多頭飼いの猫のトラブル解決!先住猫と子猫の仲良しテクニック

子猫を連れて来たら、2匹の猫(先住猫)が争いをはじめ困ってます。2日前に子猫(雄猫)生後1月③を貰ってきてほかの部屋に隔離しています。生後1月の子猫には先住猫のトイレ砂(おしっこの匂い)を全身につけたりその子のトイレの中に先住猫のトイレの砂を入れて匂いを付けるようにしています。しかしながらおかしなことが起こりました。1歳半の雌猫①と1歳の雌猫②が凄くべったりでいつも一緒に寝るほどだったのに②の猫が勘違いしたのか「シャー」と①にいってけんかをはじめ2日たっても収まりません。確実に優劣とかは①が優位を常に今までも保っています。昨晩から②が甘えるように①に少しずつ近づき服従のポーズ?腹を見せたりするのですが①が②を寄せ付けず①が「シャー」といい、「ウーー」とうなり。②は負け猫?のようにとぼとぼ歩いて炬燵の中にすごい速さで逃げて隠れます。時間が解決することを願うばかりですが、こういった場合どう対処したらよいのでしょうか?③の赤ちゃん猫は①②のけんかが落ち着いて少しずつ隔離から解放しかなさそうですがどうしたらよいか解らないので3匹以上猫を飼われてる方ご教授下さい。宜しくお願いします<(_ _)>長文乱文失礼しました。①②の雌猫は避妊手術済です。③は雄猫ですがまだ生後1ケ月です。5か月後までに去勢予定です。

猫同士のケンカの原因と解決策

新しい猫を迎え入れると、先住猫がストレスを感じ、ケンカに発展することがあります。今回のケースでは、子猫の導入によって、既存の猫たちの関係性に変化が生じ、特に猫②が猫①に対して攻撃的な行動をとっているようです。これは、資源(場所、食べ物、飼い主の愛情など)をめぐる競争や、順位の入れ替わり、子猫への嫉妬などが原因として考えられます。 生後1ヶ月の猫に先住猫の匂いを付ける行為は、必ずしも効果的とは限りません。むしろ、猫①、②にとっては、子猫の匂いが新たなストレス要因になっている可能性があります。

猫同士のケンカを防ぐための具体的なステップ

1. 徹底した隔離とフェロモン対策: 子猫は、少なくとも数週間は完全に隔離し、先住猫と接触させないようにしましょう。この間、フェロモン製品(フェリウェイなど)を使用することで、猫たちのストレスを軽減し、落ち着かせます。 部屋を完全に分けることが難しい場合は、ケージやキャットツリーなどで物理的に隔離する工夫が必要です。

2. スローな紹介: 隔離期間後、徐々に猫たちを近づけていきます。最初は、匂いを嗅ぎ合わせる程度から始め、徐々に距離を縮めていきます。 具体的には、下記のようなステップを踏むことをお勧めします。

  • ステップ1:匂いの交換: それぞれの猫のタオルやベッドなどを交換し、互いの匂いに慣れさせます。
  • ステップ2:視覚的な接触: 異なる部屋で、互いに見える位置に猫を置き、様子を観察します。 ケンカが始まったら、すぐに隔離します。
  • ステップ3:短い時間での接触: 安全な場所で、短い時間だけ猫たちを一緒にさせます。 常に監視し、ケンカの兆候が見られたらすぐに隔離します。
  • ステップ4:徐々の時間延長: 問題なく過ごせる時間を徐々に延長していきます。

3. 資源の確保: 猫の数だけ、トイレ、餌場、寝場所を用意しましょう。資源が不足していると、猫同士が争う原因になります。 特にトイレは、猫の数より1つ多く用意するのが理想です。 餌場も、猫同士が顔を合わせずに食事ができるように、離れた場所に設置しましょう。

4. 環境エンリッチメント: 猫が楽しめる環境を作ることで、ストレスを軽減することができます。 キャットツリー、おもちゃ、爪とぎなど、猫が自由に遊べるアイテムを用意しましょう。 窓辺に猫がくつろげるスペースを作るのも効果的です。

5. 専門家への相談: 状況が改善しない場合、獣医や動物行動学者に相談することをお勧めします。 専門家のアドバイスを受けることで、より適切な解決策を見つけることができます。

猫の行動と心理の理解

猫の行動には、必ず理由があります。猫②が猫①に服従のポーズをとる行動は、猫①に対する服従を示している可能性がありますが、同時にストレスや不安の表れでもある可能性があります。猫①がそれを拒否し、攻撃的な行動をとるということは、猫①が猫②の行動を受け入れていない、もしくは、猫②の行動が猫①にとって脅威に感じられることを示しています。

専門家の視点:動物行動学者の意見

動物行動学者によると、多頭飼いの猫において、新しい猫の導入は、既存の猫たちの社会構造に大きな影響を与えます。 特に、既存の猫たちが強い絆で結ばれている場合、新しい猫の導入は、ストレスや不安、そしてケンカを引き起こす可能性が高まります。 そのため、新しい猫の導入は、十分な計画と準備の下で行うことが重要です。 そして、導入後も、猫たちの様子を注意深く観察し、必要に応じて適切な対応をとることが求められます。

インテリアと多頭飼育

猫のストレスを軽減するために、インテリアにも工夫が必要です。 例えば、猫が自由に移動できるスペースを確保したり、隠れ家となる場所を用意したりすることで、猫たちが落ち着いて過ごせる環境を作ることができます。

インテリアによるストレス軽減

  • 高い場所の確保: 猫は高い場所を好むため、キャットタワーや棚などを設置し、猫が自由に登れる場所を作ることで、安全感を与えられます。
  • 隠れ家の設置: 猫は隠れる場所を必要とします。 猫ハウスやダンボールなど、猫が安心して隠れることができる場所を用意しましょう。
  • 落ち着ける空間: 猫がリラックスできる静かな場所を確保しましょう。 騒音や人の出入りが少ない場所が理想的です。 猫専用のベッドやクッションを用意するのも効果的です。
  • 視覚的な遮蔽: 猫が落ち着いて過ごせるように、視覚的な遮蔽物を設置するのも有効です。 カーテンやパーテーションなどで、猫が落ち着ける空間を作ることができます。

グレーのインテリアは、猫にとって落ち着く色と言われています。 落ち着いた雰囲気のグレーの空間は、猫のストレス軽減に役立つかもしれません。 ただし、猫の好みは様々なので、猫の様子を見ながら、最適な環境を整えてあげましょう。

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