちらかがちょっかいを出して大きく発展してしまった喧嘩などではなく、三毛猫の方が雑種の子にいきなり飛びかかり、執拗に追いかけ回し、噛みつき、引っ掻き…。離しても離しても三毛猫の子は雑種の子を獲物を狙うかの如く追いかけ回してました。三毛猫と雑種の子の関係は元々は良好で、三毛猫が赤ちゃんの頃は親代わりと言わんばかりに雑種の子が面倒を見ていました。成猫になってからはお互い干渉し合う事もなく、喧嘩することもなく昨日の朝までやってきました。雑種の子も突然の事で怖がってしまい、ずっと隠れて威嚇し続け、他の猫の事も怖くなってしまったのかずっと怯えています。餌も食べません。トイレもしません。方法として缶詰の餌を上顎につけ与えています。水はスポイトを使い、口の横から流し込み飲ませています。けどそれでも食事量、水分量は前よりも足りていないはずだし、威嚇し続け体力も相当消耗してるはずで。こんな事態初めてでどうしたらいいか解らずで…。トイレも心配なので、明日朝一で雑種の子を病院に連れて行こうと思っています。ほっとく訳には行かないので昨日の朝の時点で部屋を分け今はもちろんお互い別々の部屋に居ますが…他の猫が自由に行き来出来ないこと、今後の二匹の関係、対処法、全てどうしたらいいか私自身もパニックで行き詰ってます。多頭飼いをされてるかた、同じ経験をされたかた、アドバイス、対策を教えて下さるかたがいらっしゃいましたらお願いしたいです…。

猫同士の激しい喧嘩の原因と対処法

5匹もの猫を多頭飼いされているとのこと、大変ですね。猫同士の喧嘩は、飼い主さんにとって大きなストレスになります。特に、長年仲良く暮らしていた猫同士の突然の喧嘩は、原因が分からず、なおさら不安になりますよね。

今回のケースでは、7歳雑種猫と5歳三毛猫の突然の激しい喧嘩とのことですが、原因を特定することが重要です。 長年良好な関係を築いていたにも関わらず、突然の攻撃性が出たということは、何らかの変化が猫たちの関係性に影響を与えた可能性が高いです。考えられる原因としては以下の点が挙げられます。

  • 環境の変化: 引越し、家具の配置変更、新しい家族の加入など、猫たちの生活環境に変化があったか?
  • ホルモンバランスの変化: 特に避妊手術後、ホルモンバランスが変化し、攻撃性が増す場合があります。年齢による変化も考えられます。
  • 病気: 認知症や甲状腺機能亢進症などの病気によって、猫の性格や行動が変化することがあります。今回のケースでは、7歳雑種猫が怖がっているため、病気の可能性も考慮しなければなりません。
  • 資源の競争: エサ、水、トイレ、寝場所など、猫が資源と感じるものへの競争が激化した可能性があります。特に、高齢猫や病気の猫は、若い猫に資源を奪われることにストレスを感じやすくなります。
  • ストレス: 猫はストレスに非常に敏感です。他の猫との関係性、環境の変化、飼い主さんの行動など、様々な要因がストレスの原因となり、攻撃性を引き起こす可能性があります。

獣医への受診と緊急時の対応

既に明日朝一で病院へ連れて行く予定とのこと、それは賢明な判断です。 獣医による診察は必須です。 雑種猫の身体的な異常がないか、また、喧嘩の原因となる病気がないかをチェックしてもらう必要があります。脱水症状や怪我の有無も確認してもらいましょう。

現在、餌と水をスポイトで与えているとのことですが、猫が自ら食べたり飲んだりしない状態が続く場合は、脱水症状や栄養不足に陥る可能性があります。獣医の指示に従い、適切な処置を行いましょう。

猫同士の仲直りのための具体的な対策

獣医の診察後、猫たちの関係修復に取り組む必要があります。 ポイントは、安全な環境を確保し、猫たちにストレスを与えないことです。

  • 完全な空間分離: 現状のように、喧嘩した猫を完全に別の部屋で隔離することが重要です。 フェロモン製品(フェリウェイなど)を使用し、それぞれの部屋を落ち着ける空間にするのも効果的です。
  • 徐々の再会: 完全に落ち着いてから、少しずつ再会を試みましょう。最初は、それぞれの部屋のドアを開けて、お互いの存在を感じさせることから始めます。 その後、短い時間だけ、監視下で同じ部屋に滞在させ、様子を見てください。 喧嘩が始まったら、すぐに分離しましょう。
  • 資源の分散: エサ、水、トイレ、寝場所などを複数用意し、猫たちが競争しなくて済むようにします。 それぞれの猫が自分の安全な場所を持てるように配慮しましょう。
  • 環境エンリッチメント: 猫が自由に探索したり遊んだりできる環境を作ることで、ストレスを軽減することができます。 キャットタワー、爪とぎ、おもちゃなどを豊富に用意しましょう。 窓辺に猫がくつろげる場所を作るのも効果的です。
  • 専門家の相談: 猫の行動専門家や獣医に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。 専門家の指導に従って、猫たちの関係修復に取り組むことが重要です。

インテリアと猫の共存:安全で快適な空間づくり

多頭飼いの猫と安全に暮らすためには、インテリアにも工夫が必要です。

  • 猫が登れない家具: 猫が登って喧嘩したり、高い場所から飛び降りて怪我をするのを防ぐため、猫が登れない家具を選ぶ、あるいは猫が登れないように工夫する必要があります。
  • 安全な隠れ家: それぞれの猫が安全に隠れることができる隠れ家を用意しましょう。 猫用ベッド、ハウス、ダンボールなど、様々なアイテムがあります。 隠れ家は、猫が落ち着いて過ごせる大切な場所です。
  • 爪とぎ: 猫が爪とぎをする場所を確保することで、家具へのダメージを防ぎます。 様々なデザインや素材の爪とぎがあるので、猫の好みに合わせて選びましょう。 壁に設置できるタイプなどもあります。
  • 猫が安全に遊べるスペース: 猫が安全に遊べるスペースを確保しましょう。 おもちゃやキャットタワーなどを配置し、猫が自由に遊べる環境を作ることが重要です。
  • グレーのインテリア: 今回のケースでは、グレーのインテリアが落ち着きを与え、猫たちのストレスを軽減するのに役立つ可能性があります。 グレーは、猫にとって落ち着く色とされており、喧嘩後の猫の心を穏やかにするのに有効な場合があります。 ただし、猫の好みは様々なので、他の色との組み合わせも考慮しましょう。

まとめ

猫同士の喧嘩は、飼い主さんにとって辛い出来事ですが、適切な対応をすることで、猫たちの関係を修復し、再び平和な生活を取り戻すことができます。 獣医への受診、猫たちの安全な環境の確保、そして専門家のアドバイスを参考に、根気強く猫たちと向き合っていきましょう。 インテリアも、猫にとって安全で快適な空間になるように工夫することで、猫との共存をよりスムーズにすることができます。

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