多頭飼いの猫の仲良し作戦!先住猫と新入り猫のストレス軽減と共存のためのインテリアと環境調整

先住猫、メス3歳、避妊済み 新入り、オス半年、去勢済み 先週の月曜、新入りを保護しました。最初から新入りをゲージに入れて、完全に隔離ではない部屋ですが、そこで生活させていました。三日目くらいから先住猫が入って来ないように新入りをゲージから出して遊んでいました。最初先住さんは怒って唸って、あたしの部屋にご飯、トイレ、寝る場所、キャットタワーがあるのですが、ご飯も食べないトイレもしない、2階にずっと居て4日間くらい寝に来なかったです。ですが、だんだん慣れてきて新入りが居る部屋にもちょくちょく入ってきて興味があるような感じだったので、新入りを出してみたら、お互い初接触で鼻くんくんしたんですが、先住さんが先に怒り、新入りはビビってましたが、遊び盛りで性格的にけっこうしつこいので追っかけ回して困っています。先住さんが逃げる形が多いです。隠れる場所はありますが、すぐ見つかって獲物を捕らえるかのようにお尻を振って取っ組み合いが始まってしまいます。見た感じ、お互い威嚇してるような感じですが、どっちかが、居なくなると気になって見に行きます。その後、お互いのベットに置いてあるタオルを交換したんですが、先住さんは、部屋でウロウロ、新入りは、明らかにこんなのいらない!って感じで避けてありました(TT)もう暫く接触はしない方がいいのでしょうか(TT)お助けください。

猫同士の出会い:多頭飼いの注意点とストレス軽減策

猫を新しく迎えることは、先住猫にとっても大きな変化です。新入り猫との出会いは、先住猫に大きなストレスを与える可能性があります。質問者さんのケースでは、先住猫がご飯を食べなかったり、トイレを我慢したり、普段の行動パターンが変わっていることから、かなりのストレスを感じていることが分かります。 新入り猫をゲージから出して遊ばせたことで、先住猫の警戒心がさらに高まった可能性があります。

段階的な導入が重要:猫の性格と環境を考慮した時間軸

猫同士の最初の出会いは、ゆっくりと時間をかけて行うことが大切です。いきなり自由な空間で出会わせるのではなく、フェロモンの交換や匂いの慣れ合いから始めるべきです。理想的なのは、完全に隔離された空間で数日間過ごし、その後、徐々に接触範囲を広げていく方法です。

安全な隠れ家と多様な空間の確保:インテリアの工夫

先住猫が安全に過ごせる隠れ家を用意することは非常に重要です。キャットタワーだけでなく、高い場所、狭い場所など、複数の隠れ家を用意することで、先住猫は安心感を抱きやすくなります。 新入り猫のいる部屋以外にも、先住猫専用の安全な空間を確保することも有効です。これは、先住猫が新入り猫から完全に距離を置くことができる場所として機能します。

  • 隠れ家例:猫用ベッド、段ボールハウス、棚の上、クローゼットなど
  • 安全空間例:別室、ケージ、猫専用の部屋など

インテリアによる空間分割:視覚的な遮蔽と安心感の提供

部屋のレイアウトを工夫することで、猫同士の視覚的な接触を調整できます。パーテーションや家具などを利用して、猫が自由に移動できる範囲を調整し、必要に応じて空間を区切ると効果的です。例えば、キャットウォークを設置して、高い位置に安全な空間を作るのも良いでしょう。

  • おすすめアイテム:パーテーション、キャットウォーク、猫用ハンモック、猫棚

視覚的な遮蔽だけでなく、臭いの拡散も考慮しましょう。猫は匂いに敏感なため、新入り猫の匂いが先住猫にストレスを与える可能性があります。定期的に部屋の掃除を行い、空気清浄機を使用するのも有効です。

具体的な解決策と今後の対応

現状では、先住猫と新入り猫の直接的な接触を一時的に控えることが必要です。お互いのタオルを交換したことで、匂いを共有させようという試みは分かりますが、現状では逆効果になっているようです。

完全な隔離からの段階的アプローチ

まずは、完全に隔離された状態に戻しましょう。数日間、新入り猫はゲージまたは別室で過ごさせ、先住猫が落ち着くまで待ちます。先住猫が落ち着いてきたら、次に、ゲージや部屋のドアを開けて、お互いの匂いを嗅ぎ合わせる時間を少しずつ増やしていきます。この段階では、直接接触はさせないでください。

視覚的な接触を調整する

先住猫が新入り猫を気にする様子が見られるようになったら、視覚的な接触を徐々に増やしていきます。例えば、ゲージや部屋のドアを開けたまま、お互いがお互いを見ることができるようにします。この時、先住猫が逃げることができるように、隠れ家を用意しておくことが重要です。

匂いの共有:フェロモンの活用

猫のフェロモン製品を使用することで、猫同士の仲を良くする効果が期待できます。フェリウェイなどの合成フェロモン製品は、猫のストレスを軽減し、安心感を与えてくれます。

専門家の意見:獣医や動物行動学者の相談

状況が改善しない場合は、獣医や動物行動学者に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、猫のストレスを軽減し、多頭飼いを成功させるための適切な方法を見つけることができます。

インテリアと環境調整:グレーを基調とした落ち着きのある空間

猫にとって、落ち着いて過ごせる空間は非常に重要です。特に、多頭飼いの場合は、それぞれの猫がリラックスできる場所を確保することが大切です。グレーは、落ち着きと安定感を与える色です。グレーを基調としたインテリアは、猫にとってストレスを軽減する効果が期待できます。

グレーのインテリア:落ち着きと安心感を演出

グレーの壁、グレーの家具、グレーのカーペットなど、グレーを基調としたインテリアは、猫にとって穏やかな環境を提供します。また、グレーは他の色と合わせやすく、様々なインテリアスタイルに適応できます。

素材選び:猫が安全に過ごせる素材を選ぶ

猫が安全に過ごせるように、素材選びにも注意しましょう。猫が引っ掻いても傷つきにくい素材や、猫が口にしても安全な素材を選びましょう。

  • おすすめ素材:天然木、麻、綿

まとめ:時間と忍耐、そして適切な環境が鍵

多頭飼いは、猫同士の性格や相性、そして飼い主さんの努力によって成功するかどうかが決まります。焦らず、猫たちのペースに合わせて、時間をかけてゆっくりと関係を築いていくことが大切です。適切なインテリアと環境調整を行うことで、猫たちが安心して暮らせる空間を作り出し、ストレスを軽減することができます。 今回のケースでは、グレーを基調とした落ち着きのある空間作りが、猫たちのストレス軽減に役立つでしょう。

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