多頭飼いの猫の仲良し作戦:視覚障害を持つ高齢猫と若い猫の共存

昨日から雄猫リチャ(11才) 雄猫てぃ(1才)が一緒に暮らし始めました。連れてきた猫はリチャです。元々住んでいる猫はてぃです。ちなみにリチャは白内障で両目ともありません。昨日はお互いニァオと鳴いていました。が手はたじませんでした。今日昼過ぎくらいにニァオとお互い鳴いててぃが先に手をだし、お互いシャーと言って喧嘩してました。その時私はリチャをかばい、てぃを叩きました。するとバリかきました。どうしたら仲良くなれますか?ちなみにリチャの親は私で、てぃ親は彼です。今は部屋を別々にし、お互い違う所で過ごしてます。リチャは両目が無いためやっぱり弱いし年です。いまストレスもたまっています。そして、てぃが喧嘩を売り始めると彼はてぃを箱に閉じ込めてガムテープをしまいます。見てる私は可哀想に思います。どうしたらいいか本当にわかりません。このまま部屋を別々にした状態のほうがいいのでしょうか?長文ですみません。改善策をお願いします。

高齢猫と子猫の多頭飼育:ゆっくりとした時間と工夫が大切

猫同士の同居は、特に年齢や性格の異なる猫の場合、慎重な対応が必要です。特に、11歳で視覚障害を持つリチャと1歳で元気なてぃの同居は、ストレスやトラブルが発生しやすい状況です。 飼い主さんのご心配、よく分かります。 てぃを箱に閉じ込める行為は、猫にとって大きなストレスとなるため、絶対に避けてください。 猫同士の仲を良くするには、時間と忍耐、そして適切な環境づくりが不可欠です。

猫の性格と環境:ストレス軽減のための具体的な対策

リチャのストレス軽減

リチャは高齢で視覚障害があるため、環境の変化や新しい猫の登場は大きなストレスになっています。 まずはリチャが安全で落ち着ける空間を確保することが重要です。

  • 安全な隠れ家を作る:猫専用のベッド、ハウス、ダンボールハウスなどを用意し、リチャが自由に逃げ込める場所を作ってあげましょう。 暗い場所を好む猫も多いので、隠れ家は暗い場所を選んであげると良いでしょう。 ハウスには、リチャの好きなタオルやブランケットを入れてあげると安心感が増します。
  • フェロモン製品の活用:フェリウェイなどのフェロモン製品は、猫の安心感を高める効果があります。 プラグインタイプやスプレータイプなど、様々な製品があるので、リチャの性格や好みに合わせて選んでみましょう。
  • 食事場所の確保:てぃと食事場所を分けることで、食事中のストレスを軽減できます。 それぞれに十分な距離を保った場所に、フードボウルを設置しましょう。
  • 定期的な健康チェック:高齢猫は病気になりやすいので、定期的に獣医さんに診てもらいましょう。 白内障による視覚障害へのケアも相談しましょう。

てぃのストレス軽減と行動の修正

てぃは若い猫なので、新しい環境やリチャの存在に戸惑っている可能性があります。 てぃの行動を理解し、適切な対応をすることが重要です。

  • てぃ専用の空間:てぃにも、リチャとは別の安全な場所を用意しましょう。 猫タワーや高い場所を好む猫も多いので、猫タワーなどを設置するのも良いでしょう。 リチャが近づけない場所であることが重要です。
  • 遊びの時間:てぃに十分な遊びの時間を与えましょう。 猫じゃらしやボールなど、てぃが好きなおもちゃを使って、十分に運動させてあげましょう。 運動不足はストレスの原因となるため、毎日必ず行いましょう。
  • しつけ:てぃがリチャに攻撃的な行動を取った場合は、厳しく注意しましょう。「ダメ!」など、はっきりとした言葉で注意し、落ち着いてからリチャを慰めてあげましょう。 しかし、てぃを叩くのは絶対にやめましょう。 猫は物理的な暴力でしつけをすることはできません。 むしろ、猫の恐怖心を増幅させ、関係悪化につながります。

猫同士のゆっくりとした紹介:段階的な同居

猫同士をいきなり同居させるのではなく、段階的に慣れさせていくことが重要です。

  • 匂いの交換:まずは、それぞれの猫の匂いを交換してみましょう。 それぞれの猫が使用したタオルやベッドなどを、互いの匂いが付くように交換します。 数日間、この状態を続け、互いの匂いに慣れてもらいます。
  • 視覚的な接触:匂いに慣れてきたら、それぞれの猫が互いの姿を見ることができるように、少しずつ距離を縮めていきましょう。 最初は、ドアを開けて少しだけ顔を合わせさせたり、ケージ越しに会わせるなど、短い時間から始めます。
  • 短い時間での同居:数日間、短い時間だけ一緒に過ごさせてみましょう。 最初は10分程度から始め、徐々に時間を延ばしていきます。 この間、常に様子を観察し、猫たちの反応を見て、必要に応じて休憩を挟みましょう。
  • 専門家の相談:どうしても仲良くなれない場合は、動物病院や猫の行動専門家などに相談してみましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。

インテリアと猫の共存:安全で快適な空間づくり

猫が安全で快適に過ごせるよう、インテリアにも工夫が必要です。

  • 猫が登れない家具:猫が登って転落する危険性のある家具には、猫が登れないように工夫しましょう。 例えば、家具の脚にカバーをつける、家具を壁に固定するなどです。
  • 安全な素材:猫が口にしても安全な素材の家具やインテリアを選びましょう。 猫が噛んだり引っ掻いたりしても大丈夫な素材を選び、有害な化学物質が含まれていないか確認しましょう。
  • 猫が隠れる場所:猫が落ち着いて隠れることのできる場所を複数用意しましょう。 猫は隠れ場所がないとストレスを感じやすいため、十分な隠れ場所を用意することが重要です。 様々な高さや形状の隠れ家を用意することで、猫の気分や状況に合わせて使い分けられるようにします。

まとめ:時間と愛情で猫たちの絆を育む

多頭飼いは、猫同士の性格や年齢、そして飼い主さんの努力によって成功するかどうかが決まります。 リチャとてぃの仲良し作戦は、焦らず、ゆっくりと時間をかけて進めていくことが大切です。 猫たちの様子をよく観察し、適切な対応をしていくことで、必ず仲良くなれるはずです。 そして、決しててぃを箱に閉じ込めたり、叩いたりするようなことはしないでください。 猫への愛情と、時間と忍耐をもって、猫たちの幸せな生活を築いていきましょう。

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